« ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活 | トップページ | 『やる気はどこから来るのか 意欲の心理学理論』(奈須正裕 北大路書房)を読んだ。 »

2014/01/07

『本当は怖い小学一年』(汐見稔幸 ポプラ新書)を読んだ。

『本当は怖い小学一年』(汐見稔幸 ポプラ新書)を読んだ。
http://www.amazon.co.jp/006-本当は怖い小学一年生-ポプラ新書-汐見-稔幸/dp/4591136353

汐見先生が、こんな本のタイトルを付けるわけが無いと思って読もうと思った。
小一プラボレムについて書かれることは想定していたが、それは心地よく裏切られた。小一プラボレムは、小学校一年生が小学校で席に着くことが出来ない等の問題についてつけられた名前だ。これは、席に着くことの出来ない小学校一年生が悪いと言う見方である。

しかし、汐見先生はここに異論を唱える。
席に着くような勉強の学校の方が問題があり、それが怖いと言うのだ。
工業社会、産業社会をベースにした現在の日本の学校のあり方を問い直さないまま、情報化社会に行きていく子供達に、旧システムの学校で対応しようとする結果が、小一プラボレムなのだと言う。つまり、子供達からの、NOの意見表明なのだ。

では、それについてどのような学びを創ればいいのだろうか。
遊びの本質と、学問の本質は、「カオス(混沌)からコスモス(秩序)を紡ぎ出す」点で一致している、いや芸術も同じだ。ただ、「要するに、メディアが違うだけなのだ」などの指摘も非常に面白い。

学校はどうあるべきだろうか。これも本書の後半で、世界の事例を元に述べられている。
189pの薄い本ではあるが、とても刺激的な本であった。

« ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活 | トップページ | 『やる気はどこから来るのか 意欲の心理学理論』(奈須正裕 北大路書房)を読んだ。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活 | トップページ | 『やる気はどこから来るのか 意欲の心理学理論』(奈須正裕 北大路書房)を読んだ。 »