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2012/02/09

国の名前をその意味にしたら

これ、FBにありましたが、非常に面白い。
社会科の先生、授業ができますよ。

S2p1g

インドって、川だったんですね。
カナダって、村だったんですね。
へー。

レールに乗りながら、自分のレールを作る。

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(満月 琵琶湖 by GR4)

レールに乗っている時は、誰が作って自分がどうやって乗せて貰ったかなんて意識しないから、簡単に降りるという。しかし、一度降りたレールに再び乗るのは実に大変なのだ。降りたくてもそれを我慢するぐらいの力が無いと、再びレールに乗ってくる力はないだろう。

まして、自分でレールを創る力はレールを降りた者には難しいのではないだろうか。レールに乗りながら、自分のレールを作る。そしてどちらの方向に敷いたら良いのかを判断する。この判断だって乗りながらの方がやりやすいはずだ。判断して新しい方向に敷く。今までのレールに繋いだまま敷く。

喧嘩別れがダメなのは、このレールを繋ぐことができないからだと思う。いろいろあるが、別れる時はレールを繋いで、何かの時にそのレールに交流できるようにしておくのが大事だと思う。レールから降りるのは簡単。でも、乗るのは大変。だから親や教師は乗せたままにしようとするのだ。

若者からすると、大きなお世話、おせっかいにしか見えないかもしれない。しかし、心配し、間違っていることがあれば指摘することは大人の仕事。簡単に受け入れられなくとも、それはダメ、それは違うと言い続けるしか無いなと思う。そしてそんな私を軽々と乗り越える力をつけてほしい。

本当に力があるのであれば、そんなことは簡単なはずだ。期待している。

2012/02/06

21世紀型スキル

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(雪雲が迫ってきた)

先日、イギリスの教育相のスピーチを紹介した。

http://tento.doorblog.jp/archives/5127925.html

結構衝撃であった。

そして、今日はインテルの教育担当者のインタビュー記事を載せる。
これもなかなかいい記事だ。

インテルでは以下のようなスキルを習得することが、21世紀では肝要だと考えている。

引用開始 ーーーーーーーーーー

21世紀型スキル

批判的思考力(批評精神を持って考える力)と問題解決能力
コミュニケーションとコラボレーションの能力
自立的に学習する力
ICT(情報通信テクノロジー)を確実に扱うことのできる能力・スキル
グローバルな認識と社会市民としての意識
金融・経済に対する教養
数学、科学、工学、言語や芸術といった分野への理解を深めること
創造性

引用終了 ーーーーーーーーーー

実に分かる。

私が中学校の進路指導主任をしている時に、生徒に少し考えさせたことがある。

Q1 あなたがいまなんとなく考えている将来の職業は何ですか?
Q2 その職業は、10年前にありましたか?
Q3 その職業は、50年後にもありそうですか?
Q4 その仕事はこれからも、日本にあり続けますか?
Q5 これから10年後に生まれそうな仕事はなんですか?

仕事の内容そのものは、どんどん変わる。第一次産業、第二次産業、第三次産業と変化してきた、日本の産業の推移。蒸気機関がもたらした産業革命、印刷技術が齎した出版革命、そしてインターネットが齎した高度情報革命。

教科書はここいらまでは、なんとか記述してくれているだろう。
しかし、未来は分からない。
振り返ってみれば、歴史は多くの事実を示している。
しかし、これからのことは分からない。
ただ、言えそうなことは今人間がやっている仕事の多くは、コンピュータに取って代わられるということだ。そうでなければ、安い人件費のところに、仕事は移っていく。

キャリア教育で、仕事の内容に触れさせることは、まあ、多少の意味はあるかもしれないが、その仕事が生徒が大人になった時にあるのかどうかは私には分からない。

そうではなく、仕事そのものを支える考え方やスキルや知識。こういうものを身につけて、それを豊かにさせておくことが大事なのだと思うのだ。

右目で不易を、左目で流行を見ながら、21世紀の教育のあり方を考えたい。

今年一年間で行った茨木市の教員研修が終わった

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(限りなく透明に近いブルー 琵琶湖)

今年一年間で行った茨木市の教員研修が終わった。
一回につき90分の講座。
学期に一回の三回連続講座であった。

一回目が、子ども対応。
二回目が、作文指導の方法。
三回目が、学習ゲーム。

だった。
感想を見ると好評だったようで嬉しい。
記録のために、載せておこう(^^)。

第1回目:

1)本日はありがとうございました。「明日の教室」に何度か参加させていただいています。池田先生が茨木にこられると知って申し込みました。とても楽しい講座でした。いろんな場面を練習することはとても楽しく勉強になりました。また、教師の必読書の紹介もありがたく思いました。読んだものもありますが、ぜひ参考にさせていただきたいと思います。先生はエンターテイナーだなと池田先生から学びました。

2)子どもの言葉に言い返せないことがあったので、今日の話を聞いてとてもためになりました。すぐに言い返すことが大事で、子どもと一定の距離を保ちながら関わっていくことが大切なのだと思いました。今後の参考にしたいと思います。今日はありがとうございました。

3)私も、学校の文化に子どもの文化を持ち込んではいけないと思っていました。池田先生のような方から、スラムダンクやドラゴンボールの話が出てくるとは思いませんでした。すごく楽しく考えながら聞くことができました。

4)本日はありがとうございました。距離感や信用・心配など、はっとすることがとても多かったです。子どもの表情を見ることの大切さやそれに気づくためには、自分がどれだけ見つめなければならないかということが勉強になりました。自分の幼い頃も“何者か分からないけれど、面白い先生”が好きでした。

5)子ども文化に入っていくことの大切さが良く分かりました。音楽も大切であることも。

6)今日はありがとうございました。“ほめる”と“叱る”の兼ね合いが難しいと感じる日々だったので、『きびしくて、おもしろい、指導力のある』というフレーズにとても強く惹かれました。距離感のお話がとても参考になりました。指導力のある教師になるには、まだまだ努力が必要だなと思いました。

7)具体的な事例が多くて、分かりやすかったです。年数も経験もありますが子どもへの対応は、毎年四苦八苦です。

8)とても参考になりました。事例もほんの一部しかお伺いできませんでしたが、ひらめきの乏しい自分には、とても為になり、また明日からがんばろうと気合が入りました。機会を見つけて、また池田先生のご講義に参加させていただきたいと思います。本当にありがとうございます。

9)NHKで先生の授業を見せていただき実践し、子どもに楽しい授業を届けることができました。今日実際にお会いすることができ、さらにすぐに使えそうなスキルを学ぶことができました。ありがとうございました。

10)ありがとうございました。家本先生の本は若いときに読んで今の私の基礎をなしています。池田先生の講話から、新任3年で一生が決まるといわれたことを私も経験したことを思い出しました。厳しくて面白い(心のゆとりある指導)先生になるよういっそう腕を磨いていきたいと思いました。

11)本日はありがとうございました。練習問題とても楽しかったです。担任として「ほめる、叱る」私も大切にしています。しかし、システムやルールの徹底が学級の中ではもっとも大切なものだと思っています。そんなお話もぜひお聞かせいただきたいと思いました。

12)とてもおもしろかったです。教師経験が未だ2ヶ月の私にとって、本当に勉強になりました。こんにゃくの粒粒は何のためにあるか?~滑り止め! という話は家族にもしてみようと思いました。子どもたちにより良い教育を受けてほしいので、私自身がんばっていきたいです。

13)楽しくユーモアのある講座で、とても参考になりました。自分のしている実践や教師としての考え方と似ているところがあり、自分に自信を持つことができた一方、気をつけなくてはならないと省みる部分もあり、良い刺激になったと思います。ありがとうございました。

14)今日はありがとうございました。子どもとの距離感のお話が勉強になりました。普段、授業中でもよく子どもに対して「名前呼び」をしているしまっていること、叱っていてもべったりともたれてきて、甘えてくる子がいること、1回の声かけではなかなか全体にいきわたらないことが思い返されました。ありがとうございました。

15)ありがとうございました。感覚で行っているようでしたが、説明を聞き「あ~そう  そう」と思いながら、今までのことを思い出し、頭の中を整理することができました。子どもにも今日学
んだことを返していきたいと思います。

16)普段、何気なく感じながら、意識していなかったことを分かりやすく整理してもらい、心地よい時間になりました。「何で、あの先生は子どもとうまく接することができているのだろう」という疑問も少し解消したように思います。ありがとうございました。

17)授業後すぐに来たのですが、間に合わず残念。とても、面白かったです。だんだんうまく、良い意味で適当に返せるようにもなってきていますが、言葉に詰まる場面が良くあるので…声の大きさが必要との話で、子どもの声にかき消される声質なので、やっぱり向いていないだなと思っていました。それと、授業にかける比率が8~9割なので(他にも重い分掌がありますが)、とにかく授業と思っているので、それは良くないのかなと疑問に思いました。次回も来たいと思います。ありがとうございました。

18)子どもの方に寄りすぎて、指導が「かかえこみ」になりがちだったので、今回の距  離感や「しかる」ことについて、とても勉強になりました。具体的で分かりやすかったです。ありがとうございました。これからもがんばります。

19)大変参考になりました。

20)遅れてきてすいません。良かったです。

第2回目:

1)とても引き込まれ、あっという間の90分間でした!! 実際に作文指導に困っていたので、本当に助かりました。(小、20歳代)

2)本校の研究テーマは『書く』です。作文を書くというのも研究内容に入るので、とても参考になりました。本当に面白い実践ばかりですぐにしてみようと思いました。特にクラスの友達の評価は、大人でもうれしいので、子どもたちも意欲を持って取り組  めると思います。本校でも広めていきたいです。 (小、20歳代)

3)作文指導、とても悩んでいたので、本当にこの研修はとっても役に立ちました。もっと、クラスで使っていきたいです!ありがとうございました。(小、20歳代)

4)大変勉強になりました。ありがとうございました。イメージの花火やってみようと思います。(小、20歳代)

5)作文の指導方法が分からなかったので、とても勉強になりました。(小、20歳代)

6)日頃、自分でどうしたらよいか悩んでいた内容なので、とても参考になりました。(小、30歳代)

7)運動会目前でバタバタしたなかで出張させていただきましたが、テーマが今の時期で、ぴったりで本当に参加させていただいてよかったです。ありがとうございました。(小、30歳代)

8)この研修会の回数をもっと増やしてほしい。

9)今回のような、即実践に生かせるような研修会をたくさん作っていただきたいと思います。今日はありがとうございました。(小、30歳代)

10)とても参考になり、明日からまたやる気が出ました。ありがとうございました。(小、30歳代)

11)とても良かった。来てよかった。(小、30歳代)

12)実践的な内容でとても役立ちました。(小、40歳代)

13)もう少し長くお話を聞きたかったです。ありがとうございました。(小、40歳代)

14)大変面白く聞かせていただきながら、学ぶことができました。 (小、50歳代)

15)とても参考になりました。最後の回覧作文は、ドキドキしましたが、回覧のよさを感じました。タイムの厳しさも感じました。

16)英語科でも、中嶋洋一先生という方が回覧作文、作文指導をしていらっしゃる方から学ばせていただきましたが、池田先生も同じことをおっしゃっていたので、各教科には改めてつながりがあるなと思いました。本当にありがとうございました。(中、20歳代)

17)とても勉強になった。作文嫌いの子を作文好きにできる方法がたくさんあって、絶対しようと思いました。ありがとうございました。 (中、20歳代)

18)大変話し方が上手な先生で話に吸い込まれていきました。(中、30歳代)

第3回目:

1)とても充実した時間でした。小1の担任なので、簡単にできる学習ゲームも聞きたくなりました。(小学校、20歳代)

2)本日はありがとうございました。2試合目ができず、本当に残念でした。生活指導が入ったときの子どもの気持ちがよ~く分かりました。本校は、「つながり力」について研究していますが、「たほいや」で仲良しになっている子どもたちの様子が目に浮かびました。実践しました。一人だませました。うれしいですね。(小学校、30歳代)

3)継続して研修講師をお願いいたします。(中学校、50歳代)

4)とても面白かったです。非常に頭を使いました。他のゲームもどんなものかぜひ知りたいしやってみたかったです。クラスでやったらすごくもりあがるとおもいます。本当にありがとうございました。 (中学校、40歳代)

5)本当に面白い授業で楽しかったです。小学校むけのものを見てみたいと思いました。ありがとうございました。(小学校、20歳代)

6)知的な学習ゲームなのに、楽しくて、とても参考になりました。うちの学校でしているトークボックスの発展+知的したもののように感じました。子どもは遊びの中でより大きく伸びるのだなと思いました。(小学校、20歳代)

7)とても面白かったです。2試合目がしたかった。(小学校、20歳代)

8)知的なゲームがとても楽しく「またしたい!」と自分も思ったので、ぜひ子どもたちにしたいと思いました。(小学校、30歳代)

9)初めて参加したのですが、とても充実した時間をすごすことができ、第1、第2回目も参加すればよかったと思いました。小1でもできる学習ゲームを教えてほしいです。(小学校、30歳代)

10)ぜひともクラスで取り組んでみます。今日は本当にありがとうございました。(小学校、20歳代)

11)最後の30分しか参加できませんでしたが、とてもためになりました。ありがとうございました。(中、20歳代)

12)いつもの授業にこれでいいのかなと自信がなかったので、すごく参考になりました。(小、20歳代)

『発問の作法』(学陽書房)を再読している

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(雪、青空、琵琶湖 by GR4)

野口芳宏先生の『発問の作法』(学陽書房)を再読している。国語の授業作りで一番難しいと感じられている部分が、指導言(指示、説明、発問)の中の発問だと言われている。なぜ、発問づくりが難しいのかと言えば、考えて読む読書をしてこなかったからではないかと思う。

書かれている文章をそのまま受け取る。または、先生の説明をそのまま受け取る。こういう読書をし続け、国語の授業を受け続けていたら、問いを持ちながら本を読むということはまずしない。そして、教師になってさて国語の授業をしようと思ったときに、
(さて、何を聞こう)
(どう聞こう)
となる。勿論、これは教育する側に問題があるので、発問を考えられない先生は被害者なのかもしれない。

私は自分の性格がひねていたのと、素晴らしい本や先生に出会えた事があって、割と早いうちに問いながら本を読むということをしていた。自分が賛成する部分に赤、反対する部分に青の線を引きながら読み、青の多い本を読み返すということを中学の時に知り、かなりやっていた。

これをやるといろいろとわかる。自分の理解の足りなさ、知識の少なさ。さらに、本であってもおかしな文章があるということも。本になるぐらいの文章だから、正しくて素晴らしい文章で、これを理解できないのは自分の頭が悪いのだと思っていたが、実は、文章が悪いということもあると知った。これは大きな収穫だった。

ま、そういう訳で私は発問を作るのはそんなに苦労した事は無い。で、そうであっても発問の幅を広げたいなあと思って、発問について私が最初に読んだ本は『 発問上達法-授業つくり上達法PART2』(大西忠治著 民衆社)だ。発問に悩んでいる先生は、まずこれを手にすべきだ。

で、野口先生のこのご著書である。まあ、目次を読むだけで、よだれが出てくるであろう。発問とは何かを様々な角度から説明して下さる。勿論、私は野口先生と対話をしながら、読み進めている。そして、
(ん、先生、これは本当ですか?)
(を、私はここのまとめにもう一つ付け加えるぞ)
としている。

脇にMacBook Airを置き、ご著書に刺激されて出てくる授業アイディアをメモし、教材化し、立ち止まり、考え、読み進める。実に楽しい時間である。
これだけで一日を過ごせたらどんなに幸せかなあと思う。
ま、あれこれあるのが生きると言う事なのだが。出来るときはここを楽しもう。

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