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2012/02/01

さらに、興味以外のことに手を伸ばす

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Blue
(キャンパスのブルーモメント)

教務委員のお仕事、履修ガイダンスの新二回生の分が午前中に終わった。去年の今頃は合格して、さあ、どうなるんだろうと心配していた彼らだが、良い顔をしていた。主に資格関連の授業の取り方について話をするのだが、折角なので二回生はどんな回生なのか、どういう授業を受講するのか、大学のシステムの変更箇所は何かなどについて一コマ話した。

本学の児童教育学科は、小学校教師、幼稚園教師、保育士を目指す学生たちが集まっている。卒業認定単位にも資格関係の授業が多い。それを指導する教員も「現場あがり」が半数を占める。必死にこの仕事に就こうとする学生たちをきちんと指導する体制になっている。

ではあるが、その一方で私は一個人として学生にアドヴァイスをした。『児童教育学科は、このように教師保育士の資格を取るためにビシッと学ぶシステムが出来ている。できているのだが、大学というのはそれだけのところではないのだ。もっと可能性のあるところでもあるのだ』

『確かに二回生の幼児教育コース等は、本当に授業が大変。数も多い。課題も多い。だけどね、大学ってのは多くの可能性があるのだよ』『私は国語の教員なので言葉には興味がある。しかし、数字には殆ど興味はない。だけど、高校を卒業したということは、数学は出来たわけだ』

『出来たのだけど、興味はない。つまり、面白いなあと思ったことはほとんどないのだよ。しかし、その数学に興味を持っている人がいる。そして、そこに自分の人生を捧げている人がいるんだな。いや、例えば画家。画家なんて、行きているうちにその人の価値が認められれば良い方だなんてこともある』

『それでも絵にのめり込み、自分の人生を捧げる人がいる』『で、何が言いたいかというと、君たちに今渡した「履修の手引き」だ。君たちが受講できる科目をよく見てほしい。君が全く興味の無い、意味の分からない授業名があるだろう。それを一つぐらい履修してみてはどうだということだ』

『あなたが、全く関心を持っていないことに関して、興味を持ち、それを学問大系にしてきた人類がいるということをしるのは、とても意味のあることだと思うのだよ。もしどうしてもダメだったら、履修訂正期間にキャンセルすれば良い』

『また、君たちが出会う子どもたちは、君の興味の無いことに思い切り興味を示していることもある。何を話してもダメは子どもが「釣り」という言葉を聞いた瞬間に背筋が伸びるなんてことはある。君が釣りに興味が無くてもだ。興味の世界を広げておく、手を付けておくというのは大事なんだぞ』

『アカデミックなことを学び、現場の臨床の知を学び、さらに、興味以外のことに手を伸ばす。これは実に大事なことだ私は思っている。教務委員としての話ではなく、私個人の話なので強制はしない。ただ、大事だと思っていることなので、良い機会なので話をしました』

で、午後からは新四回生の履修ガイダンス、卒論発表会、卒業生を祝う会と目白押しであった。最後はちょっと熱が出てしまって、ややダメだった。過労だろうか。それとも、老化だろうかf(^^;。


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