私は今久しぶりに英語の頭が動き出しています
9/8-2
私の中学生の頃の夢の一つは、自分の書いた文章が活字になる事であった。
書道をやっていた私は、当時、字はうまかった。
だから、手書きで良いと言えば良いのだが、活字に憧れた。
(一生の内に、一冊で良いから本を書き国会図書館に収蔵されたい。それがダメなら、何かの雑誌に文章が載って活字になりたい)
と思っていた。
◆
で、昨今である。e-mailはもとより、HP、blog、twitter、Facebook。
全て活字である。なんてこったい。
しかも、HP、blog、twitter、Facebookは書いた瞬間に、原理的には世界中に発信され、未来永劫残るのである。なんてこったい。
◆
で、最近のFacebookで感じた事がある*1。英語を読むようになったのだ。HP、blogは発信がベースなので、自分から英語を書く事は基本的に無い。twitterもフォローする人に英語圏の人は居ないので英語は無い。
ではあるがFacebookは、世界中でおきた面白い、美しい場面を写真で配信してくれるものがある。これを見ていると、その写真のキャプションの英語を読む事になる。大した長さではないので、さっと読める。ま、もっと正確に言うと読むよりは見るかもしれない。しかも、写真と言う画像情報をヒントにし乍ら読めるのだからいい。
短いキャプションではあるが、一日に10枚位の写真を読めば、それなりの分量にはなる。
◆
んなことをやっていたら、なんとなくだが、私も英語の文章を書きたくなって来た。手書きで万葉集の和歌を書きたくなったのと同じ流れかもしれないf(^^;。
中学校の国語の教員のときには、ディベートで英語の文献を読む事があった位で、英語とは基本的には関わりのない生活をしていた。必要性を感じないわけでありました。ところが、今も必要性はさほど感じないのに、興味が私を刺激して、英語の文章を読むようになったわけです。
これは私に取っては実に大きな変化です。
また、最近読んだ『のうだま2』には、脳みそは入力より出力に刺激されるということが書かれていました。簡単に言うと、覚えるよりjも使うことで記憶が活性化されるということです。
で、Facebookでは急に英語で書き込みを始めるようになりました(^^)。
◆
やってみて思うのは、ワープロで英語を書くというのは、随分楽なんだなということです。
スペルチェックもそうですが、辞書引きも簡単。例文検索も簡単。中学校三年生ぐらいの英語力があれば、かなりできるのではないかと思うのです。
私が中学校の生徒だったときは、Queenの楽曲を聴いて歌詞を手に入れて、必死に英和辞典で翻訳して意味を考え、英語の先生にそれを見てもらいに行っていました。なんて面倒くさい(^^)。それが良かったと言うことを言いたいのではなく、今の生徒は今の環境を使えばいいと言う事です。
選択肢は多い方がいい。只多すぎると、自分に合った選択肢に出会う可能性が少なくなる。だから、それは先生にコーチしてもらうのが良いとは思います。だけど、何もしないのは勿体ないなあと思うのです。
携帯電話のあるときに生まれた今の子どもたちに、携帯電話の無い世界の大変さを語る事は意味が無いと思います。だってあるんだから。しかし、ある事によってのチャンスの広がりは、無かった事を知らない彼らには分かりにくいかもしれないなとも思うわけです。
◆
ということで、私は今久しぶりに英語の頭が動き出しています(^^)。
*1 Facebookでは、直接お話をしたことがあって、お酒も飲んだ事があって、顔と名前が一致した事のある方とだけ友人申請をしております。よろしくどうぞ。
« 娘(4)から、娘(5)になったわけで | トップページ | だが、まあそうなんだろうなあとも思う »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント