七味五悦三会
12/31
(新年の御酒の用意はできました。良いものが手に入りました。満足)
さて、今年もお世話になりました。
立川談志師匠の「芝浜」を聞きながらあれこれ思っております。
きちんと振り返ることは、相変わらず出来ない私ですので、ざっと。
http://www.youtube.com/watch?v=IitYJzD8rJM
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公務では学科の教務委員をやり続けた一年でした。
簡単に言えば、教務主任のような仕事です。大学はノンティーチングスタッフが中学校より居ますが、まったく分離しているわけではなくその間を繋ぐ仕事をする人が必要になります。これが教務委員です。自分の仕事を後回しにして後回しにしてやり続けましたが、これが終わらない。会議は多い。だけど、誰かがやらなければならない仕事なので、やり続けたと言うことです。今年度一杯で取り敢えず終わるので一安心です。
講座講演には沢山呼んでいただきました。
学校教育現場と大学教育現場、研究現場の橋渡しをしたいなと思っている私は、お声がかかれば基本的には伺いたいと思っているのですが、流石に授業期間中は月に二回が限界で、それ以上だと本務に支障を来すことになりかねないので、お断りしております。ということで授業がないときになりますと、はい、ありがとうございました(^^)。今年も8月は全国のみなさんとお会いできました。
公務以外のお仕事では、引き続きNHK教育テレビの番組づくりに関わったり、新しく教科書の編集委員を依頼されたりとなって、人生でこんなに新幹線に乗ることになるとは思わなかったです。7月8月9月は毎週のように東京に日帰り往復していたなあ。だけど、こうして新しい方々と出会えて、新しいことに挑戦できる機会を得られると言うのは、実にありがたい。お誘いのある限り、体力、能力の許す限り、あとしばらく頑張ります。
論文は一本書けた。いま校正中。本は書きかけ。来年の三月には出したいなあ。
明日の教室は御陰さまでまる6年を迎えます。始めたときにはこんなふうな展開になるとは思いもよらなかったけど、これは嬉しい誤算。これからも日本一の方をお招きして、続けます。
家族での旅は、瀬戸内海一周の旅がなかなか楽しかったなあ。
厳島神社では、嘗て一緒に番組を作ったNHKのプロデューサーさんと偶然出会ったり、絶景の露天風呂に入ったり、饂飩を堪能したり。一年で一週間だけの時間だったけど、いい時間だったなあ。
娘(5)との楽しい時間は、それこそ時間を割いて最優先にしてきた心算です。あ、だから仕事が忙しかったのか。夏休みはそれこそ毎日のようにプールに行きました。御陰さまで、娘が始めて泳ぐ瞬間を見ること、動画に収めることが出来ました。歩く瞬間、泳ぐ瞬間の両方ともをみることができたのは、とても幸せです。
大変だったことは、教務委員以上に沢山あったけど、まあ、それは流して良かったことを中心に振り返るのが大晦日の過ごし方です。
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それは、「七味五悦三会」という考え方が好きだからなんです。
今年であった七つの美味しい味、五つの悦しみ、三つの出会いを振り返り、良い一年だったねえと話をするというのが、江戸時代の庶民の大晦日の過ごし方だったとのことなのです。
美味しいものは七つに絞れそうも無いなあf(^^;。
喜びも、出会いも絞れないなあと思えるのは、実に幸せなことであります。
リンクには、中学生たちと二学期の最後の学活等でやっていた「七味五悦三会」のプリントを載せました。どうぞご活用ください。
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どちらさまも、いい年の瀬をお迎えくださいますように。
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