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2012/05/14

(あ、こいつに相談してもダメだ)

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(蓬莱山山頂から、琵琶湖大橋、比叡山方面を眺める)

人間ってのは、自分に都合の悪いこと、恥ずかしいことは隠そうとする。特に、子どもはそうだ。喧嘩で殴られて顔に痣を作っておきなら
「キャッチボールで失敗しました」
なんて嘘をつく。だが
「そうか。へたくそだな。いいか、キャッチボールというのはだな、体の真ん中で...」
とやってもダメ。

子どもたちは、自分で何があったかを隠しておきながら
(あ、こいつに相談してもダメだ)
と思う。
(私に起った事実が何なのかを見抜けない教師に、相談はできない)
と一瞬にして思うのだ。小学校低学年までなら、すぐに先生に言ってくる。分かりやすい。しかし、思春期ではありえない。

だから、教師は子どものバーバルと、ノンバーバルの間に立ち上がる、違和感、揺れ、光、陰をさっと見抜く必要がある。
(ん、なんか変だな)
と気がつく必要がある。これだけでも相当大変なことである。だが、指導力のある教師は、これができる。だから、子どもたちから信頼される。

子どもたちは都合の悪いことを「隠す」。教師は、その隠された都合の悪い何かに指導すべきことが存在することを理解している。そして、「隠し」ていることは、かくれんぼの遊びと同じで、探し出してほしい、見つけ出してほしいという子どものメッセージだと言うことも理解しなければならない。

(ま~ったく面倒くさいなあ)
と思う(^^)。しかし、子どもの傍にいるということはこういうことに繰り返しつき合うことであって、何回もだまされることなんだとも思う。その中で
「あの先生は分かっている」
「あの先生は、だませない」
という思いが子どもに育って行くのを待つ。

子どもを指導するってことは、そういうことから始まるのだろう。

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コメント

このニュアンスを若手に伝えるのは難しいですね。

最近直球勝負の若手が多い気がします。変化球も覚えないと200勝投手にはなれないですね。

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