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2011/10/26

学級担任論 レクは、re-creationなのだ

10/26

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本日の学級担任論は、先週に続き学級レクの話。その理論と実例について語る。一言でレクというが、これはre-creationなのである。気晴らしにレクでもいいのだが、re-creationは再び創造するということなのだ。何を創造するか? それは人間関係である。

学級の中の人間関係をかき混ぜてさらに一段高い所にその集団の質を高めて行くのである。学級開きで行うのはアイスブレイクであるが、学期の途中でやるもの、学期の最後にやるもの、一年間経ってやるものなど、それぞれ目的が違い、やることも違う。

私は、一学期打ち上げ花火大会や、学校に泊まって星を見る会などをやってきた。学期の最後には学校中を使って鬼ごっこのようなものをしたこともある。花火大会の時は、地域の公園を借りてやったのだが、事前に生徒達を地域の人たちにご挨拶に伺わせた。

「7月○にちは、1年3組で花火大会をやります。うるさくなりますが、よろしくお願いいたします」と班毎に地域を決めてさせた。子ども達は嫌がったり照れていたりしたが、させた。すると、地域の人たちは「偉い!」と言って、お菓子や花火を差し入れしてくれた。

そういうもんである。そして、そういうことをさせるのが、この花火大会の大きな役割だと私は考えていた。自分たちが楽しむとき、それを迷惑だと考える人たちはいないか? いたとしたらどうしたらいいのか。社会で生きて行くということは、ここを考えていくことだと思うのだ。

また、行事を行うときににクラスで話し合いがもたれて、多数決で決められることが多い。多数決で何をするかが決まるわけだ。多数決は少数意見を大事にするということが言われるが、どう大事にするのかということについて、実はほとんど教えられていない。学生たちに今日聞いてみてもそうだった。

少数意見は、条件に入れるのである。例えば、クラスが30人で16対14でレクがバスケになり、サッカーが負けたとする。そのとき、「じゃあ、次はバスケね」とするのである。こういうことをする。30人のうち、3人が何もしたくないと言えば、年に一回、何もしないレクを入れるとかするのだ。

自分が楽しいと思う時、(面白くないと思っている人はいないか?)と考えられる子どもを育てたい。面白くないと思っている人は「実は、楽しめていない」と言える子どもを育てたい。それがクラスの中で話し合いの中で出てくる時、クラスはその行事を通して、次の段階に進める。

行事を楽しむ。レク。そう、気晴らしでも良い。だけど、そこを通してクラスの子ども達が、もう一歩成長する機会を得られるようにするのが、学級担任の仕事だと思うのだ。ここが出来るようになってくると、次は、学年。そして、学校と範囲を広げて企画を立てられるようになる。

私は、仲間と一緒に「学校でワールドカップを見る会」http://t.co/QhuzFbDl まで企画してしまった。学校はその気になれば、結構いろいろなことができるのだ。子ども達を楽しませて、力をつけさせたい。クラスを育てたい。レクは、re-creationなのだ。

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