で、何が三つ重なる? 何が三つ重たい?
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出張で三重県に出掛けていた。
普段さほど関わりのある所でもないので気にしていなかったのだが、三重という文字を見ていて、
(さて、何が三つ重なっているのだろう?)
(いや、三つ重たいものがあるのか?)
と興味を持った。
ちょっと調べてみると、元々三重県の県庁所在地は四日市にあって、そこに三重郡というところがあったそうな。そこから県庁所在地は津に移るのだが、その名残があってか三重という名前を県の名前にしたようだ。
で、何が三つ重なる? 何が三つ重たい?
と思って調べていたら、これは水(み)辺(へ)だという。鈴鹿川の辺りという説があるのだそうだ。ということは、重なってもいないし、重くもないということなんだな。へー。
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私たちが生まれる前から社会は当たり前のような顔をして存在していて、私たちがこの世からおさらばしても存在する。だから、当たり前すぎて気にもしないことは沢山ある。この三重県という地名だって200年前にはなかったわけで、今後どうなるかもわからない。
さらに、今ある三重県という名前の由来だって、取りあえずでも知っている人は、さて、どの位いるのだろうか。私は関東の「ことばめがね」を持っているので、関西のあれこれが面白い。面倒くさいというよりは、面白い。
知るって楽しいねえ。
写真は、紀伊半島から望む太平洋の「かぎろひ」。
写真左側に、関空が微かに見えます。
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