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2011/07/09

池田の関わった新刊三冊のご紹介

この一ヶ月の間に三冊本を出すことができました。一冊は単著。二冊は監修の本です。ありがとうございます。ご紹介いたします。

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『先生 子どもたちをよろしく! 担任の仕事を楽しもう』(学事出版 池田修 単著)

大学で行っている「学級担任論」の授業をベースに、会話文をメインにして書きました。以下目次です。


■学級担任になって
・子どもたちに出会うまでに
・適切な距離感をもとう
・指導哲学をもち、笑顔で切り返そう
・読みやすく正しい文字を書こう
・学級開きで人間関係を築こう
・担任の一日の仕事~記録と計画~
・学級年間指導計画を作ろう
・学級データを管理しよう
・学級通信を出そう
・行事作文を書かせよう
・通知表を書くポイントは

■学級集団づくり
・レクリエーションの秘密
・公的グループと私的グループ
・プロジェクトチームをつくろう

■学級の環境づくり
・教室を整えよう
・教室に潤いを
・席替えをしよう
・給食当番の仕事は

■生活指導
・生活リズムをどう指導するか
・忘れ物が減らない?!
・遅刻をどう指導するか
・私語への指導ポイントは
・いじめ問題にどう対処するか
・規律が存在しにくい子どもへの指導
・学習遅進児への指導をどうするか

■親への対応・職員室で
・家庭訪問12か条
・保護者とどう関わるか
・職員室でのいじめ


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『テストの花道---人は「考え方」を手に入れたとたん頭がよくなる!
』(河出書房新社 NHK『テストの花道』制作チーム編 池田修ら監修)

去年から番組づくりに関わっているNHK教育TVの、「テストの花道」から生まれた本です。考え方を手に入れるにはどうしたらいいのかということを考える本です。番組では高校生を対象にしていますが、小学生から大人まで活用できます。以下目次です。

1章 今日から変わる!やる気のスイッチを入れる花道
三日坊主を卒業!計画するチカラ
●やる気が続く勉強プランが立てられる

毎日の勉強から本番まで!集中するチカラ
●自分が集中しやすい“条件”がわかる
こんなユニークなやり方も!集中するチカラ・番外編

うまい覚え方、あります!暗記するチカラ
●記憶が苦手でもきちんと頭に残る

2章 まずは基礎から!実力をいっきに底上げする花道
あやふやのままではダメ!根拠をはっきり言うチカラ
●自信を持って正しい選択肢が選べる

理解のバロメーター!要約するチカラ
●本当にわかっているから要約できる

授業中から差がつく!テストの花道流ノート術
●普通のノートが「自分だの参考書」に

“思い込み”をなくす!情報を読みとるチカラ
●出題者が「何を求めているか」わかる

どんどん筆が進む!論理的な文章を書くチカラ
●「何を」「どう書くか」がハッキリする

3章 応用問題も怖くない! 確実に答えを導きだす花道
カギは“ものさし”にあり!比べるチカラ
●複数の事柄をしっかり分析できる

“わかった気”になるのは危険!解釈するチカラ
●受け売りでなく「自分の言葉」で語れる

難問にも立ち向かえる!仮説を立てるチカラ
●「三つのプロセス」で正解にたどりつける

丸暗記より効率がいい!つながりを見つけるチカラ
●“関係”をつかめば、忘れても正答できる
英単語がみるみる覚えられる!つながりを見つけるチカラ・番外編

4章 もっと勉強したくなる!「考えること」が楽しくなる花道
強いのは“客観的”な人!修正するチカラ
●「弱点」と「解決策」にみずから気づける

論述問題や企画に不可欠!新しく発想するチカラ
●「ナイス・アイデア」を具体化できる

“熱い思い”だけでは届かない!しっかり伝えるチカラ
●取りこぼしをなくして得点アップ

チャレンジ問題 解答例/139
総合力テスト/140


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『新版 掃除サボリの教育学 たかが掃除 されど掃除』(学事出版 家本芳郎著 池田修監修)

家本芳郎先生の同名の名著『掃除サボリの教育学』の新版です。掃除指導という具体的な指導を通して、学級を経営するということ、生徒を指導すると言うことはどういうことなのかを論じています。

読み終わると、自分のクラスの児童生徒に会いたくなる本です。以下目次です。

第1章 掃除サボリの背景
1 掃除サボリの実態
2 環境への愛の欠如
3 学校への愛を失う
4 めだつ女子の掃除サボリ
5 掃除よりも大切な塾
6 家の手伝いをしなくなった
7 労働に閉じたからだ
8 掃除の仕方がわからない
9 ゆがんだ清潔感
10 共感的指導の不足
11 貧乏な学校掃除
12 教師の多忙さ
13 掃除サボリから見る実践課題

第2章 掃除サボリの指導を見る
1 無言清掃学校の管理掃除
2 罰当番か当番はずしか
3 部活と掃除サボリ
4 掃除サボリ対策パフォーマンス
5 掃除サボリに理あり
6 文学作品を使った掃除サボリ対策
7 便所掃除の歌
8 学年集中指導方式による掃除の指導
9 先頭に立つ教師


多くの方に手に取っていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


明日の教室 7/30 野中信行先生

明日の教室 7/30
野中信行先生の申し込みを開始しました。
お待ちしております。

http://kokucheese.com/event/index/14067/

空を見ていた一日だった。

7/8

金曜日は、なるべくオフにするようにしている。
娘(3)を幼稚園に送り出した後、読みたいまま投げ出してある本を午前中は読みまくる。

昼はパスタ。
辛いイカスミソースにトマトとスイートバジルをあしらって。

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今日は風が強かった。
南からの風がずっと琵琶湖の上を通り抜けていた。
空が美しい。ボッーッと見ていようと思った。
ベランダの椅子に体を投げ出し、アイスティーを作って体を横にしたら、そのまま寝てしまった。

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娘が帰って来たので、前からの約束の通りにプールに行く。
去年は終わる30分前に良く行った。体を冷やしすぎないようにだ。
今年は1時間前に行く。

プールでは娘が
「まだ遊べる?」
と何回も聞く。
『まだ大丈夫だよ。大きくなったから、沢山遊べるよ』
「やった!」
と叫ぶ娘。大きくなって嬉しいのはお父さんだよ。

比叡山を従えた空が美しい。

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さらにプールの後にのんびりと琵琶湖を眺める。

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家に帰ってきて食事に出かける準備をしていたら、東の空が赤い。
夕陽の照り返しが東の空に反射しているのだ。
この照り返しは、実はとても珍しい。
西の空が晴れていて、しかも東の空に鰯雲のような雲がないと発生しない。

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空の様子を見ると、まさにその感じ。
これはひょっとすると凄いことになるぞと暫く見ていたら、これが本当に凄いことに。
ほんの10分ぐらいのことだが、見とれる。

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空を見ていた一日だった。

2011/07/08

国語科を実技教科にしたい

7/8

七夕の午後、関西のある小学校に出かけて行った。校内研修会の講師として招かれたのであった。今日のテーマは「言語力育成の方略 思考力育成の授業づくりにおける教材開発」というもの。学習指導要領が改訂され言語力が重視されることになり、このようなテーマで招かれることがこのところ多くなった。

準備に時間をかけてあれこれやったので、ハンドアウト5p、資料25pにもなってしまった。ああ、これをベースにして本が書けるなあと思ってしまった。

校内研修会には、校長、教頭先生も一緒に20人弱の先生が参加された。120分ということなので、まあ時間があるだろうと前半を丁寧にやってしまい、結局後半は時間が足りなくなってしまった。すみません。でも、満足してくださったようで良かった良かった。

言語力育成のキーワードとして私が考えていることは、言葉遊びである。
言葉遊びが豊かにできる子どもは、言語の力があると私は考えている。言葉の数が多く、処理スピードも速くないと言葉遊びはうまく行かない。

娘(3)を見ていて、子どもは楽しいから繰り返すんだなと思うのだ。繰り返すから力がつくというのはそうだと思うのだが、楽しいから繰り返すというのが子どもの本来の姿かなあと思うのだ。

言葉遊びは、遊びである。
楽しくて繰り返す。だから身に付いて行く。
そんな学習のシステムを作ることができないだろうかと考えているのだ。

国語科を実技教科にしたい。
これはもう10年ぐらい前から私が言い続けていることである。
読む、書く、聞く、話す。
これらの言語活動は、言葉の活動である。
頭の中だけで理解するという学習ではなく、実際にやる学習。これが大事だと考えている。

そんなことを考えながら中学校現場にいたときにやっていたあれこれを例に出しながらの120分+αであった。

終わってから近くの店で懇親会。
校長、教頭先生まで参加されての10名ぐらいでの懇親会。
なんかすごくいい職員室のチームだなあと感じた。
このチームの一体感を生んでいるのが、校長先生と教頭先生というのがよーくわかった。

私が言うのも僭越だが、もっといい学校に育つんだろうなあと思ったのでした。

2011/07/06

小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること

7/2

ICUの研究会は、「小出記念日本語研究会」というもの。NHK教育テレビ
「伝える極意」の私の出演の部分を見た大会運営関係者が、今回の大会テーマに合うということで、声をかけて下さったのであった。

実は発表資料を書く期間が、急に忙しくなり体調を壊したりということで、とても難儀した準備であったのでした。実行委員にあれこれご迷惑をかけてしまった私のまま、会場のICUに向かいました。

当日は、私の発表と村松健一先生の発表。それをふまえてのシンポジュームでした。大会そのものはその後研究発表、お茶会、懇親会と続くのでしたが、なんと言っても村松健一先生が圧巻でした。

先生は、NHKのアナウンサーから、お茶の水女子大学の教授に転身され、その後独立されています。華やかな経歴で私なんかお会いする機会なんかないんだろうなあと思っていました。というのは私は、自分の修士論文に先生の提唱されたデベカッションを批判しながら引用したこともあり、当然存じ上げていたのですが、まさか会うことができるとは。

先生は、私が体調不良で準備できない時、メールで励まして下さったり、私の出演したテレビに良い評価を下さる等、本当にあたたかく見守りご指導くださって、お会いする前から恐縮していました。

で、村松健一先生です。

講演ではライフヒストリー的に自分がどんな仕事をして何を学んで来たのか、何を身につけて来たのかを語られました。伝える、伝え合う、対話と先生の関心領域が広がって行く。仕事をする中で、さまざまな事件に出合う。これをなんとか乗り越えようとする。そのときに実践があり、工夫が生まれるということを具体的に話して下さいました。

おそらく、創造的な仕事をするということはそういうことなのでしょう。目の前にある小さな問題を(ま、そんなもんだ)と流すか流さないかの違いなのでしょう。その本当に小さな問題を蔑ろにせず、課題として解決しようとする姿勢を続けること。これが大事なんだと思うのです。村松先生は、反省的実践家なんだなあと思ったわけです。

野口先生は、意図的に経験を積むことが大事だとおっしゃっいます。この言葉を初めて聞いたときには、
(いやあ、オレには無理だ)
と思ったものです。世の中にはこれが出来る先生もいる。若手もいる。だけど、私は無理だなあ。だから、オレはダメだなあと思ったものです。

しかし、目の前のことをなんとかやっつけて行く形で力を付けて行くタイプの学びと言うものもあるのだということを知るようになり、このごろほっとしているのであります。今日の村松先生はそうなのではないかと思うのでした。私なんぞは足下にも及びませんが、この方向性でもいいのではないかというのを強く思えた村松先生の講演でした。ああ嬉しい。

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お茶会のあとの懇親会も凄かった。
学生の寮の最上階にあるバンケットホールのような所でのパーティでした。オープンテラスの向こうにはICUの森。そして、先には飛田給にある味の素スタジアム。見事なロケーション。

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ICUブランドのワインなどで乾杯をして、美味しい食事をとりながら今日の発表やシンポジュームについて参加者の先生方からお褒めの言葉等を頂き、嬉しい思いをしている所に、花火。味の素スタジアムで行われているJリーグのハーフタイムで打ち上げられた花火でした。

さらに、その後村松先生とじっくりとお話しする機会も得て、なんとも幸せな時間でした。またの再会を約束して、先生をお見送りして私は学生寮にある最新の宿泊施設に泊めていただくのでした。パーティ会場からエレベーターで移動すること二階。なんとも幸せな移動でした。

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iPad2は父の日のプレゼント

7/1

翌日のICUでの講演とシンポジュームのために東京に移動。
出かける前にネットで確認したら、ヨドバシカメラにiPad2が入荷したとの情報を得る。新宿店で買おうと決意。

こんなに新幹線に乗る人生が待っていたとは思わなんだ。
今年も既に東京京都を何回往復しているかなあ。この8月だけで5回ぐらい往復しそうだし。

ま、そのお陰でEX予約でポイントが溜まり、無料でグリーン車にアップグレードであった。これはこれで嬉しい。久し振りだなあ。集中して仕事をしようと思ったのだが、はい、ぐっすりと寝てしまいました。体にはいいんだろうけどね。

ヨドバシカメラでiPad2を購入。
今日は震災後初めて実家に泊まることにした。iPad2は父の日のプレゼント。XPがまったく分からない私には接続できるのか心配であったし、また、長嶋茂雄さんと同じ年の父に使いこなせるかどうか少し心配でもあった。

結論から言えば、XPマシーンに繋ぐことと、Face Timeの為に新たにgmailでアカウントを設定するあたりに手間取ったぐらいであとは問題なく設定は完了。さらに、父親の方はちょっと教えただけで

「これは、いい。お母さん、お母さん!」

とすぐに自慢し始めた。
実に便利だ。
私のiPhone4でFace Timeでのやりとりをする。
便利便利。

設定完了を祝ってビールで乾杯。
そんなところに弟からメール。
打ち合わせもしていないのに、弟もiPad2を購入したとのことであった。
これで楽にテレビ電話ができる。

これで念願がかなって肩の荷を降ろしたのでありました。

『伝える極意』の再放送 7/7 9:55~ NHK教育テレビ

『伝える極意』の再放送のご案内です。
この回はロンドン大学の授業でも使われたということが、最近分かりました(^^)。
良かったらご覧下さい。

引用開始 ーーーーーーーーーー

「話して聞いて幸せになろう ~話し合い~」
本放送:平成23年7月 7日(木)9:55~11:10 NHK教育テレビ
再放送:平成23年7月14日(木)9:55~11:10 NHK教育テレビ

○内容
学校でよく行われる話し合い。
何かを決める時、どう話し合ったらいいのか、
京都橘大学の池田修さんが極意を教えます。
話し合うのは、熊本県阿蘇郡小国町立万成小学校の
5・6年生、全部で11人。
テーマは最近みんながやっているバレーボールについて。
「全員が楽しめるルールを作る」
これを目標に、話し合いを繰り広げます。

○池田流 話し合いの極意
・はっきりとした目標を決める
・実さいにたしかめる
・だれかのためになる意見に耳をかたむける

○感想やご意見をお聞かせ下さい。送り先は2つあります。
1)番組ホームページ
 http://www.nhk.or.jp/gokui/のご意見・お問い合わせへ
2)NHKのホムページへ
 http://www.nhk.or.jp/css/goiken/index.html にアクセスし、
「メールでのご意見・お問い合わせ」の「メールフォームはこちらへ」から書き込んで下さい。

頂いた感想やご意見は、番組の作りに活かしていきたいと思っています。
周りの方にも宣伝して下さい。
よろしくお願いします。

※この番組は、インターネットでもご覧頂けます。
番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/gokui/の「番組をみる」をクリックしてください。

引用終了 ーーーーーーーーーー

です。
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