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2011/08/24

集中講義最終日。 本日は、行事などの活動後のまとめの指導のあり方について

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集中講義最終日。
本日は、行事などの活動後のまとめの指導のあり方について。

今回は、佐々木先生に来ていただいた。外部講師を招いて授業や行事を作ると言うことは、これからも行われて行くことであろう。その際、生徒が指導を受けた後に、お礼状を書くと言うことは大事なことだと私は考えている。

今でも高校で模擬授業をすることがある。高校の進路指導の一環として大学や専門学校の先生が出向いて行って大学と同じような授業をするのだ。私の『教師になるということ』(ひまわり社)は、この模擬授業をベースにして書かれている本である。

で、この高校での模擬授業だが学校ごとに相当対応が違う。控え室にいる時に業者だけしかいない高校。校長や進路指導部長が来て挨拶する学校。学年の担当の先生が迎えにくる高校。更には、その授業を受ける高校生の代表が迎えにくる高校等、実に様々である。

私は、校長が挨拶をするのも大事だと思うが、もっと大事なのは高校生に迎えにこさせることではないかと思っている。あなた達の為にわざわざ高校まで出向いて行って授業をするのである。授業を受ける本人が挨拶に来る、いや挨拶をする経験を得ると言うことが大事だと思っている。

そして、授業が終わってからも高校によって違いがある。生徒のアンケートを一覧にしてお礼状とともに送ってくる高校。生徒のアンケートのコピーを送ってくる高校。何にも連絡のない高校。実に様々で、実は最後が一番多い。

学校教育現場にいた私は、その現場の忙しさはよく分かる。だが、私は先生がお礼状を書くというのではなく、生徒に書かせるべきだと思うのだ。その経験が進路の学習なのだ。ところが、ここをしないで只単にどのコースに進学したいかということのみで、大学の先生の授業を聴かせている。進路指導の筈なのに、進学指導のみとなっている。

私が中学校で進路指導主任をしていた時、高校の先生に来ていただいて一日中高校の先生に模擬授業をしてもらったことがあった。そのとき、私は「わくわく授業」の収録と重なっていたのだが、準備をして先生方に連絡をし、授業の後は、生徒達全員にお礼状を書かせた。いま、高校はこの準備をして大学と連絡調整をする業者と提携している。私はその部分も自分でやったが、高校はそれは業者がやる。だとすれば、残っているのはお礼状の指導だと思うのだ。

大学生相手に手紙の書き方を指導するのはどんなもんかという思いも私にはある。しかし、指導をしないで「書け」というのは、どうも私にはできにくい。正式な手紙の書き方と、便箋の上下はどうやって決まっているのか? 便箋の上に書く内容、下に書く内容の違いなどのちょっと専門的なことも含めて教えて、実際にお礼状を書かせた。
『手紙の書き方を習うなんてのは、君の人生でこれが最後だからね』
と話しながら。

彼らは教壇に立って、生徒達にお礼状を書かせる側に回る。だから、きちんと手紙が書けなければならない。その指導である。

そして、行事作文の指導。
行事の後にクラスで作文を書かせることは多い。その時に指導をするのは担任である。教科に関係なく作文の指導をする。

この場合、指導と言っても多くは
「さ、原稿用紙を配るぞ。書け」
でお仕舞いになっている。これはおかしい、ダメだということを話して書かせ方を指導する。調理実習で「さ、カレーを作って」といきなり言うわけがない。手順を明らかにして指導する。またできない子どもがいたら、子どもが何に躓いていて書けなくなっているのかを明らかにし、教えなければならない。それを説明した上で学生達に実際に書かせる。30分で原稿用紙2枚を書くためのあれこれを指導。

学生達はあっという間に書けたことに仰天。
これは、国語科教育法で指導する内容と被るが、定番の指導方法なのでここでも活用する。

最後に、この四日間を振り返る。
実踏計画書づくりに参ったと言う学生が多くいるが、遠足の全体の流れの1/16でしかないことを説明する。

そして、最終課題を示す。「実踏報告書」の作成である。
自分で立てた計画書を元に、実踏に行きその報告書を書くのだ。それを元に、実施計画案を立ててとなるのだが、ここから先は教師になってからという話にした。

今年もなんとか集中講義をやり遂げることができた。
佐々木先生と飲んだり、大阪に来ていた藤川先生たちと京都の床に行ったりと、夜は夜で楽しい時間を過ごしながら、昼は15コマ、4日間の講義を終えることができた。これで暫く朝5時に起きる生活からは解放される。

これで少し、夏休みを味わえる。
ふううううううううううう、う(^^)。

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