« iPad2は父の日のプレゼント | トップページ | 国語科を実技教科にしたい »

2011/07/06

小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること

7/2

ICUの研究会は、「小出記念日本語研究会」というもの。NHK教育テレビ
「伝える極意」の私の出演の部分を見た大会運営関係者が、今回の大会テーマに合うということで、声をかけて下さったのであった。

実は発表資料を書く期間が、急に忙しくなり体調を壊したりということで、とても難儀した準備であったのでした。実行委員にあれこれご迷惑をかけてしまった私のまま、会場のICUに向かいました。

当日は、私の発表と村松健一先生の発表。それをふまえてのシンポジュームでした。大会そのものはその後研究発表、お茶会、懇親会と続くのでしたが、なんと言っても村松健一先生が圧巻でした。

先生は、NHKのアナウンサーから、お茶の水女子大学の教授に転身され、その後独立されています。華やかな経歴で私なんかお会いする機会なんかないんだろうなあと思っていました。というのは私は、自分の修士論文に先生の提唱されたデベカッションを批判しながら引用したこともあり、当然存じ上げていたのですが、まさか会うことができるとは。

先生は、私が体調不良で準備できない時、メールで励まして下さったり、私の出演したテレビに良い評価を下さる等、本当にあたたかく見守りご指導くださって、お会いする前から恐縮していました。

で、村松健一先生です。

講演ではライフヒストリー的に自分がどんな仕事をして何を学んで来たのか、何を身につけて来たのかを語られました。伝える、伝え合う、対話と先生の関心領域が広がって行く。仕事をする中で、さまざまな事件に出合う。これをなんとか乗り越えようとする。そのときに実践があり、工夫が生まれるということを具体的に話して下さいました。

おそらく、創造的な仕事をするということはそういうことなのでしょう。目の前にある小さな問題を(ま、そんなもんだ)と流すか流さないかの違いなのでしょう。その本当に小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること。これが大事なんだと思うのです。村松先生は、反省的実践家なんだなあと思ったわけです。

野口先生は、意図的に経験を積むことが大事だとおっしゃっいます。この言葉を初めて聞いたときには、
(いやあ、オレには無理だ)
と思ったものです。世の中にはこれが出来る先生もいる。若手もいる。だけど、私は無理だなあ。だから、オレはダメだなあと思ったものです。

しかし、目の前のことをなんとかやっつけて行く形で力を付けて行くタイプの学びと言うものもあるのだということを知るようになり、このごろほっとしているのであります。今日の村松先生はそうなのではないかと思うのでした。私なんぞは足下にも及びませんが、この方向性でもいいのではないかというのを強く思えた村松先生の講演でした。ああ嬉しい。

Img_5245

お茶会のあとの懇親会も凄かった。
学生の寮の最上階にあるバンケットホールのような所でのパーティでした。オープンテラスの向こうにはICUの森。そして、先には飛田給にある味の素スタジアム。見事なロケーション。

Img_5255

ICUブランドのワインなどで乾杯をして、美味しい食事をとりながら今日の発表やシンポジュームについて参加者の先生方からお褒めの言葉等を頂き、嬉しい思いをしている所に、花火。味の素スタジアムで行われているJリーグのハーフタイムで打ち上げられた花火でした。

さらに、その後村松先生とじっくりとお話しする機会も得て、なんとも幸せな時間でした。またの再会を約束して、先生をお見送りして私は学生寮にある最新の宿泊施設に泊めていただくのでした。パーティ会場からエレベーターで移動すること二階。なんとも幸せな移動でした。

Img_5280


« iPad2は父の日のプレゼント | トップページ | 国語科を実技教科にしたい »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« iPad2は父の日のプレゼント | トップページ | 国語科を実技教科にしたい »