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2013/03/19

春宵一刻 ハートランドビールだ

3/19

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今日は午前中は、朝の風呂読書の後は、論文や関連するHPを見ていた。気になった案件があったので、追い続けていたんだが、論文やHPは英語のものになっていた。国語の教師になったので、その後は英語は特には勉強していなかった。だから、そんなに読めるもんでもないと思っていたが、自分の興味のある分野は結構読めるもんだなあと思った。

で、日本の学校教育は最先端であろうと思われるところと比べると2、30年は遅れているんじゃないかなあと思うのでありました。
(こんなイメージで出来たらいいなあ)
と思う、研究と実践がペアになって運営されている学校が、世界にはあることを知り、畜生と思うのでありました。

来年度は、ここ、見に行こうかなあ。

午後からは研究室に籠って事務仕事。
来年度の準備の為に、今年度の纏めと片付け。

紙類が多くて難儀する。
研究室のレイアウトを変えようと思ってあれこれしているのだが、
寧ろ混乱しているまま。メタパニである。

晩ご飯は、ハートランドビール。
春の宵。コートを着なくても大丈夫になったぐらいの春の宵。
無性にハートランドビールが飲みたくなる。

なんだろ。
命の芽吹きの薫りを運んでくる春宵の風。
これを感じるとハートランドが飲みたくなる。
春宵一刻、ハートランドビールだ。

ふきのとう、菜の花、ハートランドビール。
春は、心地よい苦みなんだよなあ。

2013/03/18

今日は逆上がり記念日

3/18

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本日、娘(5)が
「逆上がりが出来た!」
と言って来た。

半年間鉄棒を見つけては頑張って来た娘であったが、できた!とのこと。
今日は逆上がり記念日。好物のマグロでお祝い(^^)。

2013/03/17

卒業おめでとう。 元気で。

3/16

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教員になった時に、私以上に変わった先生がいた。
当時、もう55歳を過ぎた教務主任の音楽の教員だ。

「池田さん、教師はみんなかなしいんだよ。演奏家になれなかったから、音楽の教師。絵描きになれなかったから美術の教師。小説家になれなかったから国語の教師ということだね」
と、最初の飲み会かなにかで言われた。

私は全く理解が不能であった。
しばらくして分かった。
この人はかなしい人なのだと。

私は教師になりたいと思って教師になった。別に小説家になろうと思っていてなれなくてなった訳ではない。

「公務員はいいよ」
とも言われた。私は迂闊にも公務員になるという考え方が採用試験が終わっても、なかった。私は教師になりたいのであって、公務員になりたいのではない。教師になる為には公務員であることが求められているのだとしか思っていなかった。

教師になって夏休みを迎えて
(え、こんなに授業が無いの?)
と思った。
夏休みが長いから教師になりたいと思う人も居たではあろうが、私はそんなことは考えもしなかった。ねじが外れていると言えば、それまでだが、そう思っていた。

今宵は、児童教育学科の卒業パーティであった。
120名の内90名以上が集まった。

彼ら彼女らとあれこれ話した。
一回生の時しか担当しなかった学生、二回生の時だけ担当した学生。
自分の専門ゼミの学生達だけではなく、話した。
小さなエピソードを良く覚えていた。
勿論、私も覚えていた。
いや私以上に彼らは覚えていたか。

私は、学生が間違っていると思ったことは、否定して来た。
なにくそと思う学生がいていい。
気弱になっている学生には、発破をかけて来た。
それが実を結んだのを見られて本当に良かった。

今年の後期のキャンパスである学生と会った。
一回生ゼミで担当した学生だ。

「先生、保育士になろうと思います」
『で、今どうなの?』
「全部落ちています」
『この後は?』
「あと、二つです」
『どうするの?』
「やっぱり、保育士になろうと思います」
『あ、ダメだ』
「え?」
『なります、と言いきれ。なろうと思いますではまだ逃げ道を残している。なります、と言いきれ』
「は、はい。なります!」
『よし、合格』

と私が合格を出した学生はその後、二つの市町村保育士の試験を受けて合格した。その結果を私は知っていたが、学内で会うこともなくそのままでいた。そしたら、パーティで

「先生、ありがとうございます。御陰さまで合格しました」
と報告があった。
『だろ。肚をくくると受かるだろ(^^)』
「はい。それから」
『それから?』
「先生に一回生ゼミのときに、お前は公務員として保育士になれと言って下さったことを大事にしながら頑張りました」
『をを、言った、言ったとも。お前はあれこれ考えるとその方が合っていると思ったからな』
「ありがとうございます。自分がそんな風になるとは思いもよりませんでした」
『はははは。なる、なったろう。私は予言者だ(^^)』
「ありがとうございます」
『子ども達によろしく。子ども達の明るい未来を予言してあげられる保育士になれよ』
「はい!」

こんな会話がいくつかあった。

『を、卒業おめでとう』
「ありがとうございます!」
「先生、これから大変なんですよね、私たち?」
『ん? 大変ではない』
「え、そうなんですか?」
『ん、大変でないよ。とっても大変!』
「えーーーー!」
『(^^)。だけど、間違いなく言えるのは、これからの方がもっっっっっっっと楽しい』
「!!!」
『責任は大きくなるが、それ以上に楽しくなる。大体からして、この中に、好きな仕事を得て、好きな人と一緒に、好きな場所に住んでいる人いるか?』
「……」
『ま、好きな仕事は得ただろうけど、あとは無いだろ? 私全部ある(^^)v』
「ほんまや!」
『君たちはその三つを得られる可能性が高い。世の中にはその一つでも得られない人がいるんだぞ』
「ほんまや」
『だとしたら、そんな幸せな仕事を得たんだから、子どもと社会のために貢献せよ。倒れる必要は無いから、しっかり働け』
「はい」

のような話も。

「先生、BMWですよねえ。私もいつか乗りたいです」
『を、君は車好きかね?』
「はい」
『をを、そうか。いいぞ、BMWは…』以下延々と続く(^^)

『君は、今日は特に思うのだが、ルパン三世の次元に似ているなあ』
「ええええ! 先生、嬉しいです。僕、次元の大ファンなんです!」
『子どもの前では受けないかもしれないが、PTAの歓送迎会では受けると思う。帽子を買って頑張れ』
「はい!」

『君の昨日の着物は、良かったなあ。似合っていたし、奇麗に着ていたなあ』
「ありがとうございます! 実は母が着付けてくれたんです。母は着付けをやっているんです」
『を、そうか。うーん、私の見る目もなかなかだなあ(^^) でも良かったよ』
「はい。母も喜ぶと思います!」

とかとか。

彼ら彼女らの成長を見続けることが出来たことは、本当に幸せなことだ。
四月から彼らは新しい場所で活躍を始める。
私たちは新しい学生達を受け入れる。

あっという間の四年間だった。
全ての学生達が言った。
それはとても幸せなことなんだぞ、と思いながら彼ら彼女らを見つめていた。

教師、保育士、教育に関わろうと思って大学に入って、その道に進む彼ら。
なんと幸せなことだ。そして、その成長を見られた私たちも。

パーティに参加できた三期生、
残念ながら来れなかった三期生、
卒業おめでとう。
元気で。

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