『発問の作法』(学陽書房)を再読している
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野口芳宏先生の『発問の作法』(学陽書房)を再読している。国語の授業作りで一番難しいと感じられている部分が、指導言(指示、説明、発問)の中の発問だと言われている。なぜ、発問づくりが難しいのかと言えば、考えて読む読書をしてこなかったからではないかと思う。
書かれている文章をそのまま受け取る。または、先生の説明をそのまま受け取る。こういう読書をし続け、国語の授業を受け続けていたら、問いを持ちながら本を読むということはまずしない。そして、教師になってさて国語の授業をしようと思ったときに、
(さて、何を聞こう)
(どう聞こう)
となる。勿論、これは教育する側に問題があるので、発問を考えられない先生は被害者なのかもしれない。
私は自分の性格がひねていたのと、素晴らしい本や先生に出会えた事があって、割と早いうちに問いながら本を読むということをしていた。自分が賛成する部分に赤、反対する部分に青の線を引きながら読み、青の多い本を読み返すということを中学の時に知り、かなりやっていた。
これをやるといろいろとわかる。自分の理解の足りなさ、知識の少なさ。さらに、本であってもおかしな文章があるということも。本になるぐらいの文章だから、正しくて素晴らしい文章で、これを理解できないのは自分の頭が悪いのだと思っていたが、実は、文章が悪いということもあると知った。これは大きな収穫だった。
ま、そういう訳で私は発問を作るのはそんなに苦労した事は無い。で、そうであっても発問の幅を広げたいなあと思って、発問について私が最初に読んだ本は『 発問上達法-授業つくり上達法PART2』(大西忠治著 民衆社)だ。発問に悩んでいる先生は、まずこれを手にすべきだ。
で、野口先生のこのご著書である。まあ、目次を読むだけで、よだれが出てくるであろう。発問とは何かを様々な角度から説明して下さる。勿論、私は野口先生と対話をしながら、読み進めている。そして、
(ん、先生、これは本当ですか?)
(を、私はここのまとめにもう一つ付け加えるぞ)
としている。
脇にMacBook Airを置き、ご著書に刺激されて出てくる授業アイディアをメモし、教材化し、立ち止まり、考え、読み進める。実に楽しい時間である。
これだけで一日を過ごせたらどんなに幸せかなあと思う。
ま、あれこれあるのが生きると言う事なのだが。出来るときはここを楽しもう。
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