『世界でもっとも阿呆な旅』(幻冬社)をざっと読了
『世界でもっとも阿呆な旅』(幻冬社)をざっと読了。
ああ、これこそ誰も(特に男子)がみな中学校の社会科の授業のときに憧れた旅だ。社会科の先生は必携だろうなあ。「珍地名100カ所以上に行ってきました」である。例の、スケベニンゲン、エロマンガから始まって、凄いです。
くだらない。実にくだらない。
しかし、このくだらなさに情熱を掛けて13年も世界を旅することが尊い。
全部クリアしたからと言って何か特別得るものがあるのだろうか。
あるとすれば、
(あんたも好きだねえ)
という視線であろう。
しかし、私は熱烈に応援する。
こういうことができるのが、大事なのだ。
誰に言われたのでもなく、むしろ馬鹿にされるであろうことに情熱を掛けて挑む。
こういうことが大事なのだ。
私たちの周りには、いくつものアイディアがある。
分かっている。
だけど、それを実行に移すかどうかは別だ。
その実行に移す過程にこそ、人生の醍醐味がある。
見ているだけでは、勿体ない。
読んでいるだけでも、勿体ない。
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