二回生ゼミは、詩を中心とした小学校の実践記録を読みすすめる
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二回生ゼミは、詩を中心とした小学校の実践記録を読みすすめることになる。
ベテランの先生の実践記録である。とても良い実践。
だけど、私はこれは危険だと思っている。
四月に小学校五年生に出会った先生は
「今思っていることを何でもいいから書いて下さい」
と指示する。
『さて、これはどう思う。良いと思う。ダメだと思う?』
と学生たちに問う。すると8割強の割合で良いという評価。うむ、これはいい。ただし、この先生にとってはだ。子どもとの人間関係が出来ていない時期、どんな子どもだかが分からないときに、この発問は怖い。
「今思っていることを何でもいいから書いて下さい」
と指示した以上、子どもが「〇〇は大嫌い」とか「うんこぶりぶり」と書こうが良いことになる。ベテランの先生はそれでも対応できるが、新人にはこれは厳しい。
『さて、ではどういう指示が良いのでしょうか? 考えてみなさい』
と指示を出して考えさせる。発表させる。
そう、一読総合法でやっている。一読総合法のスローリーディングで実践記録を読む。いくつもの?を入れ、
『では、君ならどうする?』
と発問を入れ、90分の授業で読めたのは3p。もう少しゆっくりでも良かったかなとは思うが、私が担当するのは8p分。ま、こんなもんだろ。
テキストリーディング。面白いんだよな。
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