高松に向かう 「日本生徒指導学会第12回大会香川大会」
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シャワーを浴びて気持ちを整えて、新幹線、マリンライナーを乗り継いで高松に向かう。香川大学で行われる「日本生徒指導学会第12回大会香川大会」の中での香川大学教育学部附属教育実践総合センターとの共催の講座を行うためである。
昨年は、「伝えるということ」というテーマでお招きいただいた。今年は生活指導に関して。『こんな時どう言い返す』の講座をお願いされた。国語と生活指導と二つのテーマで読んでいただけるとは嬉しい。
瀬戸大橋を渡って香川に向かう。
しかし、この橋を渡るのに別料金が掛からないというのはいいなあと思う。
馬鹿みたいに窓にへばりついて海を眺めていた。
美しい景色、良いなあと思う。
◆
講座の参加者は当初想定していた若手教員ではなく、それこそベテランの先生、指導主事、管理職、研究者がほとんどになっていた。70人ぐらいの参加者。
(私が話しても良いのだろうか?)
と思わず思ってしまった。が、まあ、現状に最善を尽くすしかない。2時間の講座に力を注ぐ。
感想を見る限りでは、及第点を頂いたようだ。
自分でやる授業はいいのだが、こうしてお招きいただいてやる講座というのは、未だにどうもどきどきする。それは昨日も同じだ。読んで下さった方の顔に泥を塗ってしまうことにならないかと心配する。自分のことであれば、大概のことは上がらない私も、人様が絡むとやや緊張することもある。
講座には、教え子も来ていた。来年の春から高知の小学校の先生に合格した卒業生。本当は、香川県の書道の先生に合格した卒業生も参加するのだったが、仕事で来れず。これは残念。また、縁があって学生時代から私の講座を受けている小学校の講師の先生も(この先生も春から正規教員に合格)参加。こうして顔を見られるのもいいものだ。
◆
講座が終わってから教え子とお茶をする。本当は懇親会にもと思っていたが、香川から高知は高速バスで2時間は掛かる。ちょっと無理なのでお茶をする。そして、高松の町であれこれする。忙中閑ありだ。
この日の懇親会も楽しかった。懇親会なんだから楽しいだろうと思うかもしれないが、そう簡単なことではない。私を読んで下さったS先生のお人柄に包まれながら、そしてスタッフのみなさんの暖かさに包まれながら、私は幸せだなと思うのだ。このスタッフの中で一緒にお酒が飲めるってのはねえ。人生の中でたった二日しか同じ時間を過ごしていないのに、こういうおつきあいをさせていただけるなんてね。
また、新しくお会いした先生が、私の大学の大先輩だということも分かった。まさか、香川で院友に会うことになるとは。嬉しいことだ。
締めのうどんを食べて、幸せに爆睡。
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