« 作文指導について | トップページ | 今年もディベートの熱いシーズンが始まりました  ディベート甲子園 近畿・北陸地区予選初日終了 »

2012/06/20

京都橘大学児童教育学科 「里帰りの会」

6/20

Img_5944

京都橘大学の児童教育学科では、卒業しても同窓が集まれる場所を用意している。「里帰りの会」というものだ。

卒業して三ヶ月。取りあえずは職場に慣れた辺りで、大学に一度帰っておいでと言う時間だ。教師、保育士の一年目は通常の社会人よりも大変だという認識がある。一般の仕事も大変だが、教師、保育士は特殊なのである。

例えば車を売る会社であれば、先輩について一緒に車の売り方を学ぶ。お客との対応の仕方やローンの組み方、書類の書き方等々を。逆に言えば、4/1に採用されて最初から一人で車を売るなんてことはあり得ない。

しかし、そのあり得ないことを教員はするのだ。たとえば小学校教員の場合、最初から一人でクラスを持つ。そして、学級経営と授業と校務分掌を行う。中学校教員の場合はこれにクラブ指導も入る。これを一人でやるのだ。

一年目は目隠しをされたまま100走を全力で毎日走らされている感じである。何をしたらいいのか、どこに向かったらいいのか分からないまま兎に角走らされている感じである。一人で。だから、一度帰っておいで、仲間に会って愚痴を言えば良い。先生たちに会って活を入れてもらえば良いということである。

土曜日に行われたこの会は、一期生、二期生、四回生と教員で100名を越えて集まった。
(をい、そんなに辛いのか?)
とも思ったが、それもあるがやはり仲間の顔を見たいと言うことが多いようで一安心。

卒業生には、大学時代に学んだことが、いまどのように役立っているか、または足りなかったか等の話を聞き、四回生に今やっておくことはなにかを語ってもらった。先輩が後輩たちを大切にすると言うことは大事なことだと思う。先輩風を吹かすのではなくて、力のある先輩が後輩の為に役に立つという意味で大切にするということだ。

大学は、卒業してからの方が関わりが深くなるという思いを私は持っている。
恩師に会える回数は当たり前だが少なくなる。
しかし、恩師に問う回数は格段に増えると思っている。
(先生なら、このときどうおっしゃるかなあ)
と。
一回一回メールで聞くわけにも行かない。
ずっとその問いを暖め、自分なりの実践を行い、そして年に一回会えるかどうかのときにその問い続けて質を高めたものを直接伺っていた。

この会は里帰りの会であって、その年の三月に卒業した学生たちが中心。今年で言えば二期生だ。そんなに重たい問題を抱えているものは、参加者にはいなかったようだ。だが、一期生は抱え始めているし、ここに来ることの出来なかった卒業生には抱えている者もいるだろう。

児童教育学科は、卒業しても諸君の味方である。
来年も実施だ。
日程を調整して戻っていらっしゃい。

« 作文指導について | トップページ | 今年もディベートの熱いシーズンが始まりました  ディベート甲子園 近畿・北陸地区予選初日終了 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 作文指導について | トップページ | 今年もディベートの熱いシーズンが始まりました  ディベート甲子園 近畿・北陸地区予選初日終了 »