喜多方から帰って来た
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喜多方から帰って来た。
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講演は、80名位の聴衆。その内、5名が教育委員。残りが、校長と指導主事というような感じ。私の話なんぞ何か役に立つのかいなというような思いもあったが、私を読んでくれた指導主事さんの顔を潰さないことだけを考えて90分話す。
「笑わない土地、笑わない人たちなんですけど、爆笑でしたね」
と言われたのが最大の評価。
「講座かと思ったら、高座だった(^^)」
と言われたことも。
これは最近の評価にあることばで、嬉しい言葉。
学校教育現場が元気になるきっかけが、私の話から生まれれば私は嬉しい。
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夜は、会津の郷土料理。
馬刺、馬肉のステーキ、馬肉の投入しゃぶしゃぶなど。
ああ、うまひ。
馬という名前は、うまひから来ているのではないかと思われる位。
可愛いけど、美味しいと言うのはなんとも、人間の業を感じさせることだ。
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喜多方では、朝ラーメンを食べる企画があったので、私も乗った。朝ラーという言い方をしていた。
喜多方ラーメンは、実は私は良くわからない。何が喜多方ラーメンの定義なのかが今ひとつ分からない。スープの濃さもまちまち。ま、共通しているのは麺が平打ち麺であるということかな。
その中でこの日の朝に食べた坂内食堂のラーメンは、スープもすっきりしていて、朝から食べることが出来た。
ただ、人は少なかった。
去年であれば人で溢れかえっていたというこれらのラーメン屋さんは、地元の人たちが食べているだけという感じであった。地元の人によれば、喜多方は山があった御陰で被害はないとのことだが、なかなか観光客はやってこないとのことであった。
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会津若松まで車で送ってもらった。
そこから磐越西線で郡山まで向かう。
これがなかなか奇麗な路線であった。
二両の列車。
座っては見るものの、景色が良すぎてシャッターを切りまくる。落ち着かないf(^^;。
雪景色。
線路まで雪で覆われている。
美しい。
郡山で昼食。
結局またラーメン。
ここのラーメンは、チェーン店で簡単に創るものであったが、それなりに美味しく食べられた。
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福島空港から伊丹空港までは50分程度。
離陸後20分で、目の前に飛び込んで来たのは富士山。
いやあ、じっくりと堪能しました。
本当に見事。
この姿を拝むだけで、もう幸せ。
天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を 天の原 振り放け見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくぞ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は
山部赤人はこう詠んだ。
しかし、流石の赤人も空からは拝む事ができなかった。
ありがたやありがたやである。
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伊丹に着陸する前に、ふと窓の外を見たらこれも凄かった。
大阪湾に沈む夕陽。
このタイミングはなかなか無いだろうなあ。
伊丹からリムジンバスに乗ろうと思ったら、ちょうど京都行きが行ったところ。
気分転換で新大阪行きに乗った。残念な事に新快速が遅れ。
ま、こういうのもありだ。
自宅に戻り、娘(4)を抱きしめる。
帰って来たなあと思うのであった。
お世話になりました、喜多方。
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コメント
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おおっ。
そうでした。
2月は、池田さんが福島にいらっしゃるとお聞きしていたのでした。
うーん、お会いできず残念。
とにかく、福島に元気をありがとうございます。
投稿: あべたか | 2012/02/28 18:04
いやあ、雪の福島見事でした。
でも、あの雪を屋根からおろすのかと思うと、もうそれだけで私には無理と思いましたf(^^;。
東北青年塾で呼んでください。
投稿: 池田修 | 2012/02/28 18:43
そうですね。ぜひ、仙台で飲みましょう!
投稿: あべたか | 2012/02/29 20:48
池田先生には,お忙しい中
はるばる喜多方までお越しいただき
ありがとうございました。
大好評の講演会でした。
本当にありがとうございました。
投稿: ふじ@喜多方 | 2012/03/08 20:08
ふじさん、池田です。お役に立てたようで幸いです。
学級事務職導入が教育委員の方に響いていると良いなあと思うのですが。
またお会いできればと思います。
投稿: 池田修 | 2012/03/09 10:05