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2012/03/31

平成23年度最後の残照

3/31

Zansho

平成23年度最後の残照を研究室から眺めていました。

本学は、明日が入学式。
あっという間に年度末が過ぎ、新しいスタートとなります。

研究室で、片付け、新しいプリンターの設定、研究の下準備、新学期の教務委員の仕事の準備とあっという間に半日が過ぎて行きました。

どちらさまも、幸せな年度末、希望に満ちた新年度でありますように。

2012/03/28

『現古辞典』(古橋信孝ら著 河出書房新社)

『日常生活で使ってみたい「侍」の日本語』(市川スガノ著 日文新書)、『使ってみたい落語のことば』(長井好弘著 アスペクト)などの本は実に面白く、私の愛読する所である。

例えば、『日常生活で使ってみたい「侍」の日本語』では、「覚悟!」という言葉を、日常ではどのような時に使うのかという例として、丸ごとの魚に包丁を入れて捌く瞬間に言うのだとしている。こういうのはとてもいい。

そして、これを上回る辞書が出た。『現古辞典』(古橋信孝ら著 河出書房新社)である。もう実に面白い。現代語で言う言葉を古語ではどういうのか分かるように編集してある。

1)サービスする
2)調子づく
3)はんぱじゃない

なんて言葉があって、これが古語ではどんな言葉なのかと説明があるのだ。
いやあ、面白い。
いきなり現代が過去に繋がる。

因に正解は、









































1)つかへまつる
2)うかる
3)おぼろげならず

である。ああ、これで授業が作れるなあ。面白いなあ。

3/28

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今朝は、春らしい日の出でした。

2012/03/27

『はい、体育館でサンドバック50発。行ってこい』

3/27

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(今夕のブルーモメントを背景にしたキャンドル)

文科省のHPで「教室等の室内環境の在り方について」ということが言われている。新学期の教室設計を考えるのは、今の時期。あれこれ考えるであろう。教室は学習の場である。が、それと同時に、いや場合によってはそれよりも先に生活の場であると言えるだろう。学習と生活を支える環境を考える必要がある。

いわゆるスクールタイプの座席は、教える側の都合にはいいが、勉強する側の都合にはどうなのだろうかと思ったりもする。小学校の教室レイアウトは、最近ではかなり面白いことになって来ているとは思うが、中学校はまだまだという感じがある。

私は、中学校の教室に置いたら良いんじゃないかなあと思っているものがある。大きなぬいぐるみ、体にフィットするソファ、ハンモックだ。何を馬鹿なと思うかもしれない。しかし、結構本気だ。

教室で勉強するとき、不安とイライラが生徒にあると、なかなか難しい。しかし、この不安とイライラの生徒は珍しくない。そんなとき、特に不安に関しては、体を包むもの、体を抱きしめるものがあると落ち着く。大きなぬいぐるみ、体にフィットするソファ、ハンモックは、これに対応する。スヌーピーのライナスはいつも毛布を持っているが、あれと同じ効果を齎すと思うのだ。

更に言えば、体育館にはサンドバッグを置くべきだと思う。突き上げる衝動というのが、中学生にはある。壁を叩いたり、同級生を殴ったりということはあってはならないが、現実にはある。また、休み時間の何かを引きずったまま授業を受けてイライラしている生徒もいる。そんなとき、

『はい、体育館でサンドバック50発。行ってこい』

と指示を出せるといいなあと思い、学校の予算で買ったらどうかと何回か言ったこともあるのだが、荒唐無稽だと鼻で笑われておしまいであった。
でも、いまでもそう思っている。

普通の教室に心地よさを生み出す仕組み、仕掛けは、大事だ。
しかし、もう一方でマイナスの部分をきちんと吐き出させて、感情をフラットにする仕組みも私は必要だと思う。

どっかの学校で実際にやらないかなあ。
ハンモックがある学校、いいと思うのだけどなあ。

「10年ものは無いんです」

3/27

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(比叡山の上に並ぶ星)

今年度は、教員生活25年。そう「ど根性ガエル」の町田先生と同じである。ヒロシを捕まえて「ううう、教員生活25年....」と泣く姿を見ながら(おっさんだなあ)と思っていた私。そのおっさんにあっという間になるんだから驚くばかりだ。

お酒は全く飲めなかった。子どもの頃に、家で梅酒を作っているその匂いを嗅いで酔っていた。ところが、いつのまにか飲めるように。サントリーの宣伝という か山口瞳さんの文章に憧れてウイスキーから飲み始めた。が、これが全くダメ。そして、ワインに走るが、特段美味しいと言うことでもなかった。

しかし、だんだん美味しくなって行く。最初はビール。21歳の時に突然美味しくなった。それからワイン。当時ワインは悪酔いすると思っていたのが「井筒ワイン(酸化防止剤なし) ナイヤガラ 白」を飲んでびっくり。21歳の頃。

日本酒。これもワインを上回る酷い酔い、二日酔いということで基本的には飲まないでいた。ところが、「鳳金寶」を先輩に二日酔いの朝に飲まされて、ぶっと ぶ。(なんだ、これ)。つまり私が飲んでいたのは日本酒のようなものだったわけだ。

醸造用アルコール、醸造用糖類の入っていない日本酒。米にこだわりのある日本酒ってこんなに美味しいのかと思う。今でも、この二つの添加物の入っている日本酒は、コップ一杯も飲めばもう頭が痛くなる。きちんとした日本酒は全く痛くならない。以来、日本酒は相当楽しむことになる。

で、最初に飲んだ割には以後殆ど飲まないことになったのが、ウイスキー。ホワイト、レッド、ダルマ。フロムザバレル。ジョニーウォーカー黒、アーリータイムズ、I.W.ハーパーと飲んだがやはりダメ。いや、今のは飲んでいないので分からないが昔のはダメ。そんな中で教師になって出会ったウイスキーがある。

Teacher'sである。値段の張るウイスキーではない。単に名前にひかれて飲んだだけだ。ご案内の通りウイスキーは何年ものというのがある。そこで自分の仕事の時間ごとに飲むことにした。8年ものを飲んで10年ものを求めたとき言われた。

「10年ものは無いんです」。
なんでなのかを聞いたところ、10年から先は本当に力を持ったウイスキーでないとダメで、そこまで成熟していないものは他の ウイスキーに回されてしまうとのことだったのだ。そんなに高くないブレンドウイスキーであってもそうだったわけだ。

(あ、これは飲み続けよう)
と思った。自分の成長と樽の中の成長とどう関係があるのか良くわからないが、一年の区切りを付けるにはちょうど良い。そして、 そんな風に自分のビンテージのお酒を楽しむことを覚えた。子どもが生まれて、結婚して、就職してと勝手に思いだめて飲む。

今宵は結婚記念日。今年のビンテージは何だ?と捜そうと思ったら、昨日からの大忙しで 、結局は棚にあったマッカラン12。ま、若返るビンテージもあっていいかもしれない。

星たちが一直線に並ぶ夜に、乾杯。

『こんな時どう言い返す』を書いてから結構な時間が経っている

Asahi

『こんな時どう言い返す』を書いてから結構な時間が経っている。
御陰さまでまだ売れ続けている。
小書を紹介していただいた。 

一人の人間は、他の人が持っていない、または他の人よりもかなり優れている才能を持っていると思う。それが見つかっているか、または意識されているかは別にしても、眠っていると思う。担当する子どもに対して、それを発掘したり、発見したりする仕事が教師の仕事の一つだとは思う。

ではあるが、自分でやるときはどうすればいいのだろうか。
実は、自分に自身のあるところを捜すと言うのは違うのではないかと思う。
自分はこんなんじゃダメなんじゃないかなと思うところを見直してみるのがいいのではないかと思っている。

母親に良く言われたのが
「修。男はそんなに話すんじゃない。お婿に行けないよ」
と言う台詞。
(そうか、男は話しちゃダメなんだな)
と何回も思ったが、そうはいかないのが私。

だから、割と話すことに関しては嫌いではないが、なんとなく後ろめたい思いを持っていた。

ところが、教師になり、「わくわく授業」に出たり、「伝える極意」に出たりするようになる。伝える極意は、スピーチ指導の達人として出ている。面白いものだなあと思う。

ひょっとすると、自分に自信があるところで勝負するということだけではダメなのかもしれない。自信のあるところは、もっと他に優れている人がいて話にならないということも割とあるのではないだろうか。

逆に言えば、自分はどうもここが苦手だとか、あまり表に出したくないなあとかいう部分にその人ならではの才能が隠れていることもあるのではないかと思う。

時間が過ぎて行くってのは、面白いものだ。

2012/03/26

手作りの薫製で楽しみますか

3/26

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原稿を書きながら一日がどんどん過ぎて行く。あっという間にもう三月の最終週だ。そういえば、先週はNADEの理事会で東京に日帰り出張したり、義理の父が中学校の同窓会でやってきたので宿泊してもらったりと、やはり忙しく時間を過ごしているのだと思う。

昨日は、NADE(全国教室ディベート連盟)近畿支部の春の交流大会があり、大阪桐蔭中高まで出掛けて行った。前日から娘の体調が良くなく、発熱。熱をあまり出さない娘が39度を出すと言うのは、ちょっと心配。あれこれをして大会会場に向かう。

試合は、論題発表から一ヶ月程度とは思えない位の良い試合が続いた。特に私が見た灘中学校と奈良学園登美ケ丘中学校の決勝戦は、なかなかのものであった。論題は【日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か】である。有料化することで不必要な出動が減るということは、議論の一致が見られた。しかし、必要な出動も減ってしまうのではないかと言う部分について争点が絞られて、議論が展開した。面白かった。今年は、高校論題が【日本は死刑制度を廃止すべきである。是か非か】である。半年間、命を考えるシーズンになりそうだ。

閉会の挨拶、反省会を終わらせ、懇親会にも出ないで一気に帰宅。熱が下がらない娘を休日救急病院に連れて行くことにしたからだ。簡単に食事を済ませて、20:00過ぎに病院に連れて行く。混んでいる。今回は非常に混んでいる。信じられないのだが、診察等全てが終わったのが25:00過ぎ。インフルエンザでなく、風邪だということが分かったので安心したが、却って悪化してしまうのではないかと思った。

『あ、結婚記念日になったなあ』

と奥さんに。
まさか、病院で娘を抱えて結婚記念日を迎えるとは思わなかった。
ま、これも子育て。これも幸せか。

ということで、今朝はなかなか起きられずにぐっすり。
起きて来てからは今取り組んでいる中学校の国語の授業の作り方の本の原稿を書き進める。

食洗機を回して、娘の寝息を感じながら書き進める。
掃除機と洗濯機の働く音はどうも好きになれない私だが、食洗機の回る音は心地よい。
その音をリズムにしてMacBook Airに向かう。今日は「古典」の部分を仕上げた。8600字ほど。

娘は解熱剤で熱が下がった途端に遊びたいになり、寝て起きて来たらさらに
「お腹がすいた。ラーメン食べたい!」
となる。まあ、一安心だ。私の娘だ。

ではあるが、今日は自宅でゆっくり静養の結婚記念日である。
手作りの薫製で楽しみますか。

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