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2011/08/13

8/6から8/8までの記録です 東京ツアー2

写真の設定は後ほどにして、文章だけ。

8/6

ディベート甲子園初日。
ああ、今年もこの時が来たんだなあと思う。もう16回目だ。

今年は、近畿から京都橘大学付属中学校が中学校二年生チームで全国大会初出場を決めた。実に嬉しい。嬉しいが、ジャッジとしては応援に行けない。基本的に自分の地区の学校の対戦はジャッジをしないことになっているので、問題はないのだが、それでもジャッジがチームの所にいるのは、他の学校から見たらいい気はしないだろう。

開会式の前に一言、
『応援しているよ。強豪高相手にどーんと戦って、ちゃっかり勝ってしまってください』
とだけ伝えた。

16回ともなると、中だるみがあるようにも思うがそうではない。
ディベート甲子園のOBOGたちが大会運営のスタッフになり中枢になりと、とても頼もしく運営してくれている。今回は、オープニングムービー、ツイッターでの速報、U-stでの決勝実況、クロージングムービーなどの工夫もされていた。若者が育って行く傍にいられるのは、実に嬉しい。

夜は、懇親会。
自分でも驚くが、若者の方には参加せずに、ディベート甲子園草創期のメンバー達と飲む。あれこれ懐かしい顔に会って、あの当時の思いを思い出せるのは嬉しい。あの当時、今と同じく教育業界には閉塞感があった。その時、ディベート甲子園を立ち上げようと動き出した時、明治維新を身近に感じることができた。

(日本の教育は変わるかもしれない。いや、変えて行こう)

と。
日本の教育全体は変わることはなかったかもしれない。しかし、確実に一部は変わったと言えるだろう。それは、ディベート甲子園OBOGの姿が証明してくれている。幸せだ。全国の指導者達とこうして杯を交わせる。幸せだ。

8/7

ディベート甲子園二日目。
一日に四試合するチームが出てくる。山場である。
リーグ戦を終えて、トーナメント戦に入ると、一試合の重みがぐっと増す。
この試合で、半年間の準備の集大成になってしまうチームが多く出てくる。殆どの学校が、トーナメント表から姿を消す。

生徒達はなぜディベートに挑むのか。
先生に声をかけられたから、興味があったから、先輩の姿に憧れたから。
いろいろあるだろう。
だが、そのゴールは共通している。勝ちたいということだ。ジャッジを説得して勝ちたいということだ。それは当然である。勝敗のあるゲームであれば、それは頂点を目指すのが当然である。

だが、私たち主催者は違う。全国教室ディベート連盟の目的は、「この法人は、小学校・中学校・高等学校等の児童・生徒及び教員等を対象に教室ディベートの研究会・研修講座・ディベート大会等の事業を行い、ディベートの発想と技術を学校や社会に普及させることをもって、健全な市民社会を構築することを目的とする。」にある。

そして、ディベート甲子園については、参加する彼ら彼女らがこの大会を通して人間的な成長を遂げてくれることを願って行っている。知的にも、体力的にも、精神的にも成長を遂げてほしいと願って行っている。

敗退するチームが、この大会に参加できて良かったと地区予選でも思えるディベート甲子園。そんな大会を目指してジャッジしている。

この夜も、懇親会。
ジャッジはしていなかった昔の仲間がこの懇親会の為だけに駆けつけて来た。出会った頃から確実に16年年を取っている。あの頃とんがっていたメンバーは、やっぱりみんなとんがっていて、16年経ってもあまり変わらない。ただ、私のように仕事が変わった人もいれば、学校でのポジションが変わった人もいる。それぞれの場所で一歩前に出ようとして格闘している。

新しく参加した顧問の先生は
「会話の展開が恐ろしく早いです」
とおっしゃっていた。
そうなんだなあ、このスピード感というかグルーブ感というか。ディベートの仲間達の飲み会はここが心地よい。そして、人を傷つける話は出てくることがなく、くだらない笑いと、明るい未来への展望の話がほとんど。

来年の飲み会を楽しみに散開。

(そうか。今日はひと月遅れの七夕か。こういう七夕もいいなあ)

近くにホテルを押さえておいて良かったと思いつつ、撃沈。

8/8

ディベート甲子園最終日。

近畿の学校が準決勝に残っている。同じ地区の学校のジャッジはしないので、見に行くことにする。地区大会から頑張っている姿を見ているので、ここまで勝ち上がって来た姿を見るのは、やはり嬉しい。膳所高校。近畿大会を三位で通過し、ここまでやってきた。

結果は北嶺高校に負けてしまった。
だが、それはそれはいい戦いであった。
ご苦労さん、そして指導の先生ありがとうございました。

私は中学校の決勝戦のジャッジをすることになった。
光栄だ。今シーズン、半年間準備を重ね、勝ち上がって来たチームたちの最後の一試合である。凛とする。

まだ中高生のディベートを見たことのない人がいたら、是非一度会場に足を運んでいただきたいと思う。ここには二十年後の世界をしっかりと支えて行く若者がいる。応援していただきたい。

高校の決勝戦を見ることなく、私は会場を後にした。
この日の夜に行われる、琵琶湖花火大会を楽しむ為に、六日ぶりに一時的に帰宅するのだ。

新幹線に飛び乗る。
本来なら、見ることの出来ない高校決勝であったが、なんとu-stをしてくれるというのである。なんという贅沢。時速250キロで移動する新幹線の車中で、高校のファイナルを見る。そして、その判定までを楽しむことができた。はああ、なんて幸せな時代なのだ。ありがとうございます。


京都駅は、琵琶湖花火大会2時間前であったが大混雑であった。大津市市民は15万人。そこに花火見学のために15万人やってくるというのだから混雑もするはずだ。

京都駅で旅をしている途中のUさんと待ち合わせ。花火大会にご招待した。ディベートの仲間の一人だ。京都駅伊勢丹で食材を大量に購入して、自宅に向かう。

池田ゼミの四回生と玄関で落ち合う。
打ち上げ1時間前だ。花火大会は始まってしまうと、食事をしている暇どころかビールを飲んでいる暇もなくなる。慌てて食べる食べる。

1時間の花火。
この1時間のために一年を生きているのかなあと思うこともある。

学生達を見送り、Uさんとあれこれ話して寝る。
さ、明日はまた東京だ。

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コメント

もう16回。早いような、遅いような。
近頃、完全に引率に徹していて、懇親会にも顔を出さずに失礼してます。
でも、引率でディベート甲子園に参加できるのもうれしいんですよね。
今回、初日に控え室にいたら、「開会式が始まりますので、円了ホールに移動してくださーい。」とスタッフの女性が声をかけながら歩いてきました。
って、Hじゃないか!
第3回大会、第4回大会に参加したうちのOGでした。
にこっと笑って通り過ぎていくのを見て、しばし、呆然。それから涙が出てきました。

しばらくあってなくて、どうしているかと気になっていた卒業生だったので、元気にスタッフをしている姿をみて、もう胸がいっぱいになってしまいました。

東海高校の引率の村上君とか、市野君とか、工藤君とかとほぼ同期の子ですから、その辺りの人々を取っ捕まえては「Hがいた!」と興奮してました。

こういう所も長年関わっていて感じられるドラマなんでしょうね。

ジャッジは控え室に行けないので、懐かしい皆さんと一言二言でも言葉を交わしたいのですが、それがままならないのがちょっと残念ですね。

私は初日にディベートオープンスペースの仕事を仰せつかりました。女子聖学院の一試合目を見ていました。女子聖学院の立論は、マイクが拾えなかったのですが、彼女らの戦いを見ていました。

途中から解説を始めたのですが、そのあたりで
(あれ、なんか知っている顔)
と思った女性がはいってきました。

解説をしながら核心に変わりました。Hさんだ、と。
試合後、
『いやあ、久し振り、元気していたか? もう30になったか?』
と話しかけていました。
私の気持ちでは25歳位かなあと思って、30歳と言った訳ですが
「今年で29歳です」
と言われて、えええええええ?となりました。
そうか、そんなに時は流れているのかと。

残念ながら今回は筑田さんと会えませんでしたが、教え子達に出会えるだけで(ええ、ディベート甲子園の生徒達は勝手に自分の教え子です)幸せになれるわけで、これはこれで幸せですよね。

と言いつつ、また駒込ででもやりましょう(^^)。

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