新しい下敷きが気に入っている
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下敷きと言えば、色の指定が合ったり、アイドルやアニメのキャラクターは禁止だとかいろいろと言われたのが私の子ども時代。
曰く「勉強に集中できない」ということで、派手ではない色で絵柄も地味なものが指定されて来た思い出がある。
しかし、そんなことよりも私は下敷きにはもっと大切なことがあると思うのだ。それは、弾力性だ。吸着力とか筆記用具追従性と言ってもいいかもしれない。コンピュータで言えば、キーボードのタッチと同じ位大事な部分だと思うのだが、なぜか下敷き指導に関しては無視されて来た。
私は子どもの頃、だから下敷きを敷いてノートに書きなさいというのがとても苦手だった。鉛筆が滑ってしまうのだ。だから、下敷きを取ってノートに書く。書いている部分の下の厚みが弾力になって書きやすい。しかし、これを先生はあまり良しとはしてくれなかった。
いまお気に入りの下敷きは、皮である。
皮の端切れを使っている。300円程度で買えた。穴が空いていたこの端切れ。そこに娘(5)が作った網紐を入れて使っている。これが実に心地よい。吸い付くのだ。ボールペンが、鉛筆が、万年筆が紙に吸い付くのだ。
子どもの頃、この下敷きがあったらもっともっと楽しく字を書いただろうなあと思う。一緒に写っているのは、インクボトル型の鉛筆削り。これもお気に入り。
新学期に向けて文房具を新しく買い直すなら、この下敷きはお薦めである。
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