今宵も学生のお陰で良い酒が飲める
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一回生のとき、中退しようかと悩んで相談しに来た学生が、
「先生、合格しました」
と報告に来てくれた。滋賀県内のとある市の幼稚園教諭に合格したとの報告だ。
『教育に興味があったけど、子どもに興味があったけど、実は子供服が好きでした、でもいいんだよ』
と一回生の時に話した。そしたら、彼女は
「え、いいんですか?」
と答えた。勿論、いいんだよと話して、
『ま、様子を見てはどうだ? どうしても他にやりたいことがあるなら別だけど』
としたところ、今日の日を迎えた。
『で、なんであれだけ悩んだのに、幼稚園の先生を最終的に選んだの?』
「やっぱり、実習です」
と。
『なんだ、私たちの教育の成果ではないのか』
「いえ、せ、せんせい。それは勿論のことです!」
と必死に言う学生が笑える。
実習はやはり偉大だ。
それは十分に私たちは分かっている。
そこにベストで挑めるように指導するのが、私たちの仕事の一つだと考えている。
いやあ、良かった良かった。
今宵も学生のお陰で良い酒が飲める。
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