私は学生達に授業の感想を必ず書かせている400〜600字ぐらいで
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私は学生達に授業の感想を必ず書かせている400〜600字ぐらいで。
これは学内のサーバーに設置した掲示板に書かせており、パスワードで管理している。学生達は、当然嫌々書き始める。毎回毎回、しかも締め切りは翌朝。嫌々書いているのは良くわかっている。
教育は良い強制。
野口芳宏先生の言葉だ。
勿論、矯正も含まれているだろうし、共生もあるだろう。
教師の仕事の多くを占める文章を書くという仕事。
これは何が何でも身につけさせておかなければならない。だから、書かせる。
◆
先日卒業生に偶然会った。
その時にこの掲示板の話になった。
『君たちが嫌々書いていたのは良くわかっている』
「え」
『当たり前である。だが、書かせなければ文章は書けない』
「はい」
『そして、あの掲示板はあのときのままで残っている』
「え!」
『アドレスもパスワードも変更していない。あのときの君たちの言葉がそこに残っている』
「そうなんですか!」
『そうだ。だから、今でも見られる。教師を目指していた頃の、君たちの言葉がそのまま残っている』
「家に帰って直ぐに見ます」
『それがいいだろう。インターネットは、過去にも時空を超えると授業で話したよな。こういうことだ。見てみるがいい』
「はい」
◆
ということで、毎回毎回無理矢理書かせている。
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