『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』を読み終える
12/9
『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 伝説の灘高国語教師 橋本武の流儀』(伊藤氏高著 小学館)を読み終える。
すごい。
良い。
私は間違っていなかった。
このやろうやってやるぞ。
読後の感想である。
灘中学で『銀の匙』一冊を、三年間かけて読むという実践を30年間続けた先生の記録。
そして、その教え子達の記録である。
国語の教師に、広く読まれるべき本である。
国語の教師なら、橋本先生の国語の授業観を身に浴びるべきだ。
未読の方は、是非年末年始に読まれることをお勧めする。
授業がしたくてうずうずすることになるはずだ。
私はこの本を読みながら、授業の準備をもう一度やり直したくなってやってしまったり、
研究のアイディアがどわああああと浮かんで来たりで、もうとても幸せであった。
本当に、良かった。
« 「神を降ろす」方法 | トップページ | 新人先生なぜ辞める……大半は「精神疾患」 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
池田先生、まったく同感です。
私も夏に読みました。
最初、週刊誌の記事に触発されて
http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/3526519b01ad511a61742fed02509563
そして、単行本も
http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/40493b157d241b9ffff75534848d7c5e
立ち姿の美しさが目に浮かんでくるようでした。
投稿: spring | 2011/12/10 08:53
sprig先生、コメントありがとうございます。
先生もそう思われましたか。
凄いですよね。
勿論、橋本先生の膨大な知識や指導力、教育観。これが大前提。そして、それを思う存分生かすことの出来る教育環境。これらがなければ達成できないことだとは思います。
こんな条件が揃うわけが無い。
しかし、いくつかは揃うかもしれない。うまく行けば揃えられるかもしれない。
いや、現状にだって何か出来るかもしれない。
そんなことを思わせて下さる本でした。
やるぞおおお(^^)。
投稿: 池田修 | 2011/12/14 17:51