簡単に直るものではないし、直らないものもあるし、さらに、悪くなるものもある
8/17
昨日の講座の感想を読んでいる。
直ぐにフィードバックを貰えるのは、なんともありがたい。
「先生のようなこういう話術を身につけたい。二時間半があっという間であった」
という感想を多く頂く。
嬉しいことだ。
と同時に信じられない感じが未だにある。
◆
私は、音痴であった。さらに、活舌が悪く、吃りもいまだにある。
音痴は高校二年の一年間をかけて直した。
そして、活舌は教師になり立ての頃トレーニングを始めた。
吃りはいまだにある。
ま、私の吃りに気がつく人は殆どいないと思うが、親しいものは知っている。
音痴は、耳が聞こえれば直ると言われ直した。
自分の歌う音を聞いていないことが大きな原因だと言われて、録音をし乍ら何回も聞いて直した。活舌は、口と舌の筋肉を意識して活舌調音をやりながら鍛えた。さらに、間を活用する為に、えー、あー、うーを言わないようにトレーニングした。これらでかなり直った。気を抜くとすぐに活舌は甘くなるが、随分直ったのは事実。
吃りは直らない。
これは直らない。
だから、どもりがあっても大きな影響がでないように、工夫して話すしか無い。
間をコントロールしたり、テンポ良く話すようにしたりしてだ。
ここに最近では突発性難聴の後遺症の耳鳴りが加わって、右耳が聞こえにくい。
これで受講生とコミュニケーションを取り乍ら授業や講座をするのは、時に難しい時もあるのだが、まあ、これも左耳を話者にしっかりと向けることで聞き取るという工夫をして凌いでいる。
◆
簡単に直るものではないし、直らないものもあるし、さらに、悪くなるものもある。
だけど、あんな話術を身につけたいと言われるようになったのは、こそばい思いと、トレーニングし続けて良かったなあという思いだ。
ちなみに
「丸めがね、似合っていますね」
という感想も貰った。
これは、これで嬉しいf(^^;。
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