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2013/01/02

『まともな日本語を教えない勘違いだらけの国語教育』

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『まともな日本語を教えない勘違いだらけの国語教育』(有元秀文 合同出版)

刺激的な本と言うのは、割とある。
しかし、ここまで過激な本と言うのは滅多に無いと思う。
有元先生とは、研究会の懇親会の日本酒コーナーで最初に出会ったのではなかったかと思う。大変失礼ながら、陽気なお酒好きのおじさんだなあと思っていたら、有元先生であった。いや、教育雑誌の写真と随分印象が違ったので。

その後、国立教育研究所でのワークショップに呼んでいただいたり、私の中学校の時の授業を見ていただいていい評価を頂いたり、国立教育政策研究所のお仕事でPISAの問題作成委員を依頼されたりと先生には、あれこれ関わらせていただいている。一度は我が家にお越し頂いて、松本茂先生と三人で飲んだこともある。(いやあ、無謀な企画だったけどお二人とも初対面にも関わらず楽しくしていただいたなあ、ということを思い出した。もう10年以上も前のことだなあ)

その有元先生が出された本である。
過激な本と書いたが、実はとてもまっとうなことを書かれている本である。
どうして日本の国語教育がダメなのかということを、国の教育政策に近い所にいた先生が批判されながら書かれていることが過激なのである。

批判するだけなら、いくらでも批判できるだろうが、
本書では「ブッククラブ」を中心とした学習方法を中心として国語を取り戻し、新しい授業に広げる提案もしている。また、教育行政に関する問題点も世界的な視野で指摘されている。

冬休みに一読を、強く、お勧めしたい本である。

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コメント

ありがとうございます。
本当に文科省には反省してもらいたいですが、うんともすんとも言ってきません。

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