さくらに振り回される日々
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京滋桜の旅は続く。
まったくだから何だということになるのだと思ってはいるのだが、貧乏性の上に、写真好きで、国語をやっているものだから桜はどうにも見ないと落ち着かない。
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背割堤の桜。
これは関西で見たい桜NO1のようである。
実に見事であった。
関西の三川が合流する大山崎にある。
この桜が1.5キロも続く。
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なぜ、古人は土手、堤防に桜を植えたのであろうか。
これは逸話がある。
春になると、川は雪解け水で増水する。水の氾濫は政治にとって避けなければならない案件である。治水は政治だからである。
古人は、土手に桜を植えた。そして、花見を奨励した。
増水で土手が緩む頃、花見に来る庶民の足で土手を固めるのだ。
庶民を楽しませ、そして安全を守る。
実に素晴らしい政治だ。
仁政とはこういうものを言うのだろう。
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午後は、野洲市と東近江市に向かう。
研究協力をしていただいている小学校に行く。
こちらはこちらで有り難く進め、帰りに琵琶湖湖岸を通って帰ってくる。
風が強く体感温度は寒かったが、美しい時間を過ごすことができた。
桜、琵琶湖、夕陽、ヨット、比叡山、比良山。
信長がこの場所をほしがったのがよく分かる。
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桜の時間はあと暫く続く。
仁和寺の御室桜まで駆け抜けよう(^^)。
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