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2013/04/26

いつも以上にアイディア体質になって来ている

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興味があるということ、好きということはずーっと思っていると言うこと、考えていると言うこと。風呂に入っていても、風呂で本を読んでいても、頭の隅っこと言うか根っこと言うか、そこでそのことを気にしているのだろう、考えているのだろう。

だから、風呂で本を読むのをやめ、着替えの所に本をおいて、体を洗っているときに突然、アイディアが浮かんで来たりする。慌てて石けんを流し、本を手にして、そこの余白に浮かんで来たアイディアをダーーーーーーーーーッと書く。一安心。

野口芳宏先生のご著書であったが、申し訳ないと思ったが、もう一瞬を争うのでこれは許して頂くしか無いf(^^;。

いま、いつも以上にアイディア体質になって来ているのを感じている。

ヴァージョンアップって、ワクワクする

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朝は5時過ぎから起きて、出来上がって来たプラットホームのβ版ver.1について確認作業を重ねる。併せて、改良点を書き出しver.2に向けてを模索し始める。昨日寝たのは1時過ぎだったらから、4時間程度しか寝ていないが、興奮していて頭がパキパキ回っている感じ。
この開発は3回生ゼミも巻き込んでいるので、私の改善に向けてのメモを、共同開発者と同時に、学生たちにもメールする。学生たちには、確認とデータ打ち込みの作業を指示し、月曜日のゼミに間に合わせるように伝える。
昨日から今日の午前中まででの時間にも関わらず、どんどん進む。
なんだか、理系のゼミのような様相を呈して来た(^^)。
ヴァージョンアップと言う思想は、いつ頃から日本に浸透したのであろうか。私が教師になった頃には、このヴァージョンアップと言う思想は、少なくとも職員室には無かったかのように思える。
職員室の提案は、
1)去年と同じです。
2)ゼロから作りました。
の二つで、1)が最も尊重されていた。2)をやるとき、必ず
「前例がない」とか、「時期尚早だ」とか、「ベテランになるまで待て」とか言われて、無かったことにしようとされてきた。私はめげずに2)でやるのだが、すると、「まだ改良の余地がある」と言われて却下しようとされてきた。
つまり、「提案するなら完璧なものを出せ」というのが根っこにあったかのように思うのだ。
私は、
(いや、やってみないと完全なものは分からないだろうに。いややったって完璧には分かるもんじゃないから、去年のものをベースにして修正するんだと思うんだけど、違うの? そもそも去年と同じですっていったって、今年は生徒は違うし、職員も違うんだから、同じわけないのになんでこれは通るの? )
と思っていた。
ところが、Wordが世に広まり、Windows95が出た辺りから様子が変わって来た感じがする。つまり、ヴァージョンアップが前提で製品が作られると言う思想が、広がって来たと感じたのだ。
「これは、完璧ではないけど、いまの段階ではこれがまあ、ベストね。んでもって、おかしな所は指摘してもらって、欲しい機能も言ってもらって、次のときに改良するけんね」
という感じでアプリケーションが提供されるに従って、完成品しか世に問うてはならないという部分が弱まって来たように感じたのだ。
勿論、子どもたち全体を動かす企画などは、時程の設定等に間違いが合ってはならないし、栞に記載する緊急連絡先の電話番号も間違えてはならない。だけども、企画自体を完成度が低いからダメだというようなことは、寧ろあってはならないのではないかと私は考えていた。
『本当におかしいなら直します。そのおかしいと言う意見を下さい。私自身も見直します。おかしかったら直します。ヴァージョンアップします』
教育の世界は、なんとなく「免許皆伝」の認定を受けたものだけが企画するものでもないし、最初から完璧なものを出さなければならないと言うものでもないはずだ。目の前の子どもの実態、設定した目標、教師、教師集団の指導力に合わせて、ヴァージョンアップして行くものだと考えている。
このヴァージョンアップは、本来は中央教育審議会が言っているからとか、学習指導要領が改訂されたからとかいうことでされることではないと思っている。日々の現場の実践の中で省察を通して行われることが主でありたい。
ヴァージョンアップって、ワクワクする。

2013/04/25

授業も本格的になっていくのである

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2限の四回生ゼミは、卒論の目次案の検討第二ラウンドのパート2。本日は4名であった。春合宿の時に出したものから大幅に変更した学生が2名。
教員採用試験の勉強をしつつ、卒論を書くってのはなかなか大変で、だったら、もっと前から書かせれば良いと思うのだが、その前には教育実習があって、その指導、本番、反省と色々あるので、どうしてもこのスケジュールになってしまう。
先週の先行研究の説明が良かったのか、今日は先行研究を手稲にやってこようとする学生が多く、一安心。また、私が突っ込む前に仲間の発表に鋭く突っ込むゼミ生たちが多く居て、これも良い。
今年は、今の段階では大きなテーマで書こうとする学生達が多いので、先行研究も大変だとは思うが、それをやり続ける中で、本当に自分が問いにしたいことが見えてくるので、いまはただ読み続けるしか無い。期待したい。
3限の二回生ゼミは、実践記録の講読。はじめにの部分を私がチューターをしつつ読み進める。先週課題として出した「なぜ、この部分には単語に点がつけられているだろうか?」というものについての検討。19人のゼミを3〜4人に分けて、ワールドカフェスタイルで検討する。
『私は、〜と考える。というのは、本文の〜に〜と書いてあるから、というスタイルで説明すること』
というと学生達は慌てて、本文を読み返す。
そうである。本文に根拠を求めること無く、なんとなくで答えを出して来ているのである。それではテキスト講読にはならない。ここにこう書いてあるを読まなければならないのだ。そうでなければ、単なる思いつきを述べ合うだけになる。
ワールドカフェの後、学生達に発表させる。
テキストを意識しながらの発表に挑戦しようとしているがまだまだの部分もあった。
『私の読みを示す前に、君たちはこのテキストの中に、同じ言葉でありながら、違う書かれ方をしている言葉に注目できたか? 一つは、点の振ってある場所が短い所、一つはその言葉を鍵括弧でくくってある所、もう一つは、点の振ってある場所が長くなっているところだ』
残念ながら学生達はこれに気がついていない。
ま、そうだろう。そういう読み方の指導を受けることはあまりない。彼らの責任ではない。読解には、ミクロとマクロの読みが必要。蟻の目と鳥の目の両方が必要になる。同時に見られることが大事。そして、それぞれの人物のあれこれの動きを同時に見る視点が学級経営には必要。これを「神の視点」ということもある。が、これを指導されることはあまりない。
教育の営みは、瞬間と文脈と両方ともを押さえて行う必要がある。その子どものその瞬間の行為は何を示しているのか。また、その行為はその子どもの文脈の中で何を意味しているのか。これを瞬時に読み取る必要がある。
さらに面倒くさいのは、子どもたちはその意味を表出はするが、表現はしない。寧ろ隠す。だから、その表出された瞬間から情報を読み取り、指導に生かさなければならないのだ。そのレッスンは、フィールドワークはおろか、教育実習でもなかなか出来ないだろう。教師になって日々の実践の中で鍛えられて行くというのが、実際の所であろう。
だが、もしそのレッスンの可能性があるとすれば、実践記録や物語文を読み込み、読み解き、読み開くことだと思われる。文字に書かれている情報は、表情や音声や匂いや触感はない。その文字と意味と文脈の中にそれを求める。ここでレッスンを行うことで、表情や音声や匂いや触感もある子どもたちとの実践の中で、実践を作り出してくことがやりやすくなるだろう。そう考えて、二回生ゼミの前期は、実践記録を読み込んで行く。そのガイドを私がする。
キャンパスの里桜ももう終わり。
アメリカハナミズキの花が晩春の青空をバックに映えている。
授業も本格的になっていくのである。

2013/04/24

『弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー』(高橋秀美 新潮社)読了

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『弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー』(高橋秀美 新潮社)読了。

実に面白かった。一日で読んでしまった。仕事があるというのにf(^^;。

開成高校といえば、開成高校である。ディベート甲子園にも参加している、東大合格者数一位である開成高校である。そこの硬式野球部の記録である。野球にあまり詳しくない人でも、いや、詳しくない人の方が面白いかもしれない。

頭が良くて運動がさほどでもない生徒たちは、野球なら勝てる可能性があるということを論理的に説明し、指導して行く高橋監督の指導を受け入れて、野球そのものを哲学的に見直し、自分たちの野球を作って行こうとする。そのドキュメントである。

通常、新人はプレーヤーであることを求められる。野球の野村監督は、選手の晩年時代に、キャッチャーをしながら監督もしていたことがある。これからも分かるように、選手が先で、時々選手をしながら監督。最後は、選手を引退してコーチをやり、監督になる。

ところが、教師は、一年目から授業をするプレーヤーでありつつ、同時に学級担任という監督もしなければならない。これは極めて特殊な仕事である。にも関わらず、学級担任という監督の仕事、経営の在り方を殆ど学ぶことなく、一年目から担任になる。恐ろしいことである。

この本は、野球の監督と選手の話であるが、その監督も選手も特殊である。尋常ではない。ピッチャーに「ピッチャーになろうとするな!」とかの指示が試合中に入る。ヒットを打っても怒られる。思い切り振り切って三振したら褒められる。通常の野球では考えられない。

しかし、開成高校の「野球」では、実に理にかなっているのだ。

この自分の子どもたちにとって理にかなっている指導、経営、監督をすることが、担任には大事。他のクラス、他の学校を参考にすることも大事ではあるが、目の前の子どもたちをどう捉えて、そこに適切な指導を行うことの方が、さらに重要。本書を読むとそのことがよく分かるだろう。

学級担任論の授業の参考図書に指定したい本である。

2013/04/23

4月は、NHK教育テレビに2回出演します。

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四月は二回、五月も二回、出演することになっています。
良かったらご覧下さい。
伝える極意 4/26(金)10:00〜10:15 Eテレ
      5/10(金)10:00〜10:15 Eテレ
http://www.nhk.or.jp/sougou/gokui/index_2013_002.html

エデュカチオ! 4/27(土) 21:00〜21:29 Eテレ 

 5/03(土) 10:30〜10:59 Eテレ
http://www4.nhk.or.jp/educatio/x/2013-04-27/31/31197/

明日の教室 5月のご案内

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明日の教室の5月は、久し振りに糸井池田で行います。

5/25(土)です。

糸井先生のタイトルは、

「大学でやってみたい社会科授業」

です。今年度立命館大学で担当する授業の一部をここでやります。

池田のタイトルは、

「板書。チョークの使い方を中心に。自分の名前を書けるようになろう」

です。

http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2013/04/post-0da5.html

にある内容をベースにして行います。実際に黒板に自分の名前を書いたものを池田が直接レッスンします。

ということで、今回は40名が限界です。ベストは20名です。チョークの個別指導が入りますので。興味や必要性のある方は、お早めに御申し込みください。

お申し込みは、こちら。

http://kokucheese.com/event/index/87510/

講師紹介

糸井登 立命館大学付属小学校教諭 明日の教室 代表

http://susumu.exblog.jp/

池田修 京都橘大学准教授     明日の教室 事務局

http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/

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2013/04/21

若手のクロースアップマジシャン、山下翔吾さん

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明日の教室はシークレットで行った。正確に言うと二人に御願いして、前半がシークレットだったので、後半は書いても良い。

マジックショーであった。

いや、マジックの学習会であった。

若手のクロースアップマジシャン、山下翔吾さんである。

http://news.walkerplus.com/article/33506/

彼とは昨年、京都は先斗町界隈のあるパーティで偶然出会った。

そのときに、直ぐに私は講座を依頼した。

彼は、私が酔っぱらっているので勢いや冗談で御願いしているのかと思ったそうだ。

私は本気であった。

昨日の講座は実に見事なものであった。

とても24歳とは思えない。

手品がなぜ手品になりうるのかという理論もきちんと講座の中に組み込んであり、

それをベースにして実際の手品、さらには実技指導が組み込まれていたのである。

参加者は驚嘆。

そして、納得。

この繰り返しであった。

手品は、子どもたちを喜ばせるだけでなく、教師の修行としてとても意味があると思っている。指示、説明、リード、論理的思考などは手品をやることで具体的に身につけることが出来ると思う。そう仮説を持っていたのだが、それは昨日実証されたと言っていいのではないかと思う。

今日はそこのレッスンで身に付けたいくつかのマジックを、娘にバレないように復習し、ある程度で来た所で、実際にやってみた。

娘、大喜び。

幼稚園の先生がマジックをやってくれるので

「お父さんもやって」

と良く言われているのだが、ちょこちょこっとやると

「それ、マジックちゃうわ」

と言われ続けていたのだが、今日のは大満足。

「すご!!!!」

と。

ふふふ。

参ったか。

昨日の参加者は、懇親会で彼の最新マジックも見せてもらい、阿鼻叫喚。

あー、面白すぎる。

懇親会までが明日の教室だが、まさに昨日はそうだった。

クリスマス会、忘年会に向けてもう一度講座を御願いしたいと考えている。

次回は、DVDを作ろうという話になっている。

今回来られなかった方は、是非である。

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