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2012/05/02

こういう2時間は大事にしたい

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今日は、会議がいつもの4つではなく2つで、早く帰れるので早く帰ろうと思って準備をしていたら、学生が来研。

「先生、お時間よろしいでしょうか?」
と。
『ま、座れ』
と座らせて話を聞く。すると、
「私は、教師に向いているでしょうか?」
と質問してくる。私は即座に
『そんなもんわからん』
と答える。

それから彼の悩みを聞くだけ聞いて、あれこれ話す。
結論は、過去は変わらないし、未来も分からん。いま、やれることをきちんとやる。自分の力を出して、少しだけ無理してやるべきことをやるに辿りつく。

『自分を無理に変えようとしても、もう無理である。20歳を超えたら、変わらない。性格という馬を、理性という乗り手でどう乗りこなして行くかだ』

『無理をして合わせつづけていると、体がおかしくなる。無理をしなければならない時に無理ができなくなる』

『ただし、自分が周りに合わせられないから、この自分で行こうと腹を括ったら、一人になることを恐れてはならない。一人になることもある。でも、それは仕方が無いことだと思わなければならない。周りにあわせる辛さと、一人になる辛さのどちらが辛いのかを考えて、判断せよ』

『君が教師に向いているかどうか、そんなもんわからん。ただ、私は恩師にこう言われた。「学校がお前のような教師ばかりだったら、学校は困るだろうが、お前のような教師が一人もいない学校は、生徒はつまらないだろうなあ」とな。そういうことではないか』

「お時間かけてしまってすみませんでした。ありがとうございました。楽になりました」
『大儀である。楽になった分、勉強に励め』

こういう2時間は大事にしたい。

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コメント

ご無沙汰しています。とても共感したので、「いいね!」を押そうと思ったら、ブログだった…。
きれいごとを言わないのが、池田さんの良さだと思います。無駄に希望をもつこともない。

ありがとうございます。

わざわざ私の研究室にやってくる学生なのですから、まあまあのようなことを話すのを期待しているとは思えません。

私が感じる良さと悪さとをバッサリと言い、切り捨てたならその後はどうするのがいいと思われるのかもアドヴァイスしているつもりです。

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