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2013/05/09

子どもの抱えている「問題」がある

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学生たちの卒論指導をしていて、気になることがある。
それは、先行研究をして問題を発見して、その問題を解決するというストーリーを作るのだが、それだけに固執している感じがある。私の指導が悪いのかなあ。

問題点がある。これはこう解決すべきだ。

というストーリーは、まあいいだろう。
しかし、もう一つのストーリーを描けない。
つまり、

問題点がある。いや、これは問題点ではない。特徴である。この特徴を生かすことが大事だ。

というストーリーだ。



三者面談で親に相談されたことがある。
「先生、うちの子どもは落ち着かないんです。どうしたらいいでしょうか?」
と。
『落ち着かせる為には、〜』
と話すことも大事かもしれないが、これはむなしくないか。
そういう子どもは落ち着かないものだ。
そうだとすれば、
『落ち着いたらやれないことをやらせてみませんか?』
とターンすることを考えることも必要だと思うのだ。



子どもの抱えている「問題」がある。
よく見れば、それは問題ではなく、その子どもの特徴だという可能性もある。
そうだとすれば、その特徴を生かす指導を考える。

その仕事をするのが教師じゃないかのかなあ。

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コメント

支援教育の視点の話と近しいのかなと思って読みました。
特別支援教育の視点は、支援学級在籍の生徒のみでなく、どんな生徒にも有効で必要なものなのだと、日々感じています。
誰にとっても助けとなる視点、しかけを持つことが大切なのですね。
見方ひとつ、捉え方ひとつで、声のかけ方や指導の仕方が全く違ってきますね。
そのことを忘れずに子どもたちと接していきます。

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