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2014/01/31

大丈夫。乗り切りましょう

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小さなものから大きなものまでこのところトラブルが続く。

トラブルはあったが、思うこと。

全ては良い方向に向かっているということ。小山薫堂さんの信念。

お金で解決できることで良かった。お金で解決できないことの方が人生には深刻な打撃を与える。山口瞳さん(か、遠藤周作さんか、畑正憲さん)の信念。

私もこのように考える一人だ。

大丈夫。乗り切りましょう。

ま、でも、今年度もこうして終わって行く

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卒論発表会を終えて、卒業を祝う会も終わった。

ポスターセッションで発表会。その後、赤を入れた卒論を短くコメントを入れながら一人一人手渡しで返す。ここは終わりでもあるが、新しい始まりでもあるのだ。

卒業を祝う会は、三回生が幹事をやってくれている。

教員は何もしない。

ああ、卒業生にジュースを注いでやることはした。

そう、ハイファイセットのこの曲の二番と同じだ。

http://www.youtube.com/watch?v=gHMFwFBPwz8

あ、それからカードマジックも披露した。

そう、卒業生に対して教師は送る側だ。祝う側だからね。

四回生に次に会うのは、卒業式の前日か、卒業式。

学生のいない、授業の無い時間は貴重な研究の時間。

しかし、これがどうも落ち着かない。

いればいるであれこれ大変なのだが、いないと落ち着かない。

教師の悲しい性だな。

ま、でも、今年度もこうして終わって行く。

帰ってビールをやろう。

幸せなことだ。

お猿訓練

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ある幼稚園にはお猿訓練があるとのこと。園の周りに猿が出るのだ。そのときの対応の仕方を訓練しておくのだ。

1)目を合わせない。

2)騒がない。

3)一番近いお部屋に入る。

4)鍵をかける。

5)カーテンを閉める。

だとのこと。

凄い。

自然が豊かな滋賀。

2014/01/26

立命館小学校での公開研究の後

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立命館小学校での公開研究の後、会場に来ていた知り合いの先生たちと、バーミヤンで懇親会。お腹いっぱい食べてビールを呑んで2000円。素晴らしい。
話もとても面白かった。京都のサイズが良いんだろうなと思う。私が繋がって居る人の話をすると、その人の繋がりの人と繋がる。
それもすんごい有名な人と簡単に繋がる。このサイズがいいなあ。
実は今日のメンバーは、来週も再来週も会場を変えて、主催を変えて会う。面白いなあ。

しかし、本当にありがたいことだ

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しかし、本当にありがたいことだ。40歳のときに大学院に行くことが決まってワクワク感を得られた。そして、行ってみてとんでもない開放感を得ることが出来た。人生で最後のワクワク感と開放感かなあと思ったものだ。

が、その後だ。

それを軽く上回る展開がその後の10年に待っているとは。

人生前半のあれこれを簡単にチャラにしてくれる。

みなさん、ありがとうございます。

ジェットコースターのような一日だった

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ジェットコースターのような一日だった。
1. 名刺を忘れた。
2. 駅に行く途中に鳩が(たぶんカラスに)やられてしまった姿を見た。
3. 湖西線が遅れて新幹線に間に合うかどうかイライラした。
4. 慌てて昼ご飯を買って新幹線に飛び乗った。
5. ホッとしていたら、車窓からの瀬田の唐橋の写真を撮り忘れた。
6. 持ってくるべき大事な資料を忘れていたのに気がついた。
7. 富士山がばっちりと見えた。
8. なんとかその資料をプリントアウトせねばと思ってSNSでお願いしたら、いくつもの答えを頂いて7-11で解決した。
9. 打ち合わせは残念な結果になってしまった。
10. 結果を、応援してくれたみなさんに伝えた所、信じられないことにまた別の展開が始まった。
11. もう一つ別の研究を進めているパートナーと、東京駅で会えることになった。
12. やけ酒になるかと思いきや、新たな旅立ちの乾杯の場所になった。
13. 気持ちよく呑んでいたら、新幹線の時間が迫って来た。
14. 東京駅に入った段階で、新幹線の発車5分前で、3分で東京駅構内を丸の内から駆け抜けて、発車2分前に乗車。
15. 16号車なので、車内を延々と歩く。
16. 席に辿り着いたら、車掌がいたので切符を改札してもらう。
17. ホッとして席に座っていたら、なぜか間違えて隣の席に座っていた。
18. 席を移動して、その後のあれこれについてメールで依頼などをしていたら、車内販売がやって来たのでビールを手に入れた。あと40分で京都駅に到着。 ← いまここ。
いくかいくかと思っていたら、奈落に落ちた。
ところが、その先にまた上りにだと思える展開を複数からプレゼントしてもらった。
いま、新幹線の車内。
満員の新幹線は、一路姫路を目指している。私は一日を振り返りながら、次の戦略を考えている。そして私は思っている。なんて幸せな時間を過ごしたのだろう。過ごしてているのだろう。結果を出すぞ。
うりゃあああ。

成長を見守ることが出来たかと思う

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教職実践演習と言う講義が、今年度から必修で行われるようになった。教育実習を終えた四回生に行われる。卒論や就職活動に影響がでる四回生の後期に行われる。本学では、授業を集中して行うようにした。どうしたかというと、小学校の公開研究会に出席し教員と学生と一緒に見る。その後、大学に戻って来て振り返るということである。今年は二回見に行った。

で、その授業が昨日で終わった。

授業回数そのものは少なかったが、なかなか面白かった。私だけが面白かったかもと思いつつ学生の感想を読むと、学生も面白かったという。良かった。

私の感想は、学生たちは成長したなあと言うものである。

昨日の授業の前に課した課題は、

1)公開授業で見た授業の違和感、または疑問を書く。

2)それが何なのかを言語化する。

3)それを説明している資料を引用し、解説する。

これをA4一枚に纏めて持参するというものである。授業後2日に持参ということで行った。

この一枚を書き込み回覧作文形式で回覧し、問題点を共有して議論を進めた。

「違和感または疑問」を書けという指示なので、それが書かれるのが当たり前なのだが、果たして違和感または疑問が抽出できるかという危惧があったのだが、全く問題なかった。今回行われた授業は、ぱっと見には良くなされていた授業であった。が、よく見ると多くの疑問が出てくる授業だったと思っていた。そこを言語化できるかどうか楽しみにしていたのだが、学生たちが気がついて出来ていた。

たとえば、実にスムーズに流れている授業であった。が、スムーズに流れていいのか?という疑問である。先生の掲げた本時の目標に向かって流れて行く授業は、まあ、授業者からすれば、しかも公開授業であれば、もう大満足であろう。しかし、本当にあれでいいのかと疑問が出されていた。多くの学生から出されていた。そして、実際に見ていたら理解できていない終わっていない児童が居るのに、「先に行っても良いですか?」とクラスの児童が言うと「いいです!」と先に進んでいたというのである。

教室の子どもの事実を見て、そこから意見を言い、さらにそれに関する論考を文献で引っ張って来て纏める。これをしながらの授業が行えたのだった。

正直言えば、ここからさらにこの学生たちを授業の事実で鍛えたいと思った。が、時間切れである。あとは、彼ら彼女らが現場で自らを鍛えて行くしか無い。だが、その足場は出来たと思う。

以下学生たちの感想を載せる。

正直教職に進まない私にとってこの授業は意味があるのだろうかと疑問を抱きながらのスタートでした。免許をもらうとうことは、教師になる可能性があるということ。教師にならないとしても、免許を貰うからにはしっかりと受けないといけないなといったような気持ちでした。しかし、一度は教職を目指した身です。授業内での話、公開授業への参加など、興味深いことには変わりありませんでした。

公開授業では最先端に近い授業を見せてもらい、またそれに対する意見交換をし、自分とは違った視点での、ものの見方を知ることが出来ました。その中で、実際に半年後には教師になる人、講師になる人たちと話し合い、意見交流ができたということは良い体験であったと思います。

また、公開授業のすべてを受け入れるのではなく、自分なりの気づき、自分ならこういう風に改善できるのではないかといったようなことを考えることができました。そういったことから、児童教育学科で4年間学んだことが現れていたのではないかと思います。大学での成長を自分自身でも感じることができた授業だったのではないかと思います。

最初のモチベーションの低さが嘘のように、楽しむことができた授業でした。

社会人を経てまた教師を目指すことがあるかも知れません。その時にこの授業で話し合ったこと、学んだことを引き出せるように、しっかりと残しておきたいと思います。

正直、どんな授業なのか想像もつかず、担当が池田先生ということもあり最初はとても緊張していました。今までの講義的な内容ではなく、先生から投げかけられる問いに自分一人やグループで考えることはとても面白かったです。グループごとで考え方も違っていて、出た答えの中にある問題をさらに考える。これこそ学び合いなのではないかと思いました。

また、先日の大宅小学校の研究会や奈良教の研究会にも参加でき授業を見るだけでなくその授業を多くの先生方と考えていき、多くのことを学ぶことができました。今までもFWや実習で授業を見ることはありましたが、その授業を振り返ることをしたことがあまりありませんでした。

授業を見て、今までは「すごいなー。こんな風に授業できるかな」としか考えられなかったですが、「ここがすごい!けどここはちょっと…。自分ならこうしてみる。」と考えながら授業を見られるようになってきました。

それはみんな同じで、4年間で少しは成長できたんだと実感できました。

まだ学生という立場もあり現場の先生だらけの研究会で発言することは難しかったですが、

今後研究会に参加するときには思ったことを発言したいと思います。

そうすることで自分の中の疑問も解消され、自分自身のためにもなると思いました。

うまくいっているように見えても振り返れば問題が多かったり、失敗ばかりだったけど1つはいい部分があるなど、授業って難しいと改めて思いました。1年目だからと甘えることなく理想に少しでも近づけるよう教材研究・授業研究に取り組み、振り返って反省点を見つけ、さらによいものにしていけるよう努力していきたいと思います。

4年間の大学生活の最後の授業が教職実践演習で本当に良かったと思います。授業変更などがあり授業数が少なかったのが残念です。もっとみんなで議論しあって学びを深めていきたかったです。

四年間掛けて少しずつ少しずつ成長させようとして来た。

成長を見守ることが出来たかと思う。

サッサと若年寄として引退して

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それにしても、Google+のハングアウトには、驚き。ビデオ会議が実にやりやすい。相手のPCの画面を共有できるのだ。相手のMacの画面を見ながら、私のMacの設定ができる。実に凄い。
そして、嬉しいのはそういう情報をさっと教えてくれて、協力してくれる若い優秀なパートナーがいること。こういう人たちを見ていると、サッサと若年寄として引退して、ポジションを譲るべきかもしれないなあと思う。
もう少しやりたいことをやりきってからなのだが、私が居続けるより譲った方が良いだろうなあと思える若き才能に出会えるのは、嬉しい。

昨日、一回生の研究入門ゼミが終わった

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昨日、一回生の研究入門ゼミが終わった。後期から担当するのは初めてなので、さて、どうなることやらと思って始めたのだが、なかなか良い感じで終えることが出来た。

昨日は、通常の講読のゼミをして、その後パーティ。はじめは、群舞の披露。後期のゼミの最初に、「最後には先生を労って群舞の披露を期待したいね」と話したのを覚えていてくれて、試験勉強をしなければならないところをやりくりして練習していた。

それだけでまあ嬉しいのだが、その選曲がなかなか良い。三つのグループのうちの一つは、「セーラー服を脱がさないで」を踊ったのだ。それもセーラー服に着替えて。中には男子学生が二人混じっていたし。ビデオを撮る私、爆笑。でも、声は出せない。苦しい(^^)

私を労う訳なので、私が好きな世界でやる必要がある。彼らは、そこでおニャン子クラブをチョイスしたのであろう。他は、モーニング娘。と桃色クローバーZであった。これも笑えた。そして、最後は全員でAKB48の恋するフォーチュンクッキーを踊ってくれた。

一回生ゼミは、研究入門ゼミと言う。

ここでの目標は、大学での学び方を学ぶである。

だから、テキスト講読をやったり、図書館の使い方を学んだりといろいろとやる。それは大事なこと。だけども、それ以上に大事なことは大学に居場所を作ることだと考えている。この一回生ゼミが、水曜日の2限の授業が、彼ら彼女らにとってホームになること。ホームを作り、育てることが一回生ゼミの担当者の大きな役割だと思っている。

ホームが無いのに、勉強も、研究もあったもんじゃないと思うのだ。

学生たちには、来年度の新入生に向けてメッセージを書かせた。それを書かせることで振り返りをさせてみた。

■□■

【新入生へ】

私は同じ高校から進学する子が誰も居なくて誰1人として知り合いが居なくとても不安な気持ちでいっぱいのまま入学しました。児童教育学科にした理由は子供が好きだからという単純な考えでした。

児童コースと幼児コースを選択するのに時間がかかり悩みました。入学当初は児童コースを選びましたが勉強をし両方のことを学んでいくうちに決断ができず悩む一方でした。そんな時には真剣に相談を聞いてくださる先輩や先生方がたくさん居ました。その結果今は幼児コースを選択しています。

入学後すぐにクラス分けがあります。知らない人ばかりで初めの頃は全てが分からないことだらけでクラスの友達とも苦笑いの毎日でした。そんなとき課外授業があり各クラスで出し物をするので入学した次の日には話し合いの毎日でした。そうして話しているうちにいつの間にか自然と友達とは馴染めていました。

私のクラスは、元気な子が多かったためとてもにぎやかで、さわがしくユーモアあるクラスになっていました。私にはとても不安だったことがありました。それはピアノです。

弾いたことがなく、初心者だったのでみんなについていけるのか?ととても心配でたまりませんでした。でも、初心者の子はたくさんいて自分だけではなかったので良かったです。実際にピアノはすごく大変でした。楽譜さえも読めなかったので苦労しました。ですが、先生方はとても優しく空いている時間などには個人的に教えてくれます。なので、本気で頑張っていれば誰かは助けてくれます。なので安心して下さい。

ただ子供が好きだからという単純な理由で保育士を目指していたのが今では勉強をしたことで、もっと子供が好きになりました。自分自身が母親になった時の勉強にもなるのでとてもためになります。何よりも、大学では出会いのすばらしさに気付きます。同じ夢を持つ仲間が周りにはたくさん居るので勉強するのも楽しいし、様々な地方から集まっていたりするので、それにより友達の輪が広くなり以外な所での共通点があったりします。

入学当初友達の居なかった私は現在たくさんの友達に囲まれてとても良い環境で勉強に部活と、両方を楽しめています。この大学を選び、この学科にして本当に良かったです。ぜひ、たくさんの友達をつくって楽しい大学生活を送ってほしいと思います。

■□■

新入生へのメッセージ

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

毎週1回ある研究入門ゼミは、とてもアットホームな雰囲気で活動します。子どもや教育、時には社会について考えたり、議論したりすることもあります。児童教育学科では、ゼミ単位で活動する行事がたくさんあります。昨年度私のゼミでしたことを一部紹介します。

まず最初は、新入生セミナーでの劇を作り上げることから始まります。入学していきなり、1から劇を作れと言われて最初は戸惑うかもしれませんが、この劇づくりを通してクラスの団結力は確実に固くなります。実際私がそうだったのですが、地方から来たばかりで不安だという方もこのセミナーできっと馴染めるようになると思うので、安心してください。

それから、社会問題についてディベートをしました。ディベートを通して、自分の発言力の向上だけでなく、他の人が考えることへの理解も深まります。前期最後のゼミではみんなで電車や自転車に乗って近江八幡に行って、草刈りのボランティアやバーベキューをしました。

後期では、ゼミの先生が変わって、フレッシュな気持ちでスタートしました。私のゼミでは、みんなで読みたい本を選び、チームに分かれて、その内容の解説を前に立ってするという活動をしました。本を読み込むので、大変な作業ではありますが、みんなの前に立って自分の解釈を説明するというのは将来、人前に立つ仕事をするであろう私たちにとって良い経験になりました。

後期の行事としては学園祭や合唱コンなど、盛りだくさんです!

後期最後のゼミは、みんなで先生にダンスを披露して、立食パーティーをしました。

入学したてで、不安ばかりだった私が今や1年間を振り返ると本当に楽しい記憶ばかりです。新入生の皆さん!今を楽しみましょう!!そして、充実した1年を送ってください。

■□■

新入生へのメッセージ

私たちは前期と後期が先生の違うゼミでした。ゼミの中では原発についてのディベートや、本についつ深く読みそれを説明するなど他にもまだまだ色々なことをしてきました。どれもこれも高校ではしていないことばかりで、最初は戸惑うこともありました。でも、本当に勉強になることばかりでした。自分には知らなかったことがこんなにもあったのだと思った1年間でした。

入学してすぐは、不安だらけで大学た行くのが憂鬱になることもあると思います。実際私は少しありました。でも、そんなことすぐに吹っ飛びました。まず、新入生セミナーでの劇やクラスの子との触れ合いですごく良い学部だなと思いました。その後もクラスで色々する機会があるのでどんどんクラスの絆は深く強くなりました。

次に、児童教育学科は他の学部にはない、行事をします。運動会や合唱祭などです。他回生との繋がりもできます。そしてその中で、児童教育学科の暖かさをすごく感じました。入学してすぐの頃にあった不安など今は少しもありません。勉強面では少しありますが、すごく楽しい大学生活を送れています。

橘大学を選んだ理由は人それぞれだと思います。第一志望の子もいれば、滑り止めだった子もいると思います。でも、そんなの関係なく橘大学での大学生活を楽しんでほしいです。そして、ゼミでのクラスの子との触れ合いや、行事での他回生との繋がりから児童教育学科の暖かさを知ってもらいたいです。そして、1年が終わる頃には私たちのように橘大学に来てよかったと思ってもらいたいです。そのために私たちが色々サポートするので、頼ってもらえると嬉しいです。

最初に抱いた不安が消えて、一年間を仲間たちとともに充実した形で駆け抜けることが出来た様子が読み取れる。実に嬉しい。

最後のダンスの後、生協食堂の一画を借り切ってパーティを行った。

ノンアルコールのジュースであれだけ盛り上がれるのが18、19歳だなあと思った。しかし、それだけではないだろう。充実した一年間があの笑顔を生み出したのだと思う。

パーティの会場で、セーラー服を着ていた男子学生に質問してみた。

『なんであの格好でパーティに参加しなかったの?』

「いやあ、それはないです。サークルの先輩たちも見ています」

『いや、とても良かったのに』

「いや、このクラスだったらいいですけど、それ以外はないです」

と答えていた。

そうなのだ。このクラスでならなんでもできる。その実感を子供達に持たせるのが担任の仕事であり、本学で言えば一回生ゼミのクラスアドヴァイザーの仕事なのだと思う。

『君も、そういう、このクラスならできる!と子供達が思えるクラスを作れる先生になるようにね』

「はい」

とてもいい返事だった。

こうして、一年間が終わって行く。

しあわせなことだ。

2014/01/23

サッサと若年寄として引退して

それにしても、Google+のハングアウトには、驚き。ビデオ

会議が実にやりやすい。相手のPCの画面を共有できるのだ。相手のMacの画面を見ながら、私のMacの設定ができる。実に凄い

そして、嬉しいのはそういう情報をさっと教えてくれて、協力してくれる若い優秀なパートナーがいること。こういう人たちを見ていると、サッサと若年寄として引退して、ポジションを譲るべきかもしれないなあと思う。

もう少しやりたいことをやりきってからなのだが、私が居続けるより譲った方が良いだろうなあと思える若き才能に出会えるのは、嬉しい。

まだ信じられないが、今日で2013年度の私が担当する全ての授業が終わったことになる

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まだ信じられないが、今日で2013年度の私が担当する全ての授業が終わったことになる。今日は四回生ゼミと四回生の教職総合演習。彼らにとっても、大学四年間の授業の最後の授業になった。

次に彼らに会うのは、1/30の卒論発表会。そして、その後は卒業式の前日、卒業式となる。ま、途中に追い出しコンパや春合宿もあるので、そこで会うかもしれないが。しかし、もうその位だ。

卒業式の前日まで髪の毛の色がとか、スカートの長さがとか指導していた身としては、授業の終わりが学生達とのおしまいというのは、8年も大学にいるのにまだどうも慣れない。

しかし、「ネロ」じゃあないが新しい季節への準備はもう始まっている。それぞれの回生で、次の出会いと学びに向けてスタートを切っている。大学は来年度の人事の打ち合わせや授業の成績付けや入試や何やらで、授業が終わってから益々忙しくなる。そして、この授業の無い時間が研究に費やせる時間となる。つかの間の休息を取れる時間でもある。

ま、兎に角終わった。
御慶である。

で、今晩、明日とまだまだ大きな挑戦がある。
気持ちをさらに引き締めて挑もう。

面白い授業のアイディア

http://warapappa.jp/archives/1573939.html

面白い。歴史の授業でやらせたい。
国語科とタイアップしてやらせたい。
できれば、

http://portal.nifty.com/2010/02/21/b/

と一緒に。

「第二は何ですか?」

年度末だからだろうか、道路工事が多い。安全第一の看板があちこちにある。

ふと思った。では、第二は何なのだろうかと。

安全第一は、誰も反論できないだろう。本音は第二に隠れているのではないか。それぞれの工事現場で、「第二は何ですか?」と聞いて見たら面白そう。

• どやポイント!!!

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次年度に教育実習を迎える現2回生に向けて、実習を終えた現3回生があれこれ話すという教育実習事前指導なう。

私のゼミ生たちが、2回生に話す。
私は、はいどうぞというだけであとは全部3回生がやってくれる。
本当に何もしない。

黒板に書いたのは、私のためにこの6限が終わる時間の「〜19:40」という表示のみ。
彼らが書いたのは、それぞれの発表の柱。以下の通りである。

• オリエンテーションについて
• 授業数
• 指導案、指導案数
• 学年、学校、地域
• 研究授業について
• どやポイント!!!

「どやポイント!!!」ってなんだろうと思って最初の発表を聞いていたのだが、なんと、自慢するポイントとのこと。面白いなあ、こう言うんだ。

まだまだ説明の仕方が甘く、口癖も直っていないが、それなりに成長した実習後の3回生の様子を見るのは、嬉しいひとときだ。

2014/01/16

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一回生ゼミが面白い。なんだろう、話を良く聞くし良く発言をする。だから、つい話してしまう。だから、ついゼミが白熱してしまう。

私はこの予想以上の展開になるのが実に楽しい。
そこにいくの、そこからいくの、そういう展開になるの、そうやってここに戻ってくるのというのが面白い。

ところが、発表者が困ってしまうことにもなる。予想以上の展開をどう捌いて、どう纏めていくのか。ここがまだまだ不十分。そんなトレーニングを積んで来ていないから。だから、このゼミでやっている。

『大丈夫。仮説を出せ。答えでなくていいい。仮説だ。その仮説をこのゼミで検討しよう。ゼミは、みんなで答えを出す場だ。発表者が混乱しているのであれば、聞いているゼミ生が纏めればいい。みんなで考える場だ』

ちなみに、今日は『AさせたいならBと言え』の講読。その中の語句で「無駄な努力」について「無駄な努力はあるのか」ということについての議論。これが構成主義の内容にまで踏み込んでいくのだから面白い。ま、一回生なので構成主義と意識しているわけではないので、私が注釈を入れての議論になるわけだが、面白い。

来週のゼミは発表のあと、学生たち主催の、一回生ゼミフェアウエルパーティも企画されている。後期からの担当で15回しか授業をもっていないのだが、いい感じのクラスに育っている。なかなかいいなあ。

正解は〜〜

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帰宅前に家に電話をした。
「お父さん?」
『を、娘(6)か』
電話に直接娘がでるのはまだ珍しい。
『お母さん、どうしている?』
「夕ご飯を作っているよ」
『夕ご飯は何?』
「では、問題です。1番、シチュー。2番、カレー。3番、餃子。4番、パスタ。さてどれでしょう!?」
『えー、2番と昨日の残りの3番の餃子!!』
「正解は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







































帰ってからのお楽しみ!」
だと。

やられた(^^)。
帰ろう。




書き始めを「仮に」決めたら書けた

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よし。予定の部分は書けた。3564字。7時間のうち、まあ、3時間位はどこから切り込もうかとウロウロしていたとは思うが、書き始めを「仮に」決めたら書けた。

他の先生たちの文章と比べると、実に軽い文章になっていると思う。重々しい学者の文章になっていないなあと、書き上げたものを読み返してそう思う。が、私らしい文章にはなっていると思った。

学術系の文章に私らしさなんて要らないのかもしれないが、そこに拘ってしまうのが私なわけで。ま、編集者さんからダメと言われたら直します。OKならこのままGoです。

必要な文字数はほぼ足りていますが、これから書き足しが2000字位あるでしょうから、その2000字を書き切って、その後、バッサバッサと末節の部分を、枝の部分を刈り取り切り取りする作業に入ります。

明日は授業が移動して、執筆の時間が生まれました。ここを生かさねば。今日だって橘高校が負けたので執筆の時間が出来たわけだし。論文の初稿が戻って来たからこれを校正して、2013年の業績リストを作って、新年会の連絡調整をして、今日の文章の続きですな。

締め切りは1月19日。
頑張れ、オレ。

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あ、こいつぁあああ春から、縁起がいいわいなあ。

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そんな話をしながら、珈琲を飲んで過ごす午後

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今日は娘(6)の子守り。本を読んで原稿を書いてとしながら子守り。家には知人から頂いたクリスマスのベストアルバムのCDから音楽が慣れ続ける。スタンダードのクリスマスソングがずっと流れる。

『まるで一ヶ月前に戻ったようだなあ』
というと、
「戻ったらいいのに!」
と娘。

そうだよね、子どもにとっては年末年始はとっても楽しいもんね。
そんな話をしながら、珈琲を飲んで過ごす午後。

一輪車の練習を続ける娘

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一輪車の練習を続ける娘(6)。12/24から始めたのだが、諦めること無くやっている。私の手を握る力もだいぶ弱くなって来た。

娘は、気がつくと乗っている。そして、椅子代わりにしている。この位やることが大事なんだろうなあ。
一緒の日にサンタさんから一輪車を貰ったお友達があと二人いるそうだが、その子たちはなかなか乗っていないとか。

熱中が続く娘、いいねえ。

2014/01/13

明日の教室 2月 鈴木恵子先生

2月は、2月1日に行います。
鈴木恵子先生です。

鈴木先生は、有田和正先生をして、日本一の授業と言わしめた先生です。
既にご退職されていますが、その実践の豊かさを私たちは引き継ぎたいと思います。

ご参加ください。

http://kokucheese.com/event/index/140737/



2014/01/12

分厚い実践から生まれる説得力のある講座であった

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明日の教室、懇親会まで終了し、帰宅。
今回は、いつものメンバーの他に新しい人が多かった。いいなあと思う。明日の教室は、通常の教育研究会と違う所がいくつもあるが、大きな違いはノルマが無いこと。来たいとき、来られる時に来ればいい。

私たち事務局は、その時その時でベストの人をお招きする。
だが、それは受講する人とは関係ないこと。
私だっていきたくてもいけない研究会はいくらでもある。
だから、参加者には強制はしない。
(ああ、行きたい)
と思う講師と環境を用意するだけ。

案内はするが強制はない。だから、会員名簿も無い。ま、一年間に一回参加されれば、ご案内のメールは送るようにしている。こういうスタイルの研究会は今まで日本に無かったんじゃないか、というのは千葉大学の藤川大祐さんの感想。そんなことは考えたこともなかったが、そうかもしれない。

今日の三宅先生の講座は、もう言うまでもない。
分厚い実践から生まれる説得力のある講座であった。
考えるということは、具体的にどういうことなのか。
教師が良く出す指示の、「〜について考えてみましょう」というとき、
その考えるってのは、具体的にどういうことなのかを考える講座であった。
thinking toolを駆使してそこに迫っていた。

で、今日は明日の教室始まって以来のことがあった。
講師の先生の教え子がサプライズで参加していたのだ。私の教え子が来たことはあったが、講師の先生の教え子がサプライズでというのは、初めて。

いやあ、凄い。
講座の根拠と言うか、証拠と言うか、証人というか、その人がいる。
10年前の教え子だそうだ。
私の教え子が関西に仕事を得て、研究会に顔を見せに来たことはあるが、講師の先生の教え子が来たのは初めて。それだけ三宅先生に会いたかったんだろうなあと思う。

で、他にも濃い人たちが集まった。
日本の教育をなんとかしたいと思っている人たちが集まった。
面白いことが出来そうな気がして来た。

で、嬉しくて、食べ過ぎだろうなあと思いつつ、それを記念して乾杯。
付属高校のサッカーが完敗してしまったのを思い直して、乾杯。

前に進もう。

2014/01/07

『やる気はどこから来るのか 意欲の心理学理論』(奈須正裕 北大路書房)を読んだ。

『やる気はどこから来るのか 意欲の心理学理論』(奈須正裕 北大路書房)を読んだ。

http://www.amazon.co.jp/やる気はどこから来るのか―意欲の心理学理論-心理学ジュニアライブラリ-奈須-正裕/dp/4762822809

「為せば成る」は本当なのだろうか?という問いから論を進めて、やる気が発生するメカニズムをいくつかの古典的な研究を紹介しながら説明している良書。

セリグマンの学習性無力感
ランガーの統制の幻想
ワイナーの原因帰属理論

などの理論を説明しながら、やる気を説明していきます。
小中学校で子供達に「頑張りなさい」「努力が大事です」という古典的な指導をする先生の課題。また、そういう指導をされてしまう子供達に、どうやったらそこの息苦しさから脱出することができるのかのヒントを与えています。

多くの小中学校の先生が、
(ああ、あのことはこのことなんだ。理論的にはこう解決されているのね)
と思う事例が出てきます。
お薦めです。

『本当は怖い小学一年』(汐見稔幸 ポプラ新書)を読んだ。

『本当は怖い小学一年』(汐見稔幸 ポプラ新書)を読んだ。
http://www.amazon.co.jp/006-本当は怖い小学一年生-ポプラ新書-汐見-稔幸/dp/4591136353

汐見先生が、こんな本のタイトルを付けるわけが無いと思って読もうと思った。
小一プラボレムについて書かれることは想定していたが、それは心地よく裏切られた。小一プラボレムは、小学校一年生が小学校で席に着くことが出来ない等の問題についてつけられた名前だ。これは、席に着くことの出来ない小学校一年生が悪いと言う見方である。

しかし、汐見先生はここに異論を唱える。
席に着くような勉強の学校の方が問題があり、それが怖いと言うのだ。
工業社会、産業社会をベースにした現在の日本の学校のあり方を問い直さないまま、情報化社会に行きていく子供達に、旧システムの学校で対応しようとする結果が、小一プラボレムなのだと言う。つまり、子供達からの、NOの意見表明なのだ。

では、それについてどのような学びを創ればいいのだろうか。
遊びの本質と、学問の本質は、「カオス(混沌)からコスモス(秩序)を紡ぎ出す」点で一致している、いや芸術も同じだ。ただ、「要するに、メディアが違うだけなのだ」などの指摘も非常に面白い。

学校はどうあるべきだろうか。これも本書の後半で、世界の事例を元に述べられている。
189pの薄い本ではあるが、とても刺激的な本であった。

ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活

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正月に帰省した。娘(6)の相手をしてくれて、この偏屈な私の日常をも受け入れてくれる私の実家と奥さんの実家には実に感謝している。とても良くしてくれる。ありがたい。

が、一つだけ我慢しなければならないことがある。
いや、それはハンモックに乗れないということではない。ハンモックは持参して帰省している。本も読めるし、お酒も飲めるし、コンピュータにも問題は無い。一つだけ我慢しなければならないのは、庖丁を握ることである。

私は一日に一回庖丁を握らないと、どうも落ち着かないタイプだ。
料理が好きなのもあるが、私の中に住む野蛮を庖丁が溶かしてくれる感じがあるのもいいのかもしれない。良く研いである庖丁で野菜を切り、肉や魚を切るのは実に気持ちがいい。が、これが帰省中は出来ない。おいしい料理を作って待ってくれているのに、私が庖丁を握ってあれこれするのは、流石に出来ない。

だから、ここは辛い。
今回は特に辛かった。
なんとなれば、家から持参していたからなのだ。

吉實の特鋼の洋庖丁、
http://yoshizane.sakura.ne.jp/index.html
鍔屋の出刃、
http://www.kappabashi.or.jp/shops/100.html
奈良菊一文殊の小出刃
http://www.kikuichi.com/catalog/

である。
これらは私のマイ包丁の一部だ。刃こぼれをさせてしまったので本格的に研ぎ直さなければならないと思っていたのだが、帰省先に専門の研ぎ師が来ていると言うのを知って、わざわざこの三本を持って帰っていたのだ。

出来上がって来たのは、奇麗に研がれた庖丁。
それを持っていながら、台所に立てない。
ああ、これは辛かった。

で、今晩その三本を握った。
ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活。
それぞれの味わいがいい。

また、料理するぞ。

京都橘高校全国大会にバレー、サッカー出場中

京都橘高校に電話でお願い。
『1/11は勝って下さい。でないと、1/13の決勝の応援に行けません!』
友人の中学部の教頭先生は、応援関係のまとめ役で、その教頭先生にお願いしました(^^)。

http://www.ntv.co.jp/soc/

星稜高校とは一度練習試合をしていて、そこでは勝っているとのことなので、やや興奮の私。

さらに、実は女子バレーも全国大会で明日が結構大事な試合。その応援もあってなかなか忙しい付属高校。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140106/kyt14010603190002-n1.htm

応援できるってのは、実に嬉しい。

新年が動き出した

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新年が動き出した。
キャンパスはとても寒い。寒いが、不思議なもので一月はなぜか春を感じる。旧暦ではまだ師走なのに、春を感じてしまうのは面白い。たった一週間しか過ぎていないのに。

本日は、2限の3回生ゼミと4限の模擬授業をさせる国語科教育法2。実は、3回生ゼミは今日でおしまい。新年の一発目の授業が、一年の最後の授業であると言うなんともしまりのないもの。気合いを入れていいんだか、抜いていいんだか分からない。

が、ゼミそのものはとても良い感じで終わった。というか、終わらなかったので急遽3限も延長してやった。私の年末年始のあれこれの中から学生達に関連しそうなことを話し、議論。学生は、卒論のテーマに関する本を読んで来てそれをベースにして発表をし、あれこれ話をする。

ゼミの良さは、あれこれ話せること。
「それテーマと関係ないことやろ!」
というものも、そこから続けて行くと思わぬ所をきっかけとして、実は思い切りテーマに関係があることになったり、自分のテーマに関することを話していたつもりなのに、他のゼミ生のテーマに関わる重要な話になっていたりとなる。

教育実習を終え、卒論に関係するテーマの本を読み込み始めた彼ら彼女らは、少し自信のある話し方が出来るようになり、自分に何が足りないのかを理解するようになって来た。例年より、やや早い感じがする。これが吉と出るのかそうではないのかは、まだまだ分からないが、今の感触では良い感じだ。

3回生ゼミは、3月の合宿までに卒論の目次案ver.1を書いてくることが宿題。授業は今日で終わりだけど、採用試験と卒論の一年が始まる。

写真は、琵琶湖特産のブラックバスのフライのハンバーガー。なかなか美味しいです。大津SAで買えます。

おとうさんがどこでもドア

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諏訪湖SAで食事をした後、眠っていたら見覚えのある大津のSAに到着した娘(6)
「あれ? どこでもドアみたい」
と。
そりゃあそうだ。
『いいね、どこでもドアは』
と言えば、
「子どもはみんなそうなの。お父さんも子どもの頃はそうだったでしょ?」
と。そりゃそうだ。

だが、いまでも新幹線や飛行機やバスに乗ったら、そこはどこでもドア状態だ。年末年始関係なく動いてくれる公共交通機関。
ありがたいことです。

娘が公共交通機関に自由に乗れるようになるまでは、おとうさんがどこでもドアをやりましょう。

写真は、中央道からの八ヶ岳。奇麗でした。

ということで、吉例の池田卒業生関連等新年会に昨日出掛けていった

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ということで、吉例の池田卒業生関連等新年会に昨日出掛けていった。

毎年1/3にやっている。かれこれもう20年以上やっている。塾の時の卒業生たちと集まって呑んでいたのだが、そこに中学の卒業生が加わるようになり、いまは瑞雲中学校の時の教え子たちが幹事を引き受けてくれて、続いている。ありがたいことだ。

毎年一人、二人と驚く卒業生に再会する。
今年は、プロレスラーになっていた彼。
名乗られるまでは、全く分からなかった。
大学を中退してプロレスラーになり、その後引退してバスの運転手、今は鳶職とのこと。

いやあ、驚き。
なんという人生なのだ。

また、早くに子どもを授かり、三人目を宿している彼女は、
看護婦をしているとのこと。
それもER担当だという。
『うちの親が倒れたらよろしくな』
と思わずお願いしてしまった(^^)。

中学の時の彼ら彼女らには、確かにこんにちの、彼ら彼女らの芽があったと思う。30歳になった彼ら彼女らの姿を見ると、確かにそう思う。
しかし、15歳の時の彼ら彼女らを見ていた私は、その部分がこのように成長するとは殆ど予測できなかった。

目の前の学習指導や生徒指導、行事などに追われていた方が多い。
彼ら彼女らのその芽を大事に育てようとは思っていた。
思ってはいたが、果たして何か役に立ったのかなあと、毎年思う。

しかし、彼ら彼女らは
「先生の御陰で」
「先生のあの授業が」
「先生のあの詩のノートが」
と話してくれる。ありがたい。

そして、ここに来ることの出来なかった卒業生のことを思う。
来たくても来られなかった卒業生。
来たいとも思わなかった卒業生。
情報そのものが届いていない卒業生。
どうしているかなあと思う。
勿論、この会なんてまったく必要の無い生活をしている卒業生が殆どであろう。だけど、教師ってのは勝手にあれこれ思うんだよなあ。

一年間の時間をおいて、近況を報告し、教え子の子どもを抱っこさせてもらったり、それぞれの健康を喜ぶ。
また、
「結婚したい!」
という声を聞き、
「髪の毛が薄くなって来た」
と言う嘆きも聞き、今年一年の抱負を語り合い、中学生の時と変ってない顔を見ながら、「先生、お変わりありませんね!」
と言われながら、彼ら彼女らの成長を見て、私の老化を実感して、また一年後の再会を楽しみにする。

二次会から参加できると思いますと言ってた新幹線の運転手は、まさかの有楽町の火災、その後の対応で参加できずとなった。残念。

三次会はバーに行き、その後、最古参の塾のときの卒業生と、私が教師をし彼が塾の生徒だった時の校舎の近くのラーメン屋でラーメンを堪能し、帰宅するのでありました。
(1/3は、もう働いている卒業生も多くいるし、今度は盆休み辺りに一回やるかなあ)
と思いながら、帰宅する幸せな私でありました。

今年、都合が悪かったみなさん。来年も1/3に昭島で13:00からやります。
来年は、是非、都合を付けて参加してくださいね。

めでたしめでたしの新年であった

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吉例により、年末年始は東京の実家に帰省。
この年まで両家の両親がいてくれるというのは、実にありがたいことだ。

今年は車で帰省。
渋滞の予測を見ながらどのルートで帰るかを考える。
行きは、第二名神、名古屋湾岸、新東名、富士五湖、中央道で帰る。新しい道は車幅が広くて走りやすい。ただし、SAが充実しているので、ちょっと休むつもりが結構な時間を使ってしまうと言う欠点がある。

帰りは、中央道、名神で。距離は長いが渋滞予測で渋滞が示されていなかったのでこちらをチョイス。なんだかあっという間に帰って来てしまった。高速道路をクルーズしていたら到着って感じであった。タイヤも新しいし、車検も通ったばかりだし、高回転で踏ん張るだけでなく、太いトルクで背中を押される感じで気持ちよくクルーズであった。

東京では、本は殆ど読めず、紅白歌合戦のあまちゃんを見て、箱根駅伝で母校を応援し、ちょっと買い物をして、食べて寝て、昔の卒業生たちと新年会を開き、娘(6)とデートでサンリオピューロランドに行って、京都橘高校サッカー部が全国大会で勝ち進んでいるのを確認しておしまいであった。

親が元気であることの幸せと、親族が久し振りに会えたことと、娘の成長を見せられた喜び。卒業生の近況に触れられたこと。これだけで十分。

めでたしめでたしの新年であった。

写真は両家のお雑煮。どちらも美味しい。
http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/zouni/zouni/zouni_map.html
でいうとどうなるのかと考えたのでありました。

2014/01/01

改年吉慶先目出度覚候

甲午睦月朔日

改年吉慶先目出度覚候

https://www.youtube.com/watch?v=zdcmkR5KJtk

少しだけでいいので、今年は世界が幸せになりますように。
その為に、精一杯やるべきことをやり、やりたいことをやりたいと考えています。
今年もよろしくお願いします。

どちらさまも良い年をお迎えくださいますように。

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昼前から娘(6)と買い出しに出掛ける。
奥さんの実家にいて、まあ、まだ娘は戦力にならないので私と一緒に出掛ける。私は幸せだし、それでいい。

東京の家の近くにある聖蹟桜ヶ丘近辺であれこれ買い物。
お正月の遊びの道具、羽子板、凧、犬棒歌留多、新しいお茶碗、今晩の鮪と買い続ける。途中でパスタを食し、ティラミスを楽しみ、さらに正月のお酒を買い込む。

ご主人に「今年の出来のいいもの」と言われたものをごっそりと買い込む。去年のお薦めが「屋守」で、これは一年間で40リットルは呑んでしまったであろうヒットになったので、今年はこれを越えてくれるものに出会うのはまあ難しいだろうなあと思いつつ、買い込む。さて、大当たりは出るだろうか。楽しみ。私の好みを熟知してくれているプロというのは実にありがたい。

車を洗車して、拭き上げを娘と楽しみ、近くの河原に向かう。
今年最後の夕陽を楽しむ。

こうして一年間が過ぎていく。
昨日、465kmをかっ飛んで来て、年末の最後の一日を東京で過ごす。
8年前までは、ここでの生活が日常だったんだよなあと思う。
こうしてこの街の景色を「懐かしい」という感覚で見る日が来るとは思いも寄らなかったが、現実にそう思いながら見ている。8年前には影も形も無かった娘と一緒に見ている。

実に不思議な感覚だ。

今年は、実はかなり大変なことがあった一年だった。
年をまたがなくて良かった。

悲しい別れもあった。
私のことを師匠!と呼んでくれていた臼井直人さんとの突然の別れは、未だに信じられない。年賀状を書くとき、書けないのだと思ったときですら、まだ信じられない。でも、受け入れなければならない頃なんだと思い始めている。

しかし、それ以外のことで言えば、かなり激しく充実した一年だったことは間違いない。授業に没頭することも出来た。年末には小学生とネットで生中継のコラボの授業も出来た。ゼミ生は今まで最高の合格率の8割を叩き出してくれたし、講演、講座は各地で好評を博したし。北海道には授業の合間を縫って二週間で三往復もした。明日の教室も充実していたし、多いに学べた。本業の研究については、そのタネを十分に蒔くことができ、来年は勝負の年になると感じられている。書かねばならない文章は、まだまだ残っているが、新しく書きたい文章がドーンと増えるだろう。大変だけど楽しみだ。

家族の大きな問題はなく、寧ろ娘(6)の成長を心配しつつも楽しく見守り、遊んでもらえた一年であった。

美味しいものを作り、食べ、呑み、美しいものに触れ、多くの本を読み、考え、クリエイトしという一年でありました(^^)。

私の人生に新しく出会って下さったみなさん、来年もよろしくお願いいたします。昔から遊んで下さっているみなさん、来年もまた遊んで下さい。

写真は、2013年最後の夕陽。
どちらさまも良い年をお迎えくださいますように。

さ、年越し蕎麦だ、紅白だ。

2014年の新春のラインナップです

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2014年の新春のラインナップです。準備完了。新春居酒屋が開けます。

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新東名 御殿場付近からの富士山

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帰省の景色 1

新東名高速道路。
左に伊豆半島を従えて、駿河湾に沈んでいかんとする晦日の落陽。ゴール迄あと160キロ。渋滞、事故もなく予定通り。

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2013年晦日の日の出

パノラマで。いい年の瀬です。

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