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2013/02/02

えー、正解なんだ

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お風呂で娘(5)と遊ぶ。このごろは足し算、引き算ゲームが好きのようだ。

「5たすひくは?」

と聞く。

『えーっと。それは答えられないよ』

「じゃあ、4たすひくは?」

『そうじゃなくて、5ひく1とか、5たす1なら大丈夫だけど』

「じゃあ、5たす1は?」

『6』

「正解!」

とまあこんな遊びなのだが、最近は少し分かって来たようだ。

『5にあといくつたすと、6になるでしょうか?』

「1!」

『正解!』

となる。

調子に乗った娘は、こんな問題を出す。

「はなくそ+お風呂は?」

子ども特有のばっちいネタだ。

『えー、汚い!』

「正解!!」

えー、正解なんだ(^^)。

期待しておこう(^^)。

湖西線を北上していると、右側に琵琶湖が奇麗に見える。線路が川を渡るとき、比良山から琵琶湖へなので、左から右へと流れる。ところが、北陸本線に入り敦賀を過ぎると、川は右から左へと流れる。日本海に注ぐわけだ。小さく感動。

この日の朝、珍しいメールがきた。

卒業して10年以上過ぎている卒業生からだ。

最近のことは思い出せなくても昔のことは思い出せると言うのは本当らしい。

卒業生のことは、直ぐに思い出せた。

サンダーバードの中であれこれメールでやり取りする。

「漢字ウォーリーを捜せ」を仲間と話したらしく、そのHPを見たいという連絡であった。そうだったなあ、この生徒のときにみんなで作ったんだよなあと思い出す。まあ、いろいろと大変だったことも多かったあの中学校だが、そこであれこれやって教材を開発し、指導方法に磨きをかけていたんだよなあと懐かしく思い出す。

忙しさ、大変さの渦中にいるときは、倒れないように倒れないようにと毎日を生きていた。職員室で声を掛け合って、一日を綱渡りしていた。誰かが倒れたら他の人に迷惑がかかる。だから、支え合って毎日を過ごしていた。大変なことは沢山あったが、職員室に帰ってくれば安心できるという職員室だった。そうやって過ごしていたので、バーンアウトをしないですんだのかもしれない。

あれだけ大変であっても、過ぎてしまえばその御陰で実力を付けたことになったなあと思える。勿論、倒れていたらシャレにならないが、30代をそうやって踏ん張れたのは、今から思うと実に幸せなことだったのだと思う。

いま、愛知で仕事をしているとのこと。遊びにくると言うので

『をを、じゃあ京都で奢ってもらおうか(^^)』

と言うと

「任せて下さい」

とのこと。

期待しておこう(^^)。

2013/02/01

『新・コピーライター入門』 読了

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私は生まれ変わりは信じないですが、生まれ変わることがあったらもう一度教師になりたいと考えています。国語の教師に。ですが、もう一つ選べるとしたら何を選ぶかと言えば、多分この仕事を選ぶでしょう。コピーライターです。

『新・コピーライター入門』(小森洋支 中村卓司監修 dentsu)は、実に面白い本でした。これまでコピーライター本は何冊か読んでいるますが、この本はこれまたいい本でした。新人コピーライターが仕事に挑戦して行く過程を追いながらコピーライターがすべき仕事とその周辺の用語の解説を第一章にし、その後具体的な例を出しながらこの仕事を説明して行きます。

教師と言うのは、大人を子どもに育てることを主に学校教育を通して行うことを生業にする人たちのこと、と私は定義しています。その仕事のうち、勉強に関して言えば、「子どもと学習を出会わせる仕事」が教師の仕事だと言えるでしょう。

コピーライターの仕事を説明するにあたって18pにはこんな下りがあります。

「つくった人にはつくった人のこだわりや自信がある。買う人には買う人の意見や好みや事情がある。コピーライターはそのちょうど真ん中にいる。つくった人の味方になることもできるし、買う側の一人になって生活者の目で商品を見せることもできる。両方の立場に立って、よいコミュニケーションを成立させるのがコピーライターの役目だ」

です。
これ、子どもと学習と教師の関係で読んでもそう大きな間違いではないと思うのです。



この本の中で、コピーライターがすべき仕事は大きく二つあると書かれています。

What to say
How to say

この二つだというのです。そして、前者が圧倒的に難しいと言うのです。ここが決まればあとは訓練でなんとかなるというのです。他のいい方もしています。野球でストライクを投げられるようになるのが前者で、カーブだチェンジアップだと球種を増やすのが後者だというのです。とても分かりやすい。

授業で何を伝えるのかを考えて絞るのはとても難しく、かつ重要。そしてその後にどう伝えるかを考えるわけですが、これは確かに「ネタ」ということで仕入れることはできます。前者が難しい。



また、コピーライターが常に
(これでいいんだろうか?)
(私には出来るのだろうか?)
と省察しながら仕事をしている姿が感じられてこれも、優れた教師にとても似ているなあと思う訳です。

(これで絶対に間違いがない)
なんて思いながら授業をしている先生は、まあ、居ないと思います。いや、そういう思いを持って教壇に立たないと授業は成立しないのですが、もう一人(本当にこれが最適なのだろうか)と批判的に見ている人間が自分の中にいないといい授業はできません。似ています。



さらにCMは、一瞬で勝負します。新聞に載っている広告は、広告を読もうと思っていない人を、一瞬で掴んでその商品へと導きます。新聞記事を読もうと思っている人、テレビのCMの時間はトイレの時間と思っている人を一瞬で掴んで、広告の世界へと「拉致」します。

学校の授業は、基本的に親達が「学校に行ってらっしゃい」と強制的に送り出してくれます。そして、チャイムが鳴ったら席に着いているようにという指導があり、教師は荒れた学校でなければ子ども達がきちんと座っている所で授業を開始できます。

しかし、子どもの側から見たらどうでしょうか? 勉強したくて学校に来ている子ども達って日本中にどの位居るのでしょうか。数%ではないかと思うのです。友だちに会う、好きなこの顔が見たい、給食が食べたい、クラブ活動をしたいというのが主たる目的だと思うのです。

そうだとすれば、主たる時間ではない授業の頭で、子ども達を一瞬で掴んで授業の世界に「拉致」することの出来る、言葉や授業内容を持つことが教師にとっては極めて大事なことだと考えます。彼らはおつきあいで授業に参加して「くれている」という感覚を教師は持った方がいいと思うのです。



私の悪い癖で何でもかんでも教育や授業の世界に引きづり紺で考えてしまうのですが、それにしてもとっても良く似ていると思いながら読みました。お薦めです。

2013年 「明日の教室」研究会の予定

2013年 「明日の教室」研究会の予定
教育研究会「明日の教室」関連のご案内をブログのトップに置くことにします。

                   ◆

11月の講座はマジックです。23日です。これは明日の教室ならではの企画です。

http://kokucheese.com/event/index/125725/

12月は14日。立命館小学校の先生による、学級経営講座と算数講座です。

                   ◆

明日の教室関連の、本、DVD、電子書籍は以下にあります。

書籍は、http://www.gyosei.co.jp/home/books/book_detail.html?gc=3100501-01-000/

DVDは、http://sogogakushu.gr.jp/asunokyoshitsu/dvd_1.htm
電子ブックは、http://asukyo.jimdo.com/

からお求めください。

2013/01/29

いつか冷たい雨が

イルカの「まあるいいのち」を娘が歌っている。発表会で歌う歌だという。http://www.youtube.com/watch?v=j0C3F9w94Zo

まさか、娘を授かって、さらにその娘がイルカを歌うとはと、ちょっと感慨に耽る。

私にとっているかは、もちろん「なごり雪」ではある。しかし、衝撃を受けたのは、AMラジオの深夜放送で聞いた「いつか冷たい雨が」http://www.youtube.com/watch?v=exuJbAEqmaE
である。

歌い方に癖があるので、すとんと入らないかもしれない。しかし、この曲は10代の私には衝撃的であった。戦争でも平和でも革命でもないメッセージ。このメッセージが歌になる。驚いた。

『お父さんが、ギターで弾いてあげようか、「まあるいいのち」を?』
「えー(^^)」
という娘。

まさか、娘がイルカを歌うとは。
ギターを磨こう。

2013/01/28

娘を乗せて湖西を北上

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Snow

今年は関東で結構雪が降っている。

滋賀県も結構降っているのだが、私の住む辺りはさっと降っておしまい。

娘と遊ぶには、やや物足りない。

折角スタッドレスタイヤを履いているのに、これも勿体ない。

土曜日の夜から降った。

家の周りはやっぱり殆ど雪はない。

だが、日曜日である。

娘を乗せて湖西を北上。

目指すはあの公園。

琵琶湖に面したこの公園は、素晴らしいロケーションなのにいつ来ても人が居ない。

家から30分程度で来られるこの公園は、実にいい。

到着したら、案の定雪はたっぷりあって、

人の足跡は一部にしかなくて、

人は誰もいない。

貸し切りである。

湖西万歳。

そこから先はフルコース。

雪だるま。

滑台。

カマクラ。

と作り倒す。

腰と足が痛くなるのは分かっているが、こういうチャンスに遊ばないのは、人生を楽しむことからは遠い。さらに、あと何年こうして体が動くのかは分からんし、娘はあっという間に大きくなってしまうしである。「遊びをせんとやうまれけん」である。

娘は、お母さんが、カマクラの中でご飯を食べたことがある、と言うのをとても羨ましく思っていたようだ。

出来上がったカマクラの中に入って喜ぶ娘。ぜーぜー言っているお父さん。ま、これもよし。で、持参したおにぎりを車から持って来てあげて、カマクラの中で食べさせた。

大満足の娘。

大満足のお父さん。

いい時間だった。

いやあ、面白い夜だった。 新しい何かが生まれた夜だった。

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Bar
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しかし、すごい一日だった。
こんな一日があるんだなあ。
夕方から塾の時代の卒業生と京都で飲むことになっていた。京都のある学会に仕事で参加すると言うので、んじゃあ軽く飲むかと言うことになった。
その前に、ヨドバシカメラでiPhone5の様子を見て、眼鏡のレンズを交換し、フレームの調整をしてもらいとメインテナンスも含めあれこれやるべきことを終わらせた。
三条のとある居酒屋で再会。
昭和の残る居酒屋はなかなかいい。
その後、日本酒バーに行きじっくりと上手い日本酒を味わう。どちらも隠れ家的な店で、私のお気に入り。
学生は居ないというより、入れないだろうなあと言う店。
俺たちもおじさんになったものだと思いながら、あれこれ。
翌日子どもの授業参観があるということで、教え子は最終新幹線で帰京。私はタクシーを見送る。
実は私は、もう一件飲もうというお話がこの日の昼間にFBで成立していたのだ。知り合いの編集者さんが、これまた京都大学での学会に来ていて、夜の打ち合わせのあと二次会の時間あたりで合流しましょうということになっていたのだ。
京都と言うのはこういうのが嬉しい。
東京のように大きな街ではない。しかし、京都には人が集まる。だから、会えるチャンスが増える。そして、大きな街ではないので、食事となるとだいたい集まる場所が同じになる。
「店を捜しておいてくれませんか?」
と頼まれたので、一度京都駅前の店を捜そうと足を進めたのだが、ま、高瀬川の方がいいかなと思い、引き返してうろうろしていた時のことである。
「池田先生?!」
と、いい声で聞かれた。
しかもその声の主は叫んでいる。
ま、場所が場所だけに教え子達に会う可能性は無いことは無い。ただ、学生達が来るような場所でもないので、なんだろうと思ってその声の主の顔を見たら、今度は私が叫んだ。
『sdfghjkl;:!!』
東京で一緒に仕事をしていた女子アナウンサーさんだったのである。『こんなことがあるんだねえ』と路上で旧交を温める。どうしたのかと聞いたら、この近くのお店でテレビ関係者の友人たちの誕生会が行われていると言う。『あ、その店ならさっき私見たよ。いい感じの店だなあと思って。いや、実は私も、、、』とかくかくの理由で店を捜してることを話す。すると、
「良かったらご一緒しませんか?」
とのこと。をを、それは面白い。彼女はメンバーに聞いてくれると言う。そして、勿論!ということで受け入れてくれた。
それで、さっそく編集者さんに連絡。いやあ、面白くなって来た。テレビ業界と出版業界と大学教員とのメディアミックスになる。
編集者さんがくるまで、もう名刺の大交換会があって、さらにあれこれ業界の話や、教育の話や書けないことで大盛り上がり(^^)。ワインを飲みながら爆笑しながら。感度の高い人たちとの話は本当に楽しい。とても初対面とは思えない。
そこに編集者さんたち登場。
明日の教室で平田オリザさんをお招きしたときに一緒に参加されていてた方で、あの名著『うめ版』の編集者さんだと分かったときには、その会場で大盛り上がり。また、話題の本『プレイフルラーニング』の編集もされていて、もの凄い人。その編集者さんが部下の一人と、大学の先生を一人連れて三人で来た。
一緒に来た大学の先生。
名刺交換をしていたとき、お互いに「どっかでお会いしましたよね」と話す。分かった。関西授業づくりネットワークでお会いしたのであった。私は名刺を見て思い出し、その先生は階段を上ってくるとき、私の声を聞いて(聞き覚えのある声だなあと)思ったそうだf(^^;。
こんなことあるんだなあという出会いの嵐。
さらに、そこに若手のテーブルマジシャンが登場。
目の前で技を見せてもらう。
すごすぎる。
そこで、交渉。「明日の教室」に来て欲しいと。手品のいくつかを先生達に教えて欲しいと思ったのだ。小さな手品ができるというのは、子ども達を喜ばせる。これも快諾してもらった。タイミングを見て登場してもらうことになった。
話は尽きないので、先斗町のバーに場所を変えてさらに延々と。もう既に電車は無い。心置きなく時間を過ごせる(^^)。
さらに、ディープな話で盛り上がる。
いやあ、面白い夜だった。
新しい何かが生まれた夜だった。

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