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2013/08/26

「半沢直樹」を遅ればせながら見た

8/26

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集中講義が終わり、つかの間の休息と思って「半沢直樹」を遅ればせながら見た。
このドラマ不調の時期にあって、30%の視聴率を取ると言うのはどういうドラマなのか興味を持ってみた。

二日間で、一気に第五話まで見てしまった。
面白い。

水戸黄門、白い巨塔、警察ものを銀行を舞台にしてやっているというか、
ナニワ金融道のもうちょっと上品にあくどい版というか、
現代の歌舞伎というか、
ま、勧善懲悪をベースに銀行でチャンバラをやっているというか。

シンプルで分かりやすいのもいい。
展開が読めないのもいい。
また、展開を予測できるのもいい。
これなら30%を取るのも分かる。

役者陣では、壇蜜が思いのほか良かった。
あの役者陣の中にいて、なかなか頑張っている。

私の中にも物語欲というのが寝ている。
物語を欲しがる気持ちというものだ。
だが、日頃はこれに蓋を閉めている。
寝ていると言うか、寝かせている。
日頃というのは、授業期間ということだ。

この間には小説や映画、またはドラマ等の楽しみのためのメディアには基本的には触れないようにしている。仕事が回らなくなるからだ。(あ、あまちゃんと、落語は別)
だが、授業の無いときは、これを解禁する。
今回は集中講義が終わったので、半沢直樹を見て見たのだ。

私の中の物語欲を慰撫してくれている。
心地よい。

ドラマは第七話から、東京編がスタートするようだ。
見ちゃおうかなあ、どうしようかなあ。
次の集中講義の準備を先にしないとかなあ、原稿を書かないとかなあ。

こうして悩める時間があるのが、夏休みだなあと思う。
晩夏ではあるが。

写真は、今朝の朝焼け。

2013/08/25

集中講義を終えての翌日は、体調を整える一日

8/24

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集中講義を終えての翌日は、体調を整える一日。
昼過ぎから近所で行われている牛肉サミットに出掛けて、美味しいものを食べて英気を養おうと思った。
日本中のおいしい牛肉を少しずつ食べられるのは素晴らしい経験。
なかなか美味しい。あるブースには、学生がアルバイトをしていて、思わずそこのも買う。

が、お腹に来た。
高価な牛肉で胃の腑がギュウっとなったわけである。
脂身かなあ。
トッピングの大蒜かなあ。

家に戻って来て休憩。
その後、風呂の出掛けるが胃の感覚は戻らず。
夕ご飯はアルコールはおろか、食事もとらなかった。
やはり、体に疲れが残っていて、胃袋も疲れているのだろう。

学生達には、日曜日の朝8:00までの課題を出している。
それを掲示板でチェックしながら、夜半まで過ごす。
窓の外は雨。

夏が雨で流されて行っているなあと思いながら、寝る。

2013/08/24

特別活動論終了

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特別活動論終了。ふう。今年は大きく疲れることも、大きく外れることも無く無事終了と言ってもいいかもしれない。カシオペアのASAYAKEなどを聞きながらクールダウン。

学生達に話した。
授業の質を決めるのは教員の仕事。だから、その責任は生徒には無い。学生にも無い。授業中の私語の95%は教員にあると言っている私だ。その考えに変わりはない。

だが、生徒や学生の聞く姿勢、参加する姿勢がいいと、教師の実力以上の授業になることがある。今年は、その感覚があった。学生達の例年以上のやる気を感じていた。そうなったら、こっちも負けていられないのである。

その特別活動論が、終わった。
採点はマルマル残っているが、終わった。
これで、夏を迎えられそうだ。
まずは、乗り越えられて良かった。一安心(^^)。

2013/08/22

「先ほどのことは忘れて下さい」

8/22

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集中講義三日目。
昼ご飯を食べてキャンパスを歩いていたら、四回生ゼミ生を発見。
声をかける。すると5人位集まってくる。

「あ、先生! 明日なんです。滋賀県の二次試験!」
『をを、そうか』
「先生、先生に指導していただいた個人面接の練習が明日生かされそうなんです」
『?』
「先生の厳しい面接のような面接官という話が伝わって来ています」
『をを、そうか。頑張るのだぞ』
「はい」
『分からないことがあったら、無理矢理変なことを答えずに、「すみません。分かりません。教えて下さい」と言えばいいんだからな』
「はい。あ、先生、矛盾したことを言ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?」
『あ、その時は、「先ほどのことは忘れて下さい」と言えばいい』
「(^^)」
『そして、やっぱりさっきのが正しいと思ったら。「すみません。先ほど忘れたのを思い出して下さい」と言えばいい』
『(^^)/』

そう。その笑顔があれば受かる。
大丈夫だ。

学生達が興奮して感想を書いています

8/21

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集中講義二日目。
素晴らしい講義をプレゼントしていただきました。
本日の特別講師の市川力先生から。

学生達が興奮して感想を書いています。
知的興奮。
これを学生達にプレゼントして下ったことに、心からお礼申し上げます。

2、3限は講義をしていただきました。
資料を見ると、書き下し。
私はそれだけでじーん。
学生達もグイグイと引き込まれていました。

4限は、私との対談。
要は、私が聞きたいことを聞きまくるということです(^^)。
私は、なんといいましょうか、対談の最中はコンサートに出演している感覚でした。ジャズは良くわかりませんが、ジャズのプレーヤーのような感覚でした。主旋律、テーマが提示されて、そこに寄り添うことを目指しつつも、私の主張を載せ、響かせようとしていました。そうしたら、これが思い切り気持ち良くアンサーがあって、うひゃひゃと思いながら対談をしていました。

ひょっとしたら、というか恐らく学生達は理解できない者が多かったかと思います。それを途中で感じていました。しかし、私は、ガンガン行きました。大の大人二人がワクワクしながら対話を続けている。学生から見たら、教育のことにも関わらず、なんだか分からないことに対してこの二人のおじさん達が嬉しそうに話をしていると言う姿をみせられたことがとても嬉しく思います。

学生が知らない世界があって、そこにも楽しい世界が待っているんじゃないか?ということを示せたことが何より、ありがたいことです。

私は、教育はラグビーだと思っています。先達から頂いたパスは、前に投げ返すことは出来ない。受け取ったボールの泥を拭って、後ろにパスする。挑戦させる時は前にキックする。どこに行くか分からないけど、追いかける子ども達を信じてその楕円のボールをキックする。

今日の先生の講義を伺いながら、同じものを感じました。
ありがとうございます。

先生の楕円のボールを学生達はしっかりと受け取ったと思います。
感謝します。
あとは、そのボールをしっかりともって前に走り、次の世代へパスする彼ら彼女らを育てたいと思います。

ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2013/08/18

カレイドスコープの手作り

8/18

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夏休みの自由工作。

娘(5)が前から気に入っていたカレイドスコープの手作りキットを東京で手に入れたので、一緒に作る。精密に作らなければならない所も多いので、私が主で作ったが、まあ、一緒に作る。

オイルの本格的なものは作れないが、まあ、最初にしては良いものが作れたと思う。
暫く楽しめる。

もっとワクワクする宿題

8/ 18

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(日野の朝取りブルーベリー)

ディベート甲子園から始まって一週間ほど東京にいた。
実家に泊まって少し寛いだ。

娘は従姉妹達と遊んで大満足。
私も姪っ子の夏休みの宿題を見てあれこれ考えられた。

私が机で仕事をしていると、小学校五年生の姪っ子が同じテーブルにやって来て夏休みの宿題を始める。娘もやってきて一緒にめいろあそびをしている。一つのテーブルで三人がなにやら始める。いいものだ。

姪っ子の宿題を見ると漢字ドリル。

『大変だねえ』
「うん」
『薔薇、書ける?』
「書けない」
『じゃあ、おじさんが一瞬で書けるようにしてあげようか』

と言って例の指導方法で一瞬に書かせてしまう。
ドリルはなぜか漢字を三回ずつ書くことになっている。

『なんで三回ずつ書くの?』
「知らない」

ま、知らないよな。
でも、本当にその三回とか十回の根拠ってなんだろうと思う。

『夏休みの宿題面白いのある?』
「ない」
『どういうのが面白い?』
「半分遊びがあるのがいい」

とのこと。やっぱりそうだよなあ。
そこで、漢字ウォーリーをやらせたり、漢字のルーツクイズをやらせたりする。
喜んでやる。

『おじさんの仕事は、こういうことを小学校の先生になる大学生に教えているんだな』
「へー」

もっとワクワクする宿題を出せる先生がふえないかなあ。
というか、増やすぞ。

姪っ子を見ていると面白い。漢字を少し書いては畳にぐだーっと寝っ転がる。で、何やらぐだぐだする。そして、娘と遊ぶ。で、おじさんに
『そろそろやった方がいいぞ』
と言われてまた、机に向かう。
で、またぐだぐだする。この繰り返し。

ま、最終的にはこの漢字ドリルをノートに書き写して、宿題は「完成」するのだろうが、果たしてこれで漢字は身に付くのであろうか? かなり疑問。

娘が迷路遊びを始めたので、それに釣られて漢字ドリルを再開する姪っ子。で、直ぐに飽きる。ま、どこの家もこういうことの繰り返しなんだろうけど、なんだか無駄なことが多すぎると思う。

宿題を出せば子どもはやるという前提で出されている夏休みの宿題。
ここは真剣に考えないとダメだろう。

夏休みの宿題の研究ってあるのかなあ。

んで、時間が来たらおばあちゃんから、お八つが出る。ま、宿題をやっているという前提だ。だが、実態はゴロゴロなのである(^^)。

こうなると、子どもの取る作戦としては、いかに宿題をやっているフリをして時間を過ごし、多くのお八つを貰えるかということになるだろう。

つまり、「宿題をさせて学力をつける」という教師の目的はどっかに行ってしまうのだ。

だから、教師が夏休みを迎える前までにやらなければならないことは、

1)子どもに家庭学習の規律をつける
2)思わずやってしまいたくなる宿題を用意する
3)1)と2)の両方とも

なわけである。私の夏休みの宿題は2)がメインだったが、さてみなさんが出した夏休みの宿題はどうなのだろうか?

あ、ちなみに姪っ子の名誉の為に書いておくが、姪っ子の学力は結構高い。高いからゴロゴロしてしまうのか。でも、ゴロゴロさせない面白い宿題があったら、もっと伸びるのになあと、思う。

「おかあさん、ちょっと黙っていてくれる。テレビ消してくれない? いま夏休みの宿題やっているんだけど!」

と子どもがわくわくして集中する夏休みの宿題。
これを考えたいなあ。
学生達と考えてみるか。

2013/08/13

ディベート初心者講座 ユーストリーム

8/13

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ディベート初心者講座。
ディベート甲子園2013で行ったもののユーストリーム配信を保存したものです。
30分です。

良かったらご覧下さい

http://www.ustream.tv/recorded/37096823
 

大会後の理事会が終わり、仲間との飲み会も終わり、帰宅中。

8/12

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大会後の理事会が終わり、仲間との飲み会も終わり、帰宅中。

下らない話と重要な話。時々深刻な話。Facebookでは毎日会っていてもこうして飲む時間は実にいい。

ツーと言えば、カーが普通だが、このメンバーは、ツーと言えば、与兵と言うノリで会話が進む。

この三日間で体にいれたカロリー総量は、計算したく無いぐらい。だが、その総量を越える幸せを手に入れたと思う。

感謝。

ディベート甲子園で食べる「名物の」カレー

8/11

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ディベート甲子園で食べる「名物の」カレー。美味しいのだが、いつも混む。美味しいから混むのではなく、注文の受付と盛り付けのやり方で混んでいると思う。

ジャーの蓋をあけ、ご飯を盛り付け、ジャーの蓋を閉め、カレーをかける。これを一人の店員が、お客一人一人にやる。

日本人なら、ここは分業にすると思うところだが、しない。ここが本場のカレーなのかと思う(^^)。日本人は、これをしたのでトヨタが生まれたんだろうな。

で、この日本人から見たらとんでもなく効率の悪い販売方法のせいで、大混雑なのである。だが、ここに文句を言わないで大人しく列に並び続けるのが日本人だなあと思うのだ。

毎年、面白いなあと思う。

あ、それから店員さんの一人が下北沢の陣太鼓と言う焼き鳥屋さんのご主人に似ていると、今年やっと思い出せて良かった。

写真のカレーに添えてある玉ねぎは、アチャール。これが美味しいんだよね。

お釈迦様の掌の上にいる孫悟空の気持ち

8/11

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ディベート甲子園は東洋大学で行っている。
都営地下鉄の白山駅を利用する。

ディベート甲子園の開催が東洋大学になって、初めて白山駅の地上に出た時、なんか見覚えのある土地だったので不思議だった。
(あれ、私来たことあったかなあ)
と思いつつ、
(そんなことはないよなあ)
と思ったのだが、実はあったのだ。

それは奥さんの父方の菩提寺が、白山にあって、法事でここに来たことがあったのだ。
(うーん、縁のある土地ってあるんだなあ)
と思ったものだ。

白山だけならまあいいかもしれない。
だが、それだけではなかった。

京都に引っ越したとき、数ヶ月京都市内のマンスリーマンションに住んだことがある。京都の土地勘を得る為に、市内に住んでみたのだ。そこからは大きなお寺がよく見えた。知恩院と言った。

この知恩院には、奥さんの母方のご先祖様が眠っていることが分かった。
(うはあ、ここにも縁があるか)

で、いま仕事で二ヶ月に一回位東京は王子に行っている。
飛鳥山とか六義園とかの近くだ。

先日私の実家に帰ってそのことを話していたら、
「あたしが昔勤めていた所で、修が生まれた病院がすぐ近くにあるよ」
と母親に言われた。
「飛鳥山も六義園も子どもの頃連れて遊びに行っていたよ」
と。

なんだか、お釈迦様の掌の上にいる孫悟空の気持ちにもなっているが、縁のある土地というのはあるもんだなあと思う。

本日、ディベート甲子園二日目。

ディベート甲子園、一日目を終えて

8/10

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ディベート甲子園、一日目を終えて、夜泣きラーメンを食べて、風呂に入って、お茶なう。

今年で大会は18年目。ということは、18年以上お付き合いをしている仲間達がいると言うこと。

体型があれこれ変化しているのはお互い様。
だが、根っこの部分は変わっていない。
実に下らない話が、18年分の伏線とともに炸裂する。
大笑いして、過ごす数時間。

これがいいんだよね。

2013/08/12

ああ、今年のディベート甲子園が終わる

8/12

Debate

2013ディベート甲子園、高校の決勝。講評と結果発表が終わった。後は表彰式を残すのみ。今年もあっと言う間だった。

大学に移り自分のチームを持たなくなった時に、それなりの淋しさがあった。生徒達が立論、反駁を作り上げて行く時間に付き合い、勝ち上がって行くあの瞬間が無くなるのは、なかなか淋しいものがあった。

今年は耳の調子がかなり良くなくジャッジは外して貰った。調子の良い時ならば中学のジャッジはできるのと伝えたのだが、ジャッジのシフトを組むのが難しくなるし、悪くなった時にジャッジをしていたら、生徒達に申し訳ないので、辞退させて貰った。

ジャッジは、大変だけど生徒達の熱い議論を最前列で聞けるのはなんとも良い。ジャッジの代わりにディベート初心者講座を二回開き担当した。大会に貢献できるのはここだなと思い、丁寧に務めた。

確かにチームもジャッジも無いディベート甲子園は、やはり淋しいものがあった。

しかし、である。
やはりディベート甲子園は、いい。生徒達に思い切り議論をすることができる場を与えようとして、色々な立場の人たちが、色々な役割を果たしながら、この三日間を走り続けた。

いや、正確に言えば夏の三日間だけでなく、半年、いや、ほぼ一年だ。それがこの三日間で結実する。その時間を、もう18回も体験できている。幸せなことだ。

大会の期間には全国教室ディベート連盟の理事会が二回、総会が一回あり、その後メンバー達の懇親会があった。夜遅くまで来年度以降のディベート甲子園について、より良くするためにどうしたら良いのか議論を重ねていた。

2013年のディベート甲子園は、もうすぐ終わる。が、これは始まりでもある。来年度以降、この大会に新たな参加校を増やしたいと心から思う。

このディベート甲子園に出会うことで、参加することで大きく成長できる可能性を、その生徒達は手にするだろう。私たちは、だから呼び掛け続けたい。

ああ、今年のディベート甲子園が終わる。

2013/08/10

夏休み、駆け抜けているぞ

8/10

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ディベート甲子園初日を迎えた。
担当する「ディベート初心者講座」も終えた。
ふう。

ここに至るまでの一週間もいろいろとあって、良く辿り着いたと言う感じだ。
本当は計画的に片付けて行かなければならないのだろうが、ま、私のことなのでそれもなかなか上手くは行かない。なんとかなんとか乗り切りながらだ。

東京での講座を終えて、日曜日は浜大津のサマーフェスティバル。夕涼みをしながら音楽と屋台の食事。あんまりざわざわしないのが好きなので、この位のざわざわがいい。ビールを飲みながら、いい風を受けて音楽を楽しんだ。8/4

免許更新講習を担当。テーマは「行事後に書かせる作文の指導方法」。時間は6時間。これだけあれば、結構ゆとりを持って出来た。

「二学期の授業が楽しみです!」
「早く子どもたちに会いたい」
「行事が来るのが待ち遠しい」

という声を多く頂く。
嬉しい。
子どもたちが
「書くって面白いなあ」
となってくれれば、私はとても嬉しい。

講習後のアンケート。36人に受講生のうち、4点満点で、33人が4点。3人が3点。平均点が3.916とのこと。ほっと一安心です。8/6

午前中、娘と急遽プールに。
この時間がリフレッシュになる。

プールの後に、娘が気に入っているラーメン屋に行って食事。
美味しいんだよねえ。ちょっと高いけど。
娘はもうしっかり一人前を食べる。
どんどん食べてしっかりと体を作れ。

午後から大阪私立学校人権教育研究会主催の若手教員のための研修会で講師を務めた。定員の40人を超えての参加とのこと。夏休みにも関わらず、これは凄いということであった。

公立の教員であれば、研修を受けられる。というか受けさせられる。新人も、二年目もその先も。ところが、残念ながら私学にはそのシステムがないとのことであった。

で、私学も同じように授業ではなく、学級経営でトラブルが生まれているとのことであった。ということで、私に指名があり若手教員のための学級経営に関する講座をということで依頼があった。

2時間30分の予定をちょっと超えて、講座を行った。
たっぷりと時間があるようでいて、実は全くなかった。
学級担任の仕事をまったく知ることも無く一年目を迎えた先生。
また、自分の経験だけでなんとか乗り越えて行こうとする、若手の先生。

その先生達からの反応が、私に届く。
ズシンと届く。
(あ、これはディープな話をしても大丈夫だな。いや、したほうがいいな)
と感じて、講座をその場で組み替えながら進める。

「また、来年度もお願いします」
と感想に書かれてあったり、事務局からお願いされたりの講座修了後であった。
私のoffはどこに行ってしまうのだろうかと思わないことも無かったけど、
『勿論』
と答えた私。

何も無い夏休み、三日位は欲しいですが、そこまで頑張りましょう(^^)。8/7

帰宅してメールを確認。
今日は京都、大阪、奈良、三重、岡山などの採用試験の一次試験合格発表の日。続々合格の知らせが入る。嬉しい。

今年は中高の合格がグンと増えている感じがする。
考えてみれば、全学の卒業生の1割が四月から教壇に立っている大学に育っている。(ま、正確に言うと育てているのだが(^^))

特に嬉しかったのが、卒業して4年目で一次試験を合格したという知らせを送って来た卒業生。「頑張れ、体に気をつけてこの勢いで二次も突破せよ」と命令。

本当に次の吉報を待ちたい。8/7

明日は娘(5)を幼稚園の夏期保育に送り届けた後、家の最終掃除。んでもって、娘を迎えに行きながら、その日の鮮度のいい食材をゲット。その後はひたすらディナーの準備。

シェフ池田としては、今年の新作料理をプレゼンする大事な時間となる。
「うま!」
と言わせるために準備を進めるのであった。

そして、第三十回 びわこ花火大会。
開催直前に大雨が降ったり、緊急地震速報があったり、雷が鳴ったりで大変でした。
そして、その大変さを乗り越える美しさでした。
今年もびわこ花火大会はクレイジーでした。写真は、びわこ花火大会のものです。8/8

明日からのディベート甲子園に備えて、今日はゆったりと過ごす。
午後からは奥さんを病院に送り、娘⑸とプールに行くぐらい。
クーラーを効かせた部屋でゴロゴロ。
しかしまあ、娘⑸は、歌っているか、話しているか、何か書いているか、何か作っているか、食べているかだな。

で、飽きると
「お父さん」
とやってくる。
夏休みの午後。

で、ゆっくりとするつもりが、娘のお友達のお父さんの会社の納涼祭にお招きを頂き、結局最後の花火まで楽しんだ。二日続けての花火でありました。8/9

東京へGO。
ところが、電車の時刻を勘違いして、目の前で湖西線の電車が出てしまった。次の電車だと、京都駅で乗り換えの時間は2分しか無い。

なんとかなるかもしれないが、なんとかならなかった時のダメージは大きい。

Express予約で慌てて次の10分後の新幹線を探す。ほとんど満席。仕方が無い。Express予約の特典のポイントを使ってグリーン車に無料でアップグレード。

グリーン車もほぼ満席。さすがお盆だ。
のっけからドタバタの私。うむ、いつも通りだ。

さ、折角グリーン車にしたのだから、ぐっすりと寝てと言うことはせずに、14:00からのディベート入門講座30分バージョンをしっかり作ろう。って、まだ作ってなかったのかよ! 頑張ります。

で、ディベート甲子園初日を迎えた。
担当する「ディベート初心者講座」も終えた。
ふう。

に辿り着くのだ。

夏休み、駆け抜けているぞ。

2013/08/04

恩師の退官記念の出版に関する研究会、検討会に出席

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(暑気払いの会で食べた、サバの刺身)

恩師の退官記念の出版に関する研究会、検討会に出席。
久し振りに国語を専門とするメンバーだけでの議論。
有り難いのは、私のようなものにも声をかけて下さるメンバー。
純粋に学芸大学出身ではなく大学院だけ学芸大学の私に。

そろそろ肚をくくっていいかなと思っている。

私はいわゆる文部科学省や学習指導要領が方向性を示す国語教育とは違う道を歩んで来た、いや歩んでいる。国語が示す学習領域と学習内容は広いので、ここを外れて教育することは、相当実力が無いと出来ない。

だが、子どもの事実から国語の授業を作ろうとすると、教科書の順番はおろか、学習指導要領の順番も守れないことがあった。小学校の授業の内容をせざるを得ないことも多々あったし、今大学の授業でやっているような高度な内容も求められるままにすることもあった。目の前の事実は、教える側の都合で用意された順番とはかなり違うことがあったからだ。

たまたま学芸大学の大学院に通うことが出来た。
(あー、違う所に来てしまったかもしれない)
と何回か思った。
(系統的に実践を重ねる先生たちが来る場所じゃないか、ここ?)
と思ったことも何回かあった。

だが、恩師の大熊先生は、そんな私を120%受け入れて下さった。
(あ、私は私がこれだと思うことを柱にやっていいんだ)
と思えた。

それは今日の研究会のまとめの言葉でも同じであった。
子どもの事実と本質を見極めて国語の授業を、学習者の立場から考えて行こうとおっしゃっていた。

この3月で先生は退官される。
私がご指導を頂いた時の先生の年齢を私は超えている。
その時の指導を学生たちに出来ているかと考えながら、頭を抱える。

先生のご退官に向けて少なくとも3つの企画が動いている。
その3つに関われているのは、幸せだ。

研究会のあと、暑気払いの会に参加して、旧交を温める。
もう20年も付き合っていたんだねえと確認してビックリする人たちばかり。
幸せだなあ。
そして、次の協同研究の企画まで出来上がってしまった。

恩師の御陰だ。
恩師の人徳が、忙しい中であっても集まろうということを生み出し、
次の世代である私たちに企画の種をまいて下さったと言うことだ。

せめてその何分の一は私も貢献したいと思う。
だが、新幹線の都合で最後まで残れずに宴席を飛び出す。

こうなったらその分を背負って意味のある文章を書かねばと思う。

そう思えることが、実に幸せだ。

たまにはテレビも見るものだ

8/3

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実家でのんびりとテレビを見ていたら、お墓のCMが流れた。
「修、どうするの?」
と母親。
『え、生命保険でなんとかしてくれっていっていなかったっけ?』
「そうなんだけど、大丈夫? 作っておく?」
『え、あのお墓は?』
「あそこは実家の墓」
『じゃあ、山形にする?』
「遠い」
そこに父親が
「まあ、お参りに来てくれる所じゃないとなあ」
と。

ちょっと前までは、両親とも体調がかなり悪く、そんな話をする気力も無いし、縁起も悪いしということでこんな話は出来なかった。

が、こうして話が出来る位までに復活できて良かったなあと思う私。
たまにはテレビも見るものだ。

2013/08/02

講座を終えて

8/2

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(懐かしの聖蹟桜ヶ丘)

8/1と8/2に港区で講座を行った。IMTESの講座だ。
偉い先生の中に私が入っていいのかと思いながらもう、5年位務めている。
今回は書き下しの講座もあり、なかなか刺激的であった。

本当は、講座修了後そのまま帰宅する予定であったが、明日大事な打ち合わせがあることが分かった。関西に居る私はちょっと伺えないかと思っていたのだが、いま東京にいるので行けることが判明。実家に泊まることにした。

で、講座を終えて八王子に向かう途中、京王線調布駅でのできごと。

「あ、財布財布!」

と車内の中で声が響いた。
私の左横の3mぐらい離れた辺りから。
なんだろうと思ってみたら、財布を車内に忘れたまま、橋本行きに乗り換えた女性がいたようだ。

発見したおじさんが、ホームに飛び出してさらに声をかけた。
ところが、誰も反応しない。
自分が乗っている八王子行きの特急はもう発車の時間が迫っている。
すると、ホームに居たおばさんが
「あたしが届ける!」
と言ってパスを受けてその女性の元に走った。

女性はイヤホンをしていたので、聞こえなかったようだ。
だが、見事な連携。
日本の庶民は凄いなあと思ったのだ。

で、この日はまだ続きがある。

八王子で髪を切った私は、実家に向かう為にJR中央線に乗った。
で、立川で降りた。
重たい荷物を抱えていたが、エスカレーターに行くのも面倒だったので、階段をゴロゴロを抱えて登っていた。

すると、目の前に財布が落ちて来た。
(ええええ?)
気がついたのは私だけのようであった。

「財布、財布を落とした人は居ませんか?」

咄嗟に大声を出していた。
すると、私の前を歩いていた70人のうちの10人ぐらいが振り向いた。
で、

「あ!」

といいながら探している若者がいた。
私はその彼に手渡した。
彼は頭を下げた。私もどんまいと頭を下げた。

一日に二回財布を落とした人に出会うとは。
その内の一つに私が直接関わるとは。

珍しい一日だった。

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