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2014/07/09

6+3=3

7/4

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『子供は子供なりの論理を持って物事を考えている。だから、大人の論理だけで、この子供は出来るとか出来ないとか判断してはダメだ』
と学生たちによく話している。
それを娘(6)でまさに実感した。

算数の問題である。

男の子が6人います。女の子が3人います。
Q どちらの方が何人多いですか?

と言う問題を娘は宿題で解いていた。
式を見ると、以下のように書いてあった。

6+3=3

勿論娘は、足し算は出来る。
しかし、6+3=3と書いたのだ。
ここから私の謎解きが始まる。
答えの3は分かっているようなのだが、なぜ+になるのであろうか。

『差を比べるんだから、引き算じゃないの?』
「え、違うで。「多い」って書いてあるから、足し算やで」
なるほど。そこを根拠にしていたのか。面白いなあ。
『じゃあ、6+3はいくつ?』
「9!」
『あれ、6+3=3じゃないね』
というと渋々6+3=9と書き直す娘。
『6+3ってのはなんのこと?』
「男の子と、女の子の足した数」
『だよね。じゃあ、どっちがどれだけ多いというのはどうしたらいいの?』
「…」
あれこれ考えているようだったので、目の前にあった色鉛筆の束から、
男の子色の鉛筆を6本。女の子色の鉛筆を3本取り出して、あれこれ考えさせてみた。
『こうして、男の子の色鉛筆一本と、女の子の色鉛筆一本を一緒にして、どかすでしょ。同じことを、二回目、三回目とやると、女の子の色鉛筆と一緒になれない男の子の色鉛筆が出てくるでしょ』
「うん」
『何本ある?』
「3本ある」
『じゃあ、それが色鉛筆ではなくて男の子と女の子だったらどうなる?』
「6ー3=3 男の子の方が女の子よりも3人多い!」
『そうだね(^^)』

大人からしたら、なんでそんなところに引っかかるの?というところにひっかかって間違える。しかし、子供はそういうものだろう。自分の興味のあるところにあれこれひっかかる。娘の場合、散歩していても本を読んでいても人の話を聞いていても、自分が興味があるところに突入して行く傾向がある。だから、文章問題を読んでいても、自分が気になる言葉を中心にして問題を勝手に作り直してしまうのだろう。

「問題文を良く読みなさい」
と多くの先生はいう。しかし、良く読めば読むほど「多い」に拘ってしまい、正解に辿り着けなくなるはずだ。その子供の論理構成、展開を理解した上で、その問題が求めている答えに辿り着けるような説明をしないとダメなんだよなあ、と改めて思う。

ちなみに、翌日の同じような問題は、見ていたら解けていた。
ああ、良かった。

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