週末は走り回った
12/19
ふう。
週末は走り回った。
土曜日は、大阪のある教育委員会主催の講座。150人相手にあれこれ。2時間だったけど、やはり時間が足りなかったなあ。
この日は本当は電車で行く予定だったのだが、急遽自動車に変更。E91で高速を流す。松岡直也さんの曲を流しながら大阪湾の上を走る高速は気持ちよく、降りるはずのインターチェンジを乗り過ごしてしまうというミス。40分前に到着の予定が5分前になってしまった。
終わってから、知り合いといま取りかかっている研究についてあれこれ話を聞いてもらう。私は、話を聞いてもらって自分の考えを整理するタイプなので、とてもありがたい。良いヒントももらう。
その後、また車で帰るのだが、名神高速道路に乗り継ぐ所を危うく間違えそうになったりで、危なかった。その上、疲れも出てきて眠たくなってしまったので、SAで仮眠。10分ねるだけで本当にすっきりするからなあ。
2時間の講座のために、まるまる半日以上、いや、準備を入れると勿論それ以上の時間を使っている。この講座が役に立ってくれれば良いなあ。
◆
日曜日は、全国教室ディベート連盟近畿支部の冬のディベート交流会。京都橘大学付属中学校を会場にして行った。中高とも同じ論題でやった。【日本は遺伝子組み換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か】である。
中高一緒にやるというのは、なかなか面白かった。
私は中学を一試合、高校を二試合ジャッジした。
三試合とも主審ということでコメントをあれこれ考えるのは、面白かった。
一つ分かったのは、中高で論証の流れはあまり変わらず、精度が違うということであった。
ただ、圧倒的に違ったのは、第二反駁。第二反駁の議論の価値の比較がさすが高校生ということだったなあ。
議論の価値の比較というのは、メリットでメリットのラベルの比較だけでなく、そこに含まれている価値の比較なのだが、これがなかなか出来ない。今回、ある高校は、肯定側として、食品は予防原則で政策を立てるべきであるというスタンスをとり、否定側の取り組みをリスク分析という形で対象化して価値の比較を行っていた。とても分かりやすい議論であった。
こういうことができるようになると、ディベートは面白いし、ジャッジも楽になるなあと思うのであるf(^^;。
終わってからの打ち上げは、足を伸ばした。中書島にある「黄桜カッパカントリー」名前はいかがなものかと思うが、これはなかなか良かった。ここいらあたりを龍馬がうろうろしていたんだろうなあと思いながら美酒を頂く。
一年があっという間に過ぎて行く。
この一年で何を成すことができたのかと思いながら、若い仲間と一緒に杯を重ねた夜であった。
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