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2013/07/05

濃密な時間が過ぎて行く

7/4

Hb

四回生ゼミは、今日でおしまい。
今週末から採用試験が始まるので、今日で終わりとした。

一人一人に今の気持ちを語らせ、それに返事をした。
彼ら彼女らがいま持っている不安を少し楽にできれば良いなあと思いながら、アドヴァイスした。

真新しい2Bの鉛筆を一人一本用意し、そこを少し削って言葉を書いた。
「前へ」「よく食べろ」「夢の実現」などなど。一人ずつ違う言葉を書いた。それを袋に入れてくじ引きで選ばせた。

『一人だけ、「来年も頑張れ」と書いたからな』

と付け加えておいた。
勿論、これはジョーク(^^)。

七夕飾りに短冊をぶら下げ、近くの神社にお参りに行った。
宗教上の信念について確認した所、問題ないというので全員で行った。

苦しい時の神頼みだ。
それもいいと思う。

私の年齢になれば、浪人、留年、採用試験二度目の合格なんてのはなんでもないことで、寧ろそれが私の人生を作っているというか、彩りを添えているような感覚すらある。だが、彼らは今年で決めたいと必死だ。それでいい。

が、一方で私は

『どういう結果が出たとしても、それは君たちの人生の一部でしかなく、棺のふたが閉まるまでは何がどうなるかはわからないのが、人生だ。合格、採用に向けて頑張れ。だけど、うまく行ったからといって全て良いわけでもないし、ダメだからといって全てがダメなわけでもない。だけどいまやるべきことを淡々とやり続けよ』

と話した。

昼ご飯を終えて、研究室にいたらノックの音が。
何だ?と思ったらゼミ長がとなりの部屋に来て下さいとのこと。
顔を出すと、三、四回生ゼミの諸君。
ああ、そうか。

私の、明日の誕生日をお祝いしてくれるという。
お祝いの言葉のパネルもプレゼントしてもらった。
『そんな暇があったら勉強しろ!』
と言うのが私のキャラだと思うが、
ここは有り難く貰った。

濃密な時間が過ぎて行く。

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