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2011/08/30

(え? 今日?!)

8/29

集中講義が終わり、その翌日から東京に久し振りに帰省した。東京にはしょっちゅう行っているのだが、仕事。実家に娘と帰ることはなかった。私が集中講義をしている間に、もう既に東京に戻っていたので追っかけて帰ることにした。

髪を切り、私の両親と食事をし、洋服を買いに行き、娘と大きな温水プールに入り、奥さんの両親と食事をしというだけだが、ゆったりとした時間であった。

で、
(あ〜あ、明日の日曜日からゼミ合宿だなあ)
と思いながら、土曜日の朝にメールを開いた。
すると
「合宿の集合場所は、〜」
というメールがゼミ長から入っていた。

(を、丁寧だなあ。明日のことを最終確認か)
と思って読んでいたら、
(え? 今日?!)
思いっきり間違えてしまった。明日からではない、今日から合宿である。
慌ててメールを送る。
これが、集合時間の10:00のこと。

新幹線の予約を一時間繰り上げて、急いで京都に帰る。
帰省の荷物から合宿に必要な荷物を取り出して、心を落ち着けて325iに飛び乗る。

今回の合宿は鈴鹿。新名神高速道路を順調に走らせてなんとか18:00に合宿場所に到着。そのまま、四回生の卒論の目次指導に突入したのであった。なんてこったf(^^;。

宿泊は、公共の施設ということで、なんとアルコールは禁止。事前に申請すれば大丈夫とのことだったが、これをしていなかったのでアルコールはなしのゼミ合宿となったのだ。なんと健全。

相当むくれている顔に見えたのか、学生達は買ってきましょうかと言って来た。勿論隠れて黙って飲んでしまえば飲めるが、そんなこと教師を目指すゼミのゼミ合宿で許されるわけが無い。本日は休肝日ということにして、我慢であったf(^^;。

翌日は三回生の模擬授業と四回生の卒論目次案指導の続き。模擬授業は
10分間。三人の学生が行ったが、すべてカタカナの誕生についての授業であった。打ち合わせたわけではないのだが、そうなっていた。三人が同じテーマでやったのを、結果的に比較することになったのかこれはこれで面白かった。

ただ気になったこと。調べて来たことをなんとか授業の中に入れこんでしまおうとする姿勢が見られたこと。この10分で最終的に伝えたいことは何なのか、理解させたいことは何かを考えて、授業の展開によってはばっさりと切り捨てることが大事なのだが、これができない。

さらにまずいのが、一生懸命に調べて来たことなのではあろうが、それが不十分な知識になっているままということ。ここがだめなので、授業が安定したものになっていなかったということが共通してみられた。今後を楽しみにしたい。

昼は、カレー作りと壇流クッキングにある「丸鳥の穴焼き」。ゼミ生にアウトドアの達人がいるのでカレーとご飯は完璧に薪で作れた。問題は、丸鳥の穴焼き。実は、穴を掘る場所が与えられなかったので、穴焼きにならなかった。

だが、薪の中にアルミホイルでくるんだものを入れてなんとか頑張ったら、出来上がった。もう25年ぶりに食べるのだが、美味かった。

児童教育学科の四回生は、採用試験が7月にあるので、そこまではそれに全力投球。その後にやっと卒論に本腰になれる。ここから12月の卒論提出に向けて、全力疾走するのである。そのために、あと数回卒論の目次案を叩き、修正しながら進む。

今年は、今のところ卒論のテーマを根本的に直すということはなさそうなので、穏やかなスタートが切れそうである。勿論、穏やかなスタートが切れることと、卒論がきちんと仕上がることは別のことだが、それでもそれはそれで嬉しいことだ。

帰りは渋滞も無く、明るいうちに帰宅。
いやあ、ゼミ生には申し訳なかったが、指導にはなんとか間に合って良かった。ビールは無かったが、おいしい料理も食べられて良かった。

ふう。

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