生協の昼ご飯は一人で食べる会の会長
4/10
今年度も、生協の昼ご飯は一人で食べる会の会長をしている。いや、何が何でも一人でというのではない。その場に知り合いがいたら一緒に食べる。が、何が何でも誰かと一緒でなければダメというのではない。
昼ご飯は、誰かと一緒に食べるものという考え方の支配が強すぎる気がする。それに負けてしまう学生達がいる。いわゆる便所メシだ。私が見た所本学科の学生にはいないように思うのだが、でもこの支配は強いように感じる。
一人で食べている人は友達のいな寂しい人というレッテルが貼られるのだ。
私は、大学に移った時にとにかく嬉しかったのが、昼ご飯がゆっくり食べられるということであった。2限、3限と続くと食べている時間は短いのだが、それでも生徒のことを気にしながら食べなくていいのは、非常に大きい。
「先生、友達いないんですか?」
と馬鹿なことを聞く学生が居たが、一人で食べられる幸せを感じているのである。
それから、もう一つ。
私が一人で食べるということは、一人で食べざるを得ない状況になっている学生達へのメッセージになっていると思うのだ。一人で食べるでいいじゃないかというメッセージ。
今年度も、生協の昼ご飯は一人で食べる会の会長をしている。
写真は、生協食堂から見える紅枝垂れ桜。
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