子どもたちは忘れ物をしたくてしているわけではない
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(比叡山から琵琶湖を眺める)
本日の学級担任論は、忘れ物指導と遅刻指導について。忘れ物指導を重点的に。
忘れ物指導に当たる大前提は、「子どもたちは忘れ物をし
人間は忘れるという素晴らしい能力を持っている。
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考えるポイントは、次の3点。
(1)減らすには、移動するものを減らす。
(2)忘れ物のシステムを理解する。
(3)どんなものが忘れやすいのかを理解する。
(1)子どもが家と学校で移動させなければならないものは
1)学習用具。教科書・教材・ノートなどである。
2)筆記・文具類。ある学校の例だが「筆箱・筆記用具・
3)宿題。学習に関連したレポート・作品などの提出物も
4)提出物。清掃用のぞうきんとか保健指導上の検便など
5)提出書類。進路希望調査・家庭調査簿やPTAの出欠
6)徴収金。学校納付金・PTA会費・社会見学費などの
7)校則できまっている規則に関するしたく。交通安全カ
8)置き忘れ。更衣室に時計を置き忘れたり、音楽室に笛
のようになる。大人は仕事道具は仕事場においておくこと
(2)忘れ物はどういうプロセスで出来るのかを理解する。
(3)忘れものの少ない授業は、怖い先生の授業、楽しい先
後の2つは、実は先生の努力でなんとかなる部分である。
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「忘れ物をするな!」
という指導は簡単である。だが、それは指導ではなく単な
担任は、学級に繰り広げられる問題解決型の学習を子ども
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