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2012/10/24

『レクって言うけど、レクってなに?』

10/24

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学級担任論では、学級開きの一部としてのレクを扱う。
『レクって言うけど、レクってなに?』
と発問する。学生達は何を今更のような顔。学級での遊びぐらいのイメージである。
『レクとは、recreationであることを理解するか? re-createなのだよ。再創造なわけだ。じゃあ、何を再創造するのか分かるか?』
と再び発問。
『教室の雰囲気や、人間関係を再創造するということである。学級開きでやると言うことは、四月に新しいクラスのメンバーになった一人一人が、今までの人間関係から新しい人間関係を構築する為の、再創造な訳だ』

この説明をした後、いわゆるアイスブレイクとしてのレクの実際をやる。
『さて、レクの間私は何をしていたでしょうか?』
と発問。
学生達は、レクに熱中していて私を見ていない。
『ところで、今日は大きく4つのレクをやりましたが、なぜこの4つを選んだのでしょうか? また、4番目のレクは4つの項目でやりましたが、なんでこの4つの順番でやったのでしょうか。それぞれの項目はなぜこの項目でなければならなかったのでしょうか?』
と発問。

考えさせた後に、その種明かしをする。
つまり、教師は子どもたちにアイスブレイクをさせるという目的を達成するために、実に細かい配慮をしているということに気がつく。

また、子どもを遊ばせつつ、教師が見ているものは一人一人の子どもであるということを理解させる。楽しむのは子どもでいい。教師は、子ども観察の為の非常に重要な時間なのだ。だから、
『学級通信に載せるから写真を撮るね』
と言ってその時の様子を映像記録として残しておくことも実に大事なのだということを話す。

遊びを指導できる先生はいい先生である。
『さ、今から遊ぼうか?』
と言って嫌がる子どもはあまり居ない。
『さ、今から勉強しようか?』
と言って喜ぶ子どももあまり居ない。

だから、家本芳郎先生が仰っているように、子どもの喜ぶ遊びから、若手の教師は子ども集団を動かす指導の方法を身につけるのが良い。声の出し方、指示の出し方、立ち位置、評価の言葉のタイミング等実に多くの指導の技術を学べる。

授業は、実に種も仕掛けもあるのである。

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