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2013/09/11

コンシェルジュの店員さんが実に良かった

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少しのOFFを終えて、仕事モードに再突入。
三泊四日の東京での仕事の合間に、代官山の蔦屋に行って来た。
評判の本屋だ。
結論から言うととても良かった。

渋谷の大学に通っていた私は、学生時代に代官山辺りを散歩していたことがある。
昼間だったり、渋谷で朝まで飲んでその足で歩いて行ったりとかした街である。カフェやバーに入ったりしたと言う訳ではない。ただその街並が好きで歩いていた。

30年ぶりに歩いた代官山は、店の移り変わりはあったが、街そのものの雰囲気は変わらずであった。あの頃は、将来はこの辺りに住むのもいいなあなんて無謀にも思っていたものだ。

肩の力を抜いて歩くことが出来たということかな。30年はあっという間であったが、私に脱力と言う変化を与えたんだなあと思う。

それが良かったのかもしれない。
のんびりと本屋を見て歩くことが出来た。
カートに買いたい本をどんどん投げ入れて、三棟の本屋を行ったり来たり。
気がついたら50cmぐらいの厚み分の本を買っていた。
カードを持っていて良かった。

テーマごとに纏めてあり、それもマニアックにまとめてあるのでついつい買ってしまう。
一つのテーマについて10冊位本を読むと大体わかるので、こういうレイアウトで置いてある本屋は実に助かる。が、危険でもある。買いすぎてしまうのだ。

買いすぎた理由はもう一つある。
コンシェルジュの店員さんが実に良かったのだ。
あの若さでのいい仕事ぶりは、気持ちよい。

女性のコンシェルジュだったのだが、所作、対応、言葉遣いも含めて知的に美しい人がいたのだ。あの振る舞い、おもてなしなら、一流ホテルのコンシェルジュでも十分にやっていけると思わざるを得なかった。たった二言三言を交わしただけだが、その良さは直ぐに分かった。こういう人のいる店からなら買いたいと思わせてしまうのだ。

流石に50cmの厚みの本は持ち歩けないので、購入した本はそこから研究室に送ってもらった。

四日目の午前中に新幹線で家に戻り、90分の滞在で昼ご飯を食べて、服を新しいセットに変えて、午後からは山形へ一泊二日。

これが終わったら週末はゼミ合宿と学会で、翌週は非常勤先で集中講義。
他にもあれこれあって、これをこなしながら、後期の通常授業に突入なのである。

ああ、夏。
来年こそは、のんびりの一週間を作るぞ。

写真は、山形に向かう飛行機から。高度800㍍からの夕陽。新潟上空にて。

2013/09/08

私たちはその国土の上に生きている

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デンマークの教育環境を視察したとき、予算の配分をみて驚いたことがある。教育費が異様に多いのだ。知ってはいたが、かなり多かった。なぜかと考えた。勿論教育を重視しているからではあるが、重視した位で行政に使う予算はどこの国だって同じような項目がある。それぞれに回さなければならない金額がある。にもかかわらず、デンマークは異様に教育に回す税金が多い。

よく見たら、土木建築関係の予算が極端に少ない。日本と好対照であった。逆と言っていい。
(まったく、これだよ。ここに予算を使うか使わないかだよな)
と思った。

が、もう少し考えてみた。なんで土木建築関係に予算を使わないで済むのかと言うことである。調べてみた。すると恐るべき事実が分かった。デンマークは九州ぐらいの国土がある。その国土の中で一番高い山は70m台なのである。トップ3が全て70m台。つまり、何が言いたいかと言えば、トンネルも橋もいらない国土なのだ。だから予算をそこに回す必要は無いのだ。自転車専用道路を造るぐらいなのだ。

私たちはその国土の上に生きている。
だから、そこから逃れることは出来ない。その上に成り立つ営みを前提にする。この国土はそう言う意味ではお金がかかる国土である。

オリンピックが決まり、昭和のオリンピックで作られたものを壊して新しい建物を造る。道路を造るという話がもう進み出したようだ。

新しい建物が出来れば私も見たいと思うし、オリンピックがあれば、実際に見て見たいとも思うだろう。しかし、あの音も無く崩れ去って行く福嶋第一原発のクレーンを見れば、
(新しい建物よりは、あっちだろ)
と思うのだ。

2020年。
ある予測によれば、この年には教師はいらない職業の一つにあがっている。単に知識を植え付けるだけの教師は必要ないとのこと。実際にアメリカではそういう教師は解雇され始めているとのこと。

娘は中学校1年生になっていることになる。
娘が宿ってからここまで来たのが7年。
それと同じだけの時間が、またあっという間に過ぎて行くのだろう。

流されるのではなく、社会をよくすることに何の貢献ができるかを考え、
この時間の中で確かなものを育て、作り上げて行きたい。

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