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2011/09/03

別れる店があれば、新たに出会う店もある

9/3

二泊三日の東京出張を終えて、帰路につく。去年から関わっている仕事の打ち合わせだ。メンバーは結構入れ替わっているが、私はまだやっている。一度始めたことはやりきらないとその仕事から学ぶことは半減すると思っている。それはアルバイトであっても同じで、アルバイトでも最低一年間は続けなければならないと思っている。

声が掛かるうちはやりきろうと思う。

で、この打ち合わせが終わってから、いつもの店で食をしたのだが、その前に少し時間があったので、学生時代にこの街で最初に行ったバーに寄ってみた。これがとても残念であった。

老舗のバーである。
いや、老舗だと思っていた。
ところが、ただの古いバーになっていた。
バーと言うのは、サービス業の最たるものだと思うのだが、とても寛げるものにはなっていなかった。

客からの正当な指摘を、単なるクレームとしか考えられず、最初から食い逃げしようと企んでいると思い込んでいるような言動があって、もう、驚くばかりであった。バーテンダーのあの目はダメだ。いきなり憎悪の目だったもんなあ。

ああ、残念だな。もう、あの店には二度と行くことも無いな。
一緒に行ったメンバー全員がそう思うのでありました。

で、いつもの店で食事。
相変わらず美味しい。安心して食べられる。
こうでなきゃ。

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もう少し話したいなあと思ったので、一緒に食事をしていた人の知り合いのバーに行く。五年ぶりだとか。だけど、これがまあびっくりする位最初の店とは違って、いい。

バーの良さは、その空気感にある。適度な重厚さのある方が私は好きだ。インテリア、食器、酒器、客同士の会話、そしてそこで働く人たちの存在。邪魔にならず必要な時にはすぐに応えてくれる。その適度な重さが、アルコールと相まって、すっと疲れを抜き出してくれる。

オーダーだ。こちらのリクエストをしっかり聞いて、そのリクエストのど真ん中を出して来てくれた。この店での一杯目は、これ。

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http://www.highlandpark.co.uk/

今年は就職して四半世紀。「ど根性ガエル」の町田先生と同じである。
そこで、バーでは25年ものを頼むことにしている。
自分が走り続けて来た年月に熟成を重ねて来た一杯をあれこれ思いながら味わいたいと思って25年ものを頼み続けている。

とても良い一杯だった。
私の25年はあっという間だったなあと思うが、その25年も樽の中にいて、こうして出会うのを待っていてくれたのだなあと、勝手に思う。

すると、カウンターの上に何やらもう一本瓶が並んだ。
『ん?』
「違う種類ですが、26年ものもございました(^^)」
とバーテンダー。
「来年、是非、お楽しみください」
こういうのが嬉しい。

うまく行くと、来年もこの打ち合わせは続きそうだから、是非頂きましょう。

谷中ショウガを使ったオリジナルのカクテルをもう一杯貰い、ホテルに気持ち良く帰るのでありました。別れる店があれば、新たに出会う店もある。そして、また新しい明日が始まるのだな。


2011/09/01

永遠に続けたいと思いながら、娘の三歳の夏は終わる

8/31

台風の影響だろう。風がずっと吹き続けていた。
八月の終わりである。

思い出すのは、この詩だ。

引用開始 ーーーーーーーーーー

このごろは 
あなたにほれて居てほれてゐて
どうにもならぬほど 
ほれて居て
それで居て
あたしもさりげない顔をして
とうとう夏も終わるか

1924.8.31作 川上澄生

引用終了 ーーーーーーーーーー

中学の生徒には毎年のように紹介していたなあ。
夏を迎える前は、今年の夏こそは何か大きなことがある。そして、何か大きなことを成し遂げたいと思いながら迎える。

しかし、実際はほとんどこの詩の通りだ。

松岡直也さんの曲を流しながら、午前中を過ごす。
"Sun Spot Dance"
などを聞きながら。

夏はこうして終わって行くんだよなあ。

午後から出かける。
食事をして、プール、温泉という夏の終わりを楽しむ時間にしようと思ったのだ。

バーベキューランチをする予定だったのだが、なんと前日までに予約をしないとダメだと言うことが分かりがっかり。店を移して、食事をしてプールに向かう。すかっと晴れてはいないので、少し寒い。だが、娘はどんどんプールに入る。

私はプールサイドで足を濡らしていようかと思ったのだが
「お父さんも、どーんって入って」
というリクエストで、仕方なしに入るf(^^;。

プールに入り、お風呂に入り。
これをこの夏に何回したことだろうか。
永遠に続けたいと思いながら、娘の三歳の夏は終わる。

2011/08/30

朝から滋賀大学付属中学校に行く

8/30

朝から滋賀大学付属中学校に行く。情報学に関する研究発表会。去年も出かけて行ったが、今年も声をかけていただいたこともあって出かけて行った。

国立大学付属の小中高校学校の先生達は、本当に大変だなあと改めて思うのでした。このレベルの研究をしつつ、実践をしつつ、事務をこなしということなのだから。そして、力のある先生は、腰が低いなあというのも、また思う。実に、実るほど頭の垂れる稲穂かななんだよな。

研究授業を二本見て、研究協議に参加して、シンポジウムにも参加。
まあ、自転車で来れる距離でこれだけ学べるのだから、幸せだなあ。実際に、今日は自転車で来たのだがf(^^;。

シンポジウムには、黒上先生、堀田先生が登壇されていて、キーノートを話された。面白かったなあ。私は縁あってお二人の先生と一緒にそれぞれ別の仕事をさせてもらっているが、私が一緒で良いのかなあと、思っちゃいますねえ。

でも、私をそこにプロデュースしてくれる人がいるのだから、ありがたいと思って、私にできる部分であれこれしようと思うのであった。

その後、文科省の冨山先生の講演も聴く。「各教科等における 言語活動の充実」と題して。
冨山先生は、東京の多磨地区の公立中学校の先生だったので、私にとっては先輩。ま、後輩とは思っていないでしょうがf(^^;。

ところが、去年お話ししたことも覚えてくださっていて、まあ嬉しいやら恥ずかしいやら。変なことを聞く奴だなあと覚えてくださっているのだろう(^^)。

帰宅後、今来た道をもう一度戻って娘と温泉に行く。
私は長湯なのだが、流石に娘はそれは無理なので娘に合わせて入る。
「お父さん、一緒に遊ぼ」
なんて言ってくれるのは、娘の人生の中でほんの少しだろう。
その時間を大事に、大事にしたい。

地元でこんなに凄い研究会が開かれたお陰で、こうして公私ともに幸せな時間を過ごせました。

みなさん、滋賀へ、琵琶湖へお越し下さい。
とってもいいですよ(^^)。

(え? 今日?!)

8/29

集中講義が終わり、その翌日から東京に久し振りに帰省した。東京にはしょっちゅう行っているのだが、仕事。実家に娘と帰ることはなかった。私が集中講義をしている間に、もう既に東京に戻っていたので追っかけて帰ることにした。

髪を切り、私の両親と食事をし、洋服を買いに行き、娘と大きな温水プールに入り、奥さんの両親と食事をしというだけだが、ゆったりとした時間であった。

で、
(あ〜あ、明日の日曜日からゼミ合宿だなあ)
と思いながら、土曜日の朝にメールを開いた。
すると
「合宿の集合場所は、〜」
というメールがゼミ長から入っていた。

(を、丁寧だなあ。明日のことを最終確認か)
と思って読んでいたら、
(え? 今日?!)
思いっきり間違えてしまった。明日からではない、今日から合宿である。
慌ててメールを送る。
これが、集合時間の10:00のこと。

新幹線の予約を一時間繰り上げて、急いで京都に帰る。
帰省の荷物から合宿に必要な荷物を取り出して、心を落ち着けて325iに飛び乗る。

今回の合宿は鈴鹿。新名神高速道路を順調に走らせてなんとか18:00に合宿場所に到着。そのまま、四回生の卒論の目次指導に突入したのであった。なんてこったf(^^;。

宿泊は、公共の施設ということで、なんとアルコールは禁止。事前に申請すれば大丈夫とのことだったが、これをしていなかったのでアルコールはなしのゼミ合宿となったのだ。なんと健全。

相当むくれている顔に見えたのか、学生達は買ってきましょうかと言って来た。勿論隠れて黙って飲んでしまえば飲めるが、そんなこと教師を目指すゼミのゼミ合宿で許されるわけが無い。本日は休肝日ということにして、我慢であったf(^^;。

翌日は三回生の模擬授業と四回生の卒論目次案指導の続き。模擬授業は
10分間。三人の学生が行ったが、すべてカタカナの誕生についての授業であった。打ち合わせたわけではないのだが、そうなっていた。三人が同じテーマでやったのを、結果的に比較することになったのかこれはこれで面白かった。

ただ気になったこと。調べて来たことをなんとか授業の中に入れこんでしまおうとする姿勢が見られたこと。この10分で最終的に伝えたいことは何なのか、理解させたいことは何かを考えて、授業の展開によってはばっさりと切り捨てることが大事なのだが、これができない。

さらにまずいのが、一生懸命に調べて来たことなのではあろうが、それが不十分な知識になっているままということ。ここがだめなので、授業が安定したものになっていなかったということが共通してみられた。今後を楽しみにしたい。

昼は、カレー作りと壇流クッキングにある「丸鳥の穴焼き」。ゼミ生にアウトドアの達人がいるのでカレーとご飯は完璧に薪で作れた。問題は、丸鳥の穴焼き。実は、穴を掘る場所が与えられなかったので、穴焼きにならなかった。

だが、薪の中にアルミホイルでくるんだものを入れてなんとか頑張ったら、出来上がった。もう25年ぶりに食べるのだが、美味かった。

児童教育学科の四回生は、採用試験が7月にあるので、そこまではそれに全力投球。その後にやっと卒論に本腰になれる。ここから12月の卒論提出に向けて、全力疾走するのである。そのために、あと数回卒論の目次案を叩き、修正しながら進む。

今年は、今のところ卒論のテーマを根本的に直すということはなさそうなので、穏やかなスタートが切れそうである。勿論、穏やかなスタートが切れることと、卒論がきちんと仕上がることは別のことだが、それでもそれはそれで嬉しいことだ。

帰りは渋滞も無く、明るいうちに帰宅。
いやあ、ゼミ生には申し訳なかったが、指導にはなんとか間に合って良かった。ビールは無かったが、おいしい料理も食べられて良かった。

ふう。

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