明日の教室が、朝日新聞で紹介されました。
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6年前に糸井先生と始めたときには、こんな展開になるとは思いませんでした。
『ま、ぼちぼちやれたらいいよね』
「二ヶ月に一回位かな」
『会員とか、会費とかいらないよね』
「いいんじゃない」
『ネットで告知して、来たい人が来てくれればいいよね』
「だよね」
てな感じで始めたのですが、コンセプトは結構しっかりしていて
・日本一の人に来て頂く
・教育に関して思っていることを語って頂く
・「教室」サイズを重視したいので、参加者40人上限を原則とする。
・懇親会を大事にする
・若手を育てることを大切にする
・極力安い参加費を目指す
ということでやっています。
それが、明日の教室の本は出版されるし、いまでは大阪、東京、九州、名古屋、岡山と分校も出来、京都の会場で行われるものはDVDに収録され販売され、全国の教育委員会や教職課程のある大学からセットでの注文を頂いたりしています。人を集めるのが難しいと言われている教育研究会で、毎月40人程度の人が集まり、年に10回はやってそれが5年も続いているのですから。
◆
若手には本物に触れて欲しい。
本物に触れ続けると、何かが育ち、何かが変わるというのはあると思っています。
現場は忙しく、毎回参加することは厳しいでしょう。
体調が優れない時もあるでしょう。
いいんです。その為にDVDもあるし、全国で行きやすい所に行ってもらえればいいんです。
無理矢理勉強させられたとして、まあ、少しは伸びるでしょうけど
大人の勉強は特に自分が学びたいと思うものでなければ伸びません。
明日の教室は、無理に来る所ではありません。
他にも研究会や勉強会はあります。
問題は自分に合ったところを探すことです。
そして、合っているなと思ったら続けることです。
私は糸井さんと
『もう、京都はなくてもいいか?』
と話すことすらあります(^^)。
各地にこれだけできているのですから、こういう考え方が広がったのだから、おじさんたちはもう引退してもいいか?と思うこともあります。
ですが、もう少しやりたいこともあるし、参加者が喜んでくれるのはとても嬉しいので、まだ続けようねということに話は帰結します。嬉しいことです。ありがたいことです。
◆
教育はプレゼントなわけで、それも勝手に与える営みな訳です。
貰う方が貰いたいかどうかは分かりません。
だから、私たちはこうして勝手に明日の教室というプレゼントをしている心算です。
良かったら来年度もお越し下さい。
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