いやあ、面白い夜だった。 新しい何かが生まれた夜だった。
1/25
1/25
しかし、すごい一日だった。
こんな一日があるんだなあ。
◆
夕方から塾の時代の卒業生と京都で飲むことになっていた。京都のある学会に仕事で参加すると言うので、んじゃあ軽く飲むかと言うことになった。
その前に、ヨドバシカメラでiPhone5の様子を見て、眼鏡のレンズを交換し、フレームの調整をしてもらいとメインテナンスも含めあれこれやるべきことを終わらせた。
三条のとある居酒屋で再会。
昭和の残る居酒屋はなかなかいい。
その後、日本酒バーに行きじっくりと上手い日本酒を味わう。どちらも隠れ家的な店で、私のお気に入り。
学生は居ないというより、入れないだろうなあと言う店。
俺たちもおじさんになったものだと思いながら、あれこれ。
◆
翌日子どもの授業参観があるということで、教え子は最終新幹線で帰京。私はタクシーを見送る。
実は私は、もう一件飲もうというお話がこの日の昼間にFBで成立していたのだ。知り合いの編集者さんが、これまた京都大学での学会に来ていて、夜の打ち合わせのあと二次会の時間あたりで合流しましょうということになっていたのだ。
京都と言うのはこういうのが嬉しい。
東京のように大きな街ではない。しかし、京都には人が集まる。だから、会えるチャンスが増える。そして、大きな街ではないので、食事となるとだいたい集まる場所が同じになる。
「店を捜しておいてくれませんか?」
と頼まれたので、一度京都駅前の店を捜そうと足を進めたのだが、ま、高瀬川の方がいいかなと思い、引き返してうろうろしていた時のことである。
「池田先生?!」
と、いい声で聞かれた。
しかもその声の主は叫んでいる。
ま、場所が場所だけに教え子達に会う可能性は無いことは無い。ただ、学生達が来るような場所でもないので、なんだろうと思ってその声の主の顔を見たら、今度は私が叫んだ。
『sdfghjkl;:!!』
東京で一緒に仕事をしていた女子アナウンサーさんだったのである。『こんなことがあるんだねえ』と路上で旧交を温める。どうしたのかと聞いたら、この近くのお店でテレビ関係者の友人たちの誕生会が行われていると言う。『あ、その店ならさっき私見たよ。いい感じの店だなあと思って。いや、実は私も、、、』とかくかくの理由で店を捜してることを話す。すると、
「良かったらご一緒しませんか?」
とのこと。をを、それは面白い。彼女はメンバーに聞いてくれると言う。そして、勿論!ということで受け入れてくれた。
それで、さっそく編集者さんに連絡。いやあ、面白くなって来た。テレビ業界と出版業界と大学教員とのメディアミックスになる。
◆
編集者さんがくるまで、もう名刺の大交換会があって、さらにあれこれ業界の話や、教育の話や書けないことで大盛り上がり(^^)。ワインを飲みながら爆笑しながら。感度の高い人たちとの話は本当に楽しい。とても初対面とは思えない。
そこに編集者さんたち登場。
明日の教室で平田オリザさんをお招きしたときに一緒に参加されていてた方で、あの名著『うめ版』の編集者さんだと分かったときには、その会場で大盛り上がり。また、話題の本『プレイフルラーニング』の編集もされていて、もの凄い人。その編集者さんが部下の一人と、大学の先生を一人連れて三人で来た。
一緒に来た大学の先生。
名刺交換をしていたとき、お互いに「どっかでお会いしましたよね」と話す。分かった。関西授業づくりネットワークでお会いしたのであった。私は名刺を見て思い出し、その先生は階段を上ってくるとき、私の声を聞いて(聞き覚えのある声だなあと)思ったそうだf(^^;。
こんなことあるんだなあという出会いの嵐。
さらに、そこに若手のテーブルマジシャンが登場。
目の前で技を見せてもらう。
すごすぎる。
そこで、交渉。「明日の教室」に来て欲しいと。手品のいくつかを先生達に教えて欲しいと思ったのだ。小さな手品ができるというのは、子ども達を喜ばせる。これも快諾してもらった。タイミングを見て登場してもらうことになった。
◆
話は尽きないので、先斗町のバーに場所を変えてさらに延々と。もう既に電車は無い。心置きなく時間を過ごせる(^^)。
さらに、ディープな話で盛り上がる。
いやあ、面白い夜だった。
新しい何かが生まれた夜だった。
« お父さんも、5歳のときにこの絵本読んだよ | トップページ | 娘を乗せて湖西を北上 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント