Stay hungry、Stay foolish.
10/6
書道をやっている私が、こうしてMacを友にすることなんて教師になった頃には考えもしなかった。教師になった時、20人の職員室でワープロを使えた人は私ともう一人。Rupoの世界であった。
当時清書マシーンと思われていたワープロ。
「池田さんは、字が書けるのになんでワープロを使うの?」
文章を書くための道具とは思われていなかったのだ。
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PC98にするかMacにするか。最初のコンピュータを選ぶ時は相当考えた。PC98を使っている人の話を聞いて頭の中がPC98だらけになり、そしてMacを使っている義父に話を聞いて頭の中はMacだらけになり。これを繰り返して、最終的には仕事でありとあらゆるコンピュータを触ってきた義父が、その中で選んだMacにしたのが始まり。
私のMacはカラークラッシック2、カラクラ2から始まった。
◆
今はMacBookAir。持ち運んでいるのも忘れてしまうぐらいの軽さだ。私は実は家と職員室とカラクラ2を持ち歩いていたのだ。分かる人には分かるが、小さなテレビを持ち歩くのと変わらないぐらいのことをしていた。だって、それはそれは魅力的なものだったからだ。
Macはコンピュータではなく、電子文房具だと思っていた。Macでは、思考の自転車という言い方をしていた。自転車は、その人の運動能力を4倍に高めてくれるというのだ。Macはその人の思考力を4倍に高めてくれるというのだ。実に分かりやすいたとえだと思ったものだ。
◆
あれから、カラクラ2、PowerBook150、PowerBookcs,
1400c,ibook,MacBook Pro15,iMac21,iMac27,MacBookAir2、MacBookAir3と手にし続けてきた。iPodもシャッフルを手にしてから、iPod touch2、iPod touch3、さらにAppleTV,iPad2、iPhone4と。
改めて書き出してみると、凄いな。
なんかここだけ書くと単なる物欲君のように見えるが、購入の際は新しい機種が出た時に、現行機種が一気に安くなるそのタイミングで買っているものばかりなのだ。新品でその時の一番いいのを手に入れたのは、大学に移ってからMacBook Proからだ。
原稿と写真と音楽。ネットとメール。私の使い道はほとんどそれだけ。だけど、Macのお陰で本当に気持ちよく毎日を送ることができている。世界の幸せに大きな貢献をしているのがMacというのを多くの人が認めるだろう。
◆
そのMacを作ったジョブズが亡くなられた。早すぎる。
だが、その精神はしばらくは受け継がれて行くだろう。
そうでなけば、世界中のMacファンは悲しむ。
Macだけでなく、こんなすばらしいスピーチをも我々に残してくれた彼に、心から感謝の気持ちをあらわしたいと思う。
Stay hungry、Stay foolish.
http://video.google.com/videoplay?docid=9132783120748987670
ありがとう。
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コメント
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Stay hungry、Stay foolish.
僕もこの題名で書きましたわ〜
投稿: 藤崎です | 2011/10/06 15:15
これだよな。これ。
投稿: 池田修 | 2011/10/06 22:10