ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活
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正月に帰省した。娘(6)の相手をしてくれて、この偏屈な私の日常をも受け入れてくれる私の実家と奥さんの実家には実に感謝している。とても良くしてくれる。ありがたい。
が、一つだけ我慢しなければならないことがある。
いや、それはハンモックに乗れないということではない。ハンモックは持参して帰省している。本も読めるし、お酒も飲めるし、コンピュータにも問題は無い。一つだけ我慢しなければならないのは、庖丁を握ることである。
私は一日に一回庖丁を握らないと、どうも落ち着かないタイプだ。
料理が好きなのもあるが、私の中に住む野蛮を庖丁が溶かしてくれる感じがあるのもいいのかもしれない。良く研いである庖丁で野菜を切り、肉や魚を切るのは実に気持ちがいい。が、これが帰省中は出来ない。おいしい料理を作って待ってくれているのに、私が庖丁を握ってあれこれするのは、流石に出来ない。
だから、ここは辛い。
今回は特に辛かった。
なんとなれば、家から持参していたからなのだ。
吉實の特鋼の洋庖丁、
http://yoshizane.sakura.ne.jp/index.html
鍔屋の出刃、
http://www.kappabashi.or.jp/shops/100.html
奈良菊一文殊の小出刃
http://www.kikuichi.com/catalog/
である。
これらは私のマイ包丁の一部だ。刃こぼれをさせてしまったので本格的に研ぎ直さなければならないと思っていたのだが、帰省先に専門の研ぎ師が来ていると言うのを知って、わざわざこの三本を持って帰っていたのだ。
出来上がって来たのは、奇麗に研がれた庖丁。
それを持っていながら、台所に立てない。
ああ、これは辛かった。
で、今晩その三本を握った。
ぐっぅあああああああああ、凄い切れ味が復活。
それぞれの味わいがいい。
また、料理するぞ。
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