桜は、桜だけを思い出すことは殆どない
3/26
満開の桜のタイミングで東京に来られるとは思っていなかった。会議の前に小一時間だけ桜を見て歩くことが出来た。残念ながら曇り空の夕暮れであったが、江戸時代からの桜の名所飛鳥山の桜を見て歩くことが出来た。
桜は、桜だけを思い出すことは殆どない。
桜は誰と見たのかを思い出す。
だから、一人で見る桜というのは、なんとなく切ない。
淋しいと言うより、切ない感じがする。
古の人たちもそうだったんじゃないかなあと思うことがある。
古来こんなに桜が歌に詠まれたのは、一人で桜を見ることの切なさに耐えられなかったからではないかなあと思うことがある。
歌を作ることのない私は、
その思いで写真を撮っているじゃないかなと思うこともある。
京都の桜を目指して帰路につこう。
今日は結婚記念日だ。
« 朝日新聞の教育欄に載った | トップページ | 「良いこと考えた!」 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント