10/16
秋が深まって来たのは、落葉樹の紅葉が始まったことでも分かるが、私にとっては琵琶湖の朝の空の色が大きい。夏の間には見ることの出来ない「かぎろひ」が、出現し始めたのだ。
東の野に炎(かぎろひ)の立つ見えて
返り見すれば 月傾きぬ 柿本人麻呂
の、かぎろひだ。
この青とオレンジがなす空の輝きは、
一日に10分程度だ。
ただ、ぼーっと見て、時々気がついたようにシャッターを切る。
今日も見えた。
これからさらに深い青とオレンジが琵琶湖を染めて行くことになる。
楽しみだ。
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