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2011/08/24

集中講義三日目 「遠足の実踏計画書」づくり

8/22

集中講義三日目。
この日は、この講座の一つの山になる。特別活動の「旅行・集団宿泊的行事」を学ぶことを目標として、「遠足の実踏計画書」づくりを行う。京都の岡崎公園を中心にして中学校一年生が遠足をする想定で作らせる。

私が教師になった年は、まだ新採研が正式に導入される前の年であった。だが、試験的に導入されていた年でもあった。だから、今思うと教育委員会もどういうことをやろうかということで試行錯誤していたのではないかと思う。

私は新採の集まりの代表をしていたので、新採研の内容をもっと、新人が希望するものに変えてくれないかということを要望していた。例えば、富士山の麓で合宿研修があった。その際に
『一日、ここで遠足をするとどういう遠足ができるか。実施計画書を書く課題を下さい』
と申し入れていた。とても良いアイディアだとは言われたものの、この研修は実施されなかった。

教科の指導については、大学でそれなりに習って来ている。ところが、遠足の作り方などは、全く習っていない。だから、折角富士山の麓にいるのだから教わりたいと申し入れたのだ。ダメだった。

それから20年近い年月が流れて、私は大学で特別活動論を担当することになる。真っ先に思ったのは、この遠足を取り上げることであった。20年前に不満に思ったその思いを、次の世代のこの学生達には思わせるわけにはいかない。そんなことは授業では話さなかったが、そういう思いでやっている。

よく
「先生は、いつ教材研究をしているのですか?」
「いつ、授業を作っているのですか?」
と学生から聞かれる。私は
『いつも』
と答えている。実にそうである。そして、そのいつからと言われれば、12歳の時に授業中に抱いた疑問や不満、そして教師になったばかりの頃に抱いた不満のころからもということになるであろうか。

若いということは、瞬発的にあれこれを変えて行くということを目指す。しかし、そんなに簡単に物事が変わるわけがない。変更すべきポイントをじっくりと見定め、こちら側に実力を付け時期が到来したら一気に変えるのである。

私たちの頃は、遠足の原案を作る立場になるのに、10年ぐらいの時間があったであろうか。その間にあれこれ学んだわけだ。だが、今は若い教師がドンドン現場に出る。もっと早く原案提出権を手にすることになるだろう。学校を帰るチャンスを握る。その際、実力がないとどうにもならない。鍛えたい。

学生達は、早い学生で6時間位で課題を完成させる。
そうでない学生は、翌朝の9時の〆切を目指して頑張ることになる。

『この課題を終わると、(あああ、小中学校の時の先生、ごめんなさい。もう遠足のおこずかいなんていくらでも良いです。遠足二回も行って良いなあなんて言ってごめんなさい)って言いたくなるよ』

と言う。そして、実際そう思う学生達ばかりになるのであった(^^)。

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