お父さんも、5歳のときにこの絵本読んだよ
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娘(5)の幼稚園は、伝統がある。
ま、簡単にいうと蔵書の絵本は古い。
だけど、私はそれがいいと思っている。
今日借りて来た絵本は、グリム童話の『おおかみと七ひき
娘が、
「お父さん、読んで〜」
と持って来たとき、
『うわーあああ』
と言ってしまった。
この絵本も私は読んでいる。そして、娘と同じ5歳の時で
『お父さんも、5歳のときにこの絵本読んだよ』
というと娘はとても喜ぶ。
私も喜ぶ。
◆
ストーリーは、こやぎを食べてしまったおおかみが、
母親やぎにお腹を切り開かれて、子やぎを助けた後に石を
その石の重みで井戸の中に落ちて、おおかみが死んでしま
そのおおかみが死ぬ場面で、娘は言った。
「お父さん、悪者は死んで欲しいと思ったけど、だけど、
と。
この言葉を私はとても嬉しく思った。
悪いんだけど、死んじゃ可哀想だという感覚は、とても大
『そうだねえ。死んじゃ可哀想だね』
「うん」
『じゃあ、死なないで、おおかみとこやぎたちが仲良くな
「え!!」
ということで、ブッククラブのクリエイティブリーディン
『どうするどうする(^^)?』
と言いながらあれこれ娘と話した。
原作の読解もいいのだが、こうしてその後のお話を考える
◆
私が5歳のとき、どうやって読んだかなんて覚えていない
だから、娘が大きくなってこの物語をどうやって読んだか
ありがたいことだ。
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